1944年のヴィンテージデニムジャケットの名作「TYPE 1st 大戦モデル」をモチーフに、素材を1.3mm厚のタンニン渋なめしのホースハイド(茶芯馬革)で再現したGジャンタイプのレザージャケットです。

名作「大戦モデル」の誕生

1936年にGジャンの原点、通称「ファースト」が誕生しました。
1944年、第二次世界大戦時下の中、物資統制によりアメリカ政府が全ての衣料品メーカーに商品を簡素化(Simplified)することを要請したため、あらゆるディティールの変更を余儀なくされたファーストも、ポケットのフラップやフロントボタンの数などが省略されました。

この時代背景の反映により簡素化されたシンプルなスタイルが、通称「大戦モデル」と呼ばれ絶大な人気を誇り、後の一世紀近くに渡り世界中に愛されることとなる名作が誕生しました。

大戦モデルの特徴 (TYPE 1st WWⅡ)

商品仕様 (アイテムディテール)

目指したのは高級感ある大人な雰囲気のライトアウター

春や秋にはGジャン感覚で羽織るライトアウターとして、冬にはダウンジャケットやダウンベストと合わせるなど、タウンユースはもちろんですが、バイクに乗るときなど様々なシーンで活用できます。

こんな方へもおすすめ！
●Gジャンは好きだけどカジュアルなイメージが強いので、高級感ある雰囲気のアイテムが欲しい方

●ライダースに興味があるけど「厳ついイメージ」などで躊躇しておられる方

●初めてレザージャケットを購入したいけど、コーディネートが難しそうと思っておられる方

シンプルなデザインは、どんなスタイルともコーディネートできるので、持っておけば間違いのない万能レザージャケットです！

当時のディテールを再現しつつ、野暮ったさをなくすために腕周りなどはシャープに現代風のシルエットへ落とし込みました

バックスタイルはT字にセパレートされた通称「Tバック」仕様

身頃裏地は丈夫なコットン100%仕様、袖裏地は腕通しの良いポリエステル100%仕様

【Y's Works】オリジナルブランドタグ

大戦モデルの象徴でもある左胸の大きなワンポケットは、フラップがないので携帯電話などの出し入れがスムースで使い勝手抜群です

フロントプリーツにBOXステッチ仕様。デニムのGジャン同様に経年変化によりパッカリングが現れヴィンテージジャケットのような雰囲気になります

デニムのGジャン同様、丈夫な太番手のスパン糸で縫製。厚みのある革の重ね縫いを通常よりピッチを細かく縫製するには高い技術が必要です

Tバック＆肩甲骨辺りから腰にかけて配置されたバックプリーツ仕様。着用した際の背中や腕周りの突っ張りをなくして広い腕の可動域を実現

「TYPE 1st」の象徴でもあるシンチバックベルト仕様

着込めば着込むほど表面の染料が落ちて茶芯が現れ、ヴィンテージのレザージャケットのような雰囲気にエイジングします

縫製
デニムのGジャンの縫製には通常オレンジステッチやイエローステッチが使用されますが、レザーの重厚感を引き立たせ大人の雰囲気あるアウタージャケットに仕立てるため、全て「ブラックステッチ」仕様。

仕様
表地：ホースハイド(馬革)
裏地(身頃)：コットン100%
裏地(袖裏)：ポリエステル100%

なぜGジャンと呼ぶ？
GジャンはJena Jacket(ジーンジャケット)、Denim Jacket(デニムジャケット)なのに、なぜ「Gジャン」と呼ぶのか？「Jジャン」または「Dジャン」じゃないの？
G.Iジャンパー＝Gジャン
日本には戦後多くのアメリカ人(軍人)たちが日本へやってきました。そのアメリカ軍人が身に付けているジャンバーを見て、G.I(アメリカ軍人）が着用しているジャンバー、略して「Gジャン」となったのです。

素材 (マテリアル)

Y's Worksがレザージャケットの企画・制作する時に重要視しているのは革の選択です。
作りたいレザージャケットに合う革が市場にないときは、オリジナルの革の企画・製作から開始します。

●今回のプロジェクトで使用した素材は、タンニン渋なめしの1.3mm厚のホースハイド(茶芯馬革)です。

●タンニン渋なめしの特徴である赤みのかかったブラックの銀面には、馬革独特の濡れたような美しいツヤとシボがあります。

●顔料の使用や表面加工はしておらず、染料のみで染色した素上げのような革です。

●光加減や部位により下地の茶芯が薄っすらと浮かんで見えることから素晴らしいエイジングが期待できます。

●着込めば着込むほど馬革独特のツヤが増し、深いシワが刻まれ立体的になり、 ヴィンテージのレザージャケットのようにエイジングします。

馬革は硬くて重い？

「硬くて重い」イメージの馬革ですが、本来、馬革は牛革に比べて比重も軽く、しなやかで柔らかい、自然な艶の美しい素材です。

馬革のレザージャケットで非常に硬いものは、仕上げ時のパラフィン(蝋)やワックスなどの加工、表面の艶が強いものは顔料スプレーの吹付け加工による場合があります。

Y's Worksのレザージャケットは、素材本来の良さを生かすために、必要以上の加工をしていない革で制作しています。

タンニン渋なめしの1.3mm厚のホースハイド(茶芯馬革)

光加減や部位により下地の茶芯が薄っすらと浮かんで見えます。

革の裏面や裁断面(コバ)には茶芯が見えます。

革のなめし(鞣し)について

なめし(鞣し)とは

原皮の硬化と腐食を防ぎ「皮」から「革」へと柔らかく変化させる工程を「なめし(鞣し)」と言います。

なめしの方法は「タンニンなめし」と「クロムなめし」の2つが主流です。

「タンニンなめし」とは化学薬品を一切使用せず、植物のタンニン(渋)を用いてなめす方法です。「皮」から「革」へと変化した段階でベージュ～茶色

「クロムなめし」とは塩基性硫酸クロムと呼ばれる化学薬品を用いてなめす方法です。「皮」から「革」へと変化した段階で青白色

タンニンなめしの革はじっくりとタンニンを革の芯まで浸透される必要があり、20以上の行程、２ヶ月以上の期間を要するので非常に高価になります。
その為、世の中に出回っている90%の革は短時間で大量生産可能なクロムなめしの革です。

タンニンなめしの革の特徴

●タンニンには皮の繊維を収縮させる効果がある為、コシのある丈夫な革になります。

●タンニンの酸化や紫外線によって色が変化する為、エイジングによる色の変化などが素晴らしく、革を自分で「育てる」楽しみがあります。

●化学薬品を一切使わず、天然の水溶性化合物のみを使用しているので、人にも環境にも優しい革です。

高品質なレザージャケットをお求めやすい価格帯でご提供

着用シーン (コーディネート)

ジーンズ、チノパン、カーゴパンツなどにインナーはTシャツ1枚で合わせる王道のコーディネート

パーカーやニットなどの重ね着で、Gジャンやジャケット代わりに気軽に羽織れる高級感あるライトアウターとしても活用できます

ダウンジャケット、ダウンベストなどとの組み合わせで、防寒性・防風性を兼ね備えたコーディネートを楽しめます

男性モデルY
身長171cm
体重67kg
40(L)サイズ着用

男性モデルYコメント

「パーカーやダウンジャケットとの重ね着の場合は40(L)がジャストサイズでしたが、Tシャツ1枚の場合は38(M)がジャストサイズでした。」

女性がオーバーサイズで着用したコーディネート

女性モデルM
身長148cm
体重38kg
40(L)サイズ着用

女性モデルMコメント

「オーバーサイズでコーデする場合は40(L)でしたが、34(XS)でルーズフィットでした。」

サイズ表

レザージャケットのサイズ選択について

試着のできないインターネット購入で最も悩まれるのがサイズ選択だと思います。
購入時に憶測で「日頃からLサイズを着ているから」や「お気に入りのブランドではいつも38サイズを選んでいるから」などの理由で購入されて失敗された経験のある方も多いと思います。

高額なレザージャケットの購入で絶対にサイズ選びで失敗はしたくありません。
その為には先ずは現在のご自身のヌードサイズを把握しておくことが重要になります。
サイズ表のイラストにある①肩幅②胸囲③着丈④袖丈の、ご自身のヌードサイズを把握しておくことで、お好みのサイズ感を選択することができ、サイズ選びで失敗を防ぐことができます。

胸囲(ヌードサイズ)を計りサイズ選択する方法
レザージャケットのサイズ選択で1つの目安になるのが、胸囲(ヌードサイズ)を計り、お好みのサイズ感に合わせてご購入する方法です。

インナーがTシャツ1枚の場合、ご自身の胸囲(ヌードサイズ)より、
●プラス5cm以上～10cm未満でタイトフィット
●プラス10cm以上～15cm未満でジャストフィット
●プラス15cm以上～20cm未満ででルーズフィット
●プラス20cm以上でオーバーサイズ
です。

パーカーやニットなどと重ね着をメインで着用される方は、インナー着用時のサイズを計っておくことも一つの目安となります。

上記を踏まえた上でサイズ表の数値をご確認いただき、お好みのフィット感のサイズを選択ください。

リターンについて

Y’ｓ Worksについて

【Y's Works】は富山県の「合同会社Y2」と「Design Works O-STYLE株式会社」の2社合同で起ち上げたレザーブランドです。

「革ジャンは欲しいけど高すぎる・・」や「人気のレザージャケットはすぐに売り切れて買えない・・」などお悩みの方々へ、高品質でお求めやすい価格のレザージャケットをお届けしたいとの思いで起ち上げました。

今回ご提案するGジャンタイプを始め、ライダース、フライトジャケット、コート系など、いろいろなスタイルのレザージャケットをコレクションして、気軽にコーディネートするために「お求めやすい価格」は重要な要素だと思っております。

「こんな革ジャンが欲しい！」「Makuakeでこんなレザージャケットを出して欲しい！」などございましたら、お気軽にリクエストをお寄せください。

素材にこだわり、コストにこだわり、お客様の満足度にこだわる。それが【Y's Worksクオリティ】としてみなさまにご提案し続けます。