滋賀県長浜市の中心市街地からおよそ１０kmあまり離れた当地域(旧浅井町)には、テイクアウトやデリバリーサービスを付加した「ピザ屋」さんがありません。当店は、２０１３年地域の活性化の一助となればと、築およそ１４０年の古民家を改修し民宿とカフェをオープンしました。ぎりぎりの資金繰りで経営を続けています関係から、おいしいピザを提供したくても、ピザにはどうしても相応の窯が必要となります。

   各種の窯を見てきましたが、それなりの水準の商品を提供するにはやはり２００万円以上の窯という事になり、その資金がありません。最近開発されたバイオマス燃料のピザ窯は、扱いやすく、廉価で設備できることを知り、新潟県のメーカーと共催し、当店で可動できるペレット窯を据え付けていただき『ピザまつり』と称するイベントを開催。お客様の前で生地を伸ばし、トッピングし、焼き上げるまでのパフォーマンスを公開しました。お客様には大好評で、ニーズの厚さを実感しました。時間当たりの焼き上げ枚数、お客様を待たせている時間など詳細に検証し、持続可能な宅配・テイクアウトビジネスとしての自信を深めたところです。同時にこの窯の導入によって、バイオマス燃料(木質ベレット)を地元で調達できる可能性も秘めていることで、荒れる里山から調達できれば、獣害に悩むこともなくなるなど、新たな地域活性化策へと期待が膨らみました。テイクアウトやデリバリーサービスの空白地域で、このサービスを付加した「ピザ屋」さんのビジネスとしての優位性は高いとみていますので実現したと思っています。上の写真は、ピザ工房を予定している醸造蔵。また、下の写真は現在営業中のCafe田ね庵です。

　一方当店が立地している地域は戦国の聖地といわれており、このプロジェクトをご支援いただける方々に、当店が立地している北近江の小谷山の麓へぜひお誘いしたいのです。それが、地域の活性化につながればと思っています。

　当店の駐車場からも望むことが出来る小谷山は、浅井三代の居城として北近江の中心地でした。長浜からは、石田三成、小堀遠州,、片桐且元等々の武人、文人が出ていますが、小谷城の攻防戦には、織田信長、羽柴秀吉、柴田勝家、徳川家康ら群雄割拠の時代を駆け抜けた戦国のスターたちがそろいました。当店から車で゛５～６分の所に姉川古戦場、２０分ほどで賤ヶ岳の古戦場、３０分ほどで関ケ原の古戦場へ行くことが出来ます。まさに北近江は戦国の聖地と言えるのです。

　このプロジェクトは、テイクアウトや宅配サービスの空白地域でのビジネス展開を目論むものですが、一方で、戦国の聖地、観音の里と言われる北近江へ、プロジェクトを御支援いただけれ皆様をお誘いすることも重要なこととして考えています。

　左の蔵が新たに『ピザ工房』として改修したい旧醸造蔵。中央の母屋は民宿『小室茶寮』。カフェは母屋と醸造蔵に挟まれた渡り建物を改修して開業しています。

なお、次の写真は、民宿「小室茶寮」のホール。コンサートなども随時開催しています。

こちらは、お部屋の写真です。
大火鉢に炭を入れ、座敷に置いてみました。ちんちんと音を立てるやかんの湯気に懐かしさを感じます。

ご支援と、北近江への「旅」ぜひよろしくお願いいたします。

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小室茶寮・Cafe田ね庵
住所　滋賀県長浜市小室町315　
TEL/FAX　０７４９－５３－３８１８
E-Mail　ystomo@ninus.ocn.ne.jp
ご予約　宿泊のご予約は、FAXまたは、E-mailにて、ご住所・お名前・ご利用人数（男女別のご利用人数）をお伝えください。