◇ 一枚の紙を折りの技術で立体化した、骨組みを使わない灯りの彫刻
◇ LEDシャンデリア球による、やわらかく穏やかなあかり
◇ 点灯していない時は、紙の質感が美しいアート作品として楽しめる
◇ 四面に異なるデザインを施し、回転させるだけで4種類の表情を切り替え可能
◇ 天井部分は密閉構造で、内部に埃が入りにくい設計
◇ 和室・洋室どちらの空間にも調和する和モダンデザイン
◇ 軽量で扱いやすく、簡単にセットできる設計

☆ ブランドコンセプト

折る。照らす。感じる。
すべて、手から生まれる。
ひとつの折りから、かたちが生まれる。
ひとつの灯りから、空間が息づく。
そして、そのすべての始まりは「手」にあります。
折るという行為は、ただ形を作るためだけの技術ではなく、
素材と向き合い、感覚を研ぎ澄ませ、思考を形に変えるための言語です。

「ORIANDON」は、紙という繊細な素材を折り、
光を通すことで、構造と感情のあいだに新しい美を見出します。
一枚の紙、一つの灯りに込められたのは、
“人の手にしか生み出せない温度”と“偶然が導く必然のかたち”。

私たちは、機械では測れない感性の精度を信じています。
触れて、折って、感じる──その繰り返しの中から、
静かな時間と光のかたちを、ひとつずつ紡ぎ出しています。

ORIANDON
光と影のあわいに、手の思考が息づく。

ORIANDONがある風景

光が調和する空間

和の静けさにも、洋の温もりにも、すっと溶け込む灯り。
木の温もりのある部屋にも、モダンなインテリアにも寄り添い、
ひとつの灯りが、暮らしの風景をやさしくつなぎます。

折る　照らす　感じる
すべて、手から生まれる

一枚の紙を折り、形を見つめる。
伝統の技と素材への敬意、そして、時代に寄り添う感性。
静かで、控えめで、そしてどこまでも深い。
光の中に息づく、日本のこころ。

光が、やすらぎへと溶けていく

一日の終わりに、心をゆるめる。
心の奥に眠っていた静けさを呼び覚ます。
安らぎのあかりの中でまどろむ時間が、
明日へとつづくやさしい余韻を残してくれる。
眠りのそばで心を癒す灯りです。

静けさの中に、光が言葉を紡ぐ

本を読むという行為は、誰かの言葉を通して、自分自身と向き合うこと。
その瞬間に灯る光が、心の奥に新しいページを照らしてくれます。
言葉と心をつなぐ灯りです。

灯りが、心の余韻を満たす

光と影、香りと記憶。
それらがひとつに溶けあう夜。
そこには、何も語らなくても伝わる”ぬくもり”がある。
心に寄り添う、夜のもうひとつのグラスです。

光が、心の奥に流れる旋律を映す

音楽を聴くと、その時の情景や感情がふとよみがえることがあります。
それは、音が記憶と結びつき、心の奥に静かに灯る瞬間。
時間とともに熟成していく”記憶の灯り”。
あなたの心の中にも、そっと寄り添う小さな旋律のように、
「ORIANDON」の光が届きますように。

光が、記憶の輪郭をそっとなぞる

ふとした瞬間に思い出す、あの人の声。
季節の香りや、遠くから聞こえる音楽。
懐かしい人への想いは、消えることはありません。
それは、光の中にそっと息づき、
今を生きる私たちを、優しく照らし続けるのです。
”懐かしさ”という名のあかり。

多面的デザイン（見る方向により見え方が違う）
本体部分を取り外し、正面デザインを自由にセット

日本製のやさしい灯り
大切な方への贈りものに

新築祝いや結婚祝い、引っ越し祝いなどのギフトにも最適です。
すべて日本国内で丁寧に制作しており、
繊細な折りの造形と桐の台座が生み出す
上質な存在感は、海外の方へのプレゼント
としてもお薦めです。

仕様

使い方

スケジュール

※イレギュラーが発生した場合は、速やかに活動レポートにてご報告いたします。

リターン

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■２個セット（組み合わせ自由）
　　数量　５セット
■３個セット（M4、M5、ML5）
　　数量　５セット
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❑ 全体まとめ

制作風景

ＯＲＩＡＮＤＯＮ
作者紹介

　湯浅　孝志　（ゆあさ　たかし）
　１９７０年　東京都生まれ

　　　　　　　　　　　　　　　【月刊美術　2008年3月号 152-153頁より転載】

＜ＯＲＩＡＮＤＯＮの歩み＞
２００７年
　・板橋区製品技術大賞　優秀賞受賞
　・銀座　藤屋画廊にて個展
２００８年
　・ザルツブルク・イースター音楽祭
　　特別展示
２０１５年
　・和歌山県湯浅町
　　第９回ゆあさ行灯アート展
　　最優秀賞受賞

　　当プロジェクトへの思い　　

ORIANDON

― 手が考え、光がかたちを語る ―

幼いころから、ものづくりに強い関心を持ち、買ってもらったおもちゃもすぐに分解しては、「どうなっているのだろう」と仕組みを確かめることに夢中になっていました。
分解して、また組み立てる──その過程の中にこそ、創造の喜びがありました。

大人になってからは、様々な技術を学びながら、自分の手で新しいものを生み出す挑戦を続けてきました。
そんな折、幼い頃に親しんだ折り紙を思い出し、「一枚の紙から形を生み出す」可能性に改めて魅了されました。
そして生まれたのが、この照明作品「ORIANDON」です。

一枚の紙から立体構造を導き出し、何百回もの試作と改良を重ねて完成しました。
わずかな折りの角度が、光と影の表情を変えるため、すべての工程を手の感覚で確かめながら仕上げています。
置く向きによって異なる４つの姿を見せるフォルムは、光と影の揺らぎを生み出し、
そこに偶然の美と、手仕事ならではの温もりが宿ります。
LEDシャンデリア球の柔らかな灯りが紙の質感を浮かび上がらせ、構造の緊張と優しさが調和するあかりとなりました。

機械では再現できない、手の記憶と創意の積み重ね。
光を折り、想いを重ね、手が考える──
その過程すべてが、作品「ORIANDON」をかたちづくっています。