炎の美しさを第一に考えた焚き火台が登場！ステンレスの板を花びらのように円状に組み合わせる独特のデザインで、炎を反射して美しく輝きます。シーンに合わせて大きさを変えられ、コンパクトに収納でき、持ち運びも簡単。そんな、スマートでスタイリッシュな焚き火台「燈花台(とうかだい)」をご紹介します！

こんにちは、ユウカ貿易の前田と申します。今回、はじめてものづくり、そしてマクアケに挑戦します！

私にとってアウトドアで一番幸せなのは、焚き火を眺める時間です。この時間に頭を空っぽにし、炎の揺らめきに心を委ね、自然を体感する。焚き火とは、そんな豊かな時間を提供してくれるものです。

組み立てが簡単な焚き火台。コンパクトな焚き火台。確かにそれは大切だけど、私は組み立てて、収納するためにアウトドアに行っているわけではありません。私はもっと、アウトドアそのものの時間を楽しみたい。
だからこそ、炎を綺麗に演出し、その美しさに没頭させてくれる焚き火台づくりに挑戦したのです。

美しい炎を演出するための、焚き火台。

これまでのアウトドア用品は「簡単」や「コンパクト」など、利便性を重視したものが多くありました。もちろん、それはアウトドアを楽しむ上で、大切なことです。しかし、それだけでは満足できなくなってきている人はきっと多いはず。

もっと焚き火を囲む時間そのものを楽しみたい。だからこそ、焚き火の炎を綺麗に演出してくれる焚き火台「燈花台」をつくりました。

ステンレスの花が開いたような独特のデザインで、内側に炎の光がゆらゆらと反射し、輝きを増幅させます。

組み立て簡単で、高さも調整可能。

ステンレスの花を構成する花びらは枚数の調整が可能。どの枚数にしても、しっかりと円形を成立させ、花を咲かせることができるのです。

焚き火にするときは最大で12枚使用します。面が広くなることで薪を多く乗せることができ、長時間火力を維持できます。

バーベキューに使用するなら、8枚がおすすめ。焚火台部分に深さがでるので、木炭だけでなく薪にも対応できます。

ちなみにベランピングで簡易的にバーベキューをするのなら、5枚がおすすめ。木炭ではなく固形燃料を使えば、煙が少なく抑えられるのでマンションのベランダでも使用可能です。

突起部分を穴に引っ掛けていくだけで、どなたでも簡単に組み立てが可能なのも嬉しいポイントです。使う人を選びません。

薄くてコンパクト、収納が簡単。

「燈花台」は解体すれば、１枚１枚のスレンレス板にすることができます。そのため、重ねればA4サイズ以内にすっぽり収まるサイズに！

持ち運びが簡単なのはもちろん、使用しないときの収納スペースに困りません。

また、水場が遠かったり冷たい水しか出ないキャンプ場ではささっと炭を払うだけにして、自宅に持ち帰ってからしっかり洗いたい場合も、このサイズ感なら台所のシンクでも洗えます。

屋外に蛇口のない、マンション住まいの方でも安心です。

燈花台と過ごす一日は、豊かだ。

「燈花台」があると私たちの暮らしはどうなる？

今回は、一日の流れに沿ってシミュレーションしてみました。

「燈花台」は、アウトドアライフの快適さをグッと増してくれる、焚き火を愛する者にとってのマストアイテムです！

アウトドアの「あったらいいな」を夢中で形に。

焚き火の主役は言わずもがな、「炎」なのに、炎を演出することが目的の焚き火台がなかなか存在しないことに疑問を持っていました。

アウトドアが好きな友人と話しても、部品が多く、後片付けも大変。総じて「焚き火台は面倒」という声が多かったのです。

ー 炎を美しく見せることができ、後片付けも簡単な焚き火台があれば……。

そんな中ひらめいたのが、板を円状に組み合わせたオブジェのような形状で、焚き火台をつくることができないかというアイディアでした。直感で「いける」と思いました。

デザインが素人の私は、夢中になってExcelの図形作成の機能を使って、デザイン作業を開始。

硬めの画用紙を使って、切り抜いて、何度も試作。引っ掛ける部分の幅の大きさなどの計算に時間がかかりましたが、何とかデザインが完成しました。

ステンレスの特性を知り尽くすプロと協力し、製品化。

私たち、ユウカ貿易株式会社の本業は貿易の事業です。しかし、ビジネスモデルに課題があり、ビジネスの転換を図っているところでした。

そこで、初めての自社製造として、この焚き火台の制作に本腰を入れて取り組むことになったのです。
今回、焚き火台の製作を依頼したのは、アウトドアメーカーではなく、材質として考えていたステンレス加工をメインに行なっている会社です。

今回の焚き火台の製造で、もっとも重要だったのが「ステンレス板の厚み」です。耐久性を守るためには板の厚みが必要ですが、あまりにも厚すぎると、重すぎて持ち運びが困難になります。

ステンレスという材質を知り尽くしたエキスパートであるからこそ、耐久性と携行性の両立に成功しました。私が焚き火台をメインにつくっている工場を選ばなかった理由はここにあります。
というのも前職での経験で、これまでにない新しいものをつくるときは、材質について知り尽くした工場に依頼するほうが、より革新的な製造ができることを知っていたからです。

私の工作から始まった夢の焚き火台は、ステンレス加工の匠の技によって、実現しました。ユウカ貿易はじめてのものづくりを応援していただけると幸いです。どうぞよろしくお願いします！

リターンのご紹介

■ セット使いイメージ

■ ステンレス「花びら」(５枚、８枚、１２枚のリターンからお選びいただけます ）

サイズ： 下辺137mm / 上辺120mm(突起部含む) / 高さ250mm
重さ：１枚あたり340g （目安：５枚 1.7kg / ８枚 2.7kg / 12枚 4kg）
材質：ステンレス

■ 焚き火台ベース

サイズ：360mm × 360mm 台高さ15mm
重さ：約1.25kg
材質：ステンレス

■ 専用トートバック（８枚、12枚セットのリターンにおつけ致します）

サイズ：360mm×380mm / マチ40mm

■ ベルト（5枚、８枚、12枚セットの全てにおつけ致します）

長さ：テープ幅50mm 全長1500mm
材質：ナイロン

[ 使用上の注意 ]

お手入れ方法：
・ステンレス板の端部は処理しておりますが、お取り扱い時はケガ防止のため必ず軍手をご使用ください。
・やけど防止のため、BBQスタイルから焚き火スタイルなど、ステンレス板の枚数を増減する場合は薪や炭を安全な場所に取り除き、完全に冷めてから組み替えるようにしてください。
・洗うときは１枚ずつバラした状態で、たわしやスポンジなどをご使用ください。
・食器用洗剤をお使いいただけます。
・洗浄後は完全に乾かしてから収納をお願いいたします。