【「ゆりかご」のように優しく寄り添うドリンクホルダー】

ホッとひと息入れるコンビニのコーヒーやお気に入りのカフェのドリンク。せっかく買ったのに、ベビーカーの移動中に段差や凹凸で「こぼしてしまう」。そんな経験ありませんか？ドリンクに気を取られず移動できれば、思いのほか気持ちが晴れて、周りの景色を見る余裕も。グッと視野も広がります。ノンストレスで快適なアーバンライフを颯爽と過ごす。外出を楽しむアクティブな人や常に新鮮さを求めている人に、私たちの「YURIKAGO」ドリンクホルダーが届きますように！　

印章業界という、普段はモノづくりとは縁のない私たちが社内公募によって出たアイディアをもとに、新しい挑戦に一歩踏み出しました。応援よろしくお願いします！

【「ゆりかご」のようなドリンクホルダー 私たちのこだわり】

今まで「こぼれない」ドリンクホルダーを色々試しましたが、そのほとんどは満足のいくものがなく、中の飲み物がこぼれたりしました。そこで私たちは、このモヤモヤが改善できたら、もっとすっきりした気分でベビーカーやキャリーケースと共にストレスなく移動できるのでは？そんな想いが私たちの背中を押してくれました。

最初のアイディアはバックの中に備え付けるタイプ。それだと中でこぼれてしまうということで、次にショルダータイプで気軽に持ち運べるドリンクホルダーの試作品を形にしました。ただ、この仕様では私たちが考える「こぼれない」ドリンクホルダーとは程遠い。

そして更にいくつかの試作品を作りながら・・・『私たちが本当に欲しくて使いたいもの』を目指して、普段の業務の間を見つけてミーティングと試作品のチェックを繰り返しました。

【たどり着いた理想のスタイル・・「ゆりかご」】

それぞれチームメンバーは、日々の業務の間で、いろいろな仕様と、実際のホールド具合を確認しながら試作を重ねていきました。作品を作っては実際に使ってみて、ドリンクのホールド感や可動域などを確認。・・その繰り返しでした。

社内公募の時点から「できるだけ多くの方々に使っていただけるもの」という大きな目標があるので、素材や仕様面でも見積りと使用検査の間で、加えたり省いたり。新しいモノを生み出す"産みの苦しみ”を実感する日々でした。

こうして、やっと最終的に傾いてもこれぼれにくい仕様に！これは横軸と縦軸のうち設置する箇所と、もう一つ別の可動域を確保しました。動画のように揺れに対応する姿は、まるで「ゆりかご」のように優しくドリンクをホールドしてくれる形になりました!!　

これが私たちが理想とする動作です。新しいチャレンジを具現化した私たちのドリンクホルダーは『ゆりかご』のように優しくドリンクをホールド！。多くの方々のドリンク持ち運び時のストレスを、グッと軽減できるはずです！！

取付もできるだけ簡単にホールドがしっかりする仕様を選びました。

実際の使用シーン　　　　　　　　　　　　　　　

【 街を行き来するベビーカーwith YURIKAGO】

ベビーカーでの装着は、こんな感じです。少し高めの段差等は気をつけなければいけませんが通常の平坦な道ならドリンクホルダーは「ゆりかご」のように揺れながらあなたのドリンクを守ってくれています。

【出張や旅先でのキャリーバッグ移動 with YURIKAGO】

旅先やたくさんの荷物を運ぶキャリーバッグやスーツケースでも、あなたのドリンクを優しく一緒に運んでくれます。いつも快適で有意義な移動時間を過ごせます。

【アウトドアBBQやキャンプでのキャリー with YURIKAGO 】

最近流行りのアウトドアアクティビティー。BQQやキャンプなどのシーンで活躍するキャリーカーへの装着はこんな感じです。道具移動中や準備で手を離す作業などで活躍。便利で優しくドリンクを守ってくれています。

【ペットカートwith YURIKAGO】

ペットカートの装着はこんな感じです。ペットの飲み物だけではなく、私達も飲み物を楽しみながら一緒にお出かけできます。

【実際の使用シーンの動画】

【取付方の動画】

最初は、商品の組み立てをしていただく形になります。組み立て方は簡単ですので、ぜひ動画を参考にしてください！

【「YURIKAGO」ドリンクホルダー開発物語　】　　　　　社内公募から始まった、私たちの挑戦

私たち株式会社カサイは”印章”・・いわゆる「はんこ」に関わる商材・加工と、それに付随するサービスで「文字にかかわる商品」を取り扱う専門商社です。全国のはんこ関連商品を取扱う小売店・メーカーと双方向の情報コーディネーターという役割の下、日々日本古来の伝統文化を大切にしつつ、時代や環境の変化に合わせてお客様のニーズに合うモノ・コトを提案しています。

ITやデジタル化の進む流れがコロナ禍でさらに加速。テレワークも当たり前になってきた中で、電子印鑑なるものが便利という意見も無視できないようになってきました。ただ、私たちは決してネガティブに受け取っていないのです。はんこは、それでも今ビジネスの中では継続的に日々使われています。

そして「使うもの」から「自己表現」するもの・・そんな流れも生まれてきてはんこの価値は今まで以上に見直されていると感じています。私たちはそんな文字に対する"伝統文化”を守り、さらに未来へ繋げるために自分たちの足場を固めるべく新規事業を社内でアイディアを募って形にしていくプロセスを通して、今回のプロジェクトに取り組みました。

【社内公募　課せられたのは　３つの『未』】

「社内公募」と言っても、喜んではいられませんでした。長期的なビジョンを見据えた今回のプロジェクト。社長から最初に言い渡されたのは・・・１つ、第一の柱である本業以外でも販売できる商品開発をすること。1つ、国内外（海外）でも販売できるものを開発すること。１つ、「見たことがない」といわれるような商品を開発すること・・・。 今まで私たちが未経験の３つの『未』でした。その中で、まず、どうやって社内公募を募ろうか。私たちにとってまさにゼロからの始まりでした。

社内で募集をかけるにあたり「こんなものがあればいいのに」という、社員の日頃思っていること、感じていることを取り入れていく中で「どの商品よりも１番に手に取ってもらえるような商品を作りたい」。

日頃から口にしている私たちの思いを英語にした"PICK UP FIRST"文字に思いを込めたロゴが私たちの拠り所になっていきました。

【次への新しい１歩　〜　私たちの挑戦　〜　】

それは、まさにゼロからの始まり。社内からいろいろな意見・アイディアが出る中で、最後に残ったのは、私が日頃から「こんなのがあったらいいのに」と思っていたドリンクホルダーでした。

【日頃感じていた「課題」イメージを具現化する】

私は働きながら子供を育てる”子育てママ”です。仕事と家事と子育てと・・一人三役の多忙の中、ストレス発散の１つがカフェやコンビニで購入するドリンク。ベビーカーを押しながら大好きなドリンクを飲む。歩き飲みしながら（少しお行儀悪いですが笑）移りゆく街の様子を眺めたり、行き交う人のファッションをチェックしたりするのが大切な私の”癒しタイム”です。そんな時、残念なのが・・ちょっとしたことでこぼれてしまうこと。『段差などでは溢れないドリンクホルダーがあれば・・』

私のそんなつたない日頃のアイディアに仲間が賛同してくれてドリンクホルダーが採用されました。ブラッシュアップしてくれた仲間と一緒に、納得いくまで構造にもこだわりました。せっかくの癒し時間が新たなストレスを生み出したくなかったのです。市販のカップホルダーも色々購入して試してみる中でたどり着いたのが・・「ゆりかご」のように優しくドリンクに寄り添ってホールドしてくれるカップホルダーです！

【社長の厳しくもあたたかい言葉を糧に】

今回、社内公募から始めた私たちの新規事業。プロジェクトチームを立ち上げ、様々な形で協力しながら問題解決していく中で、なぜ最初に社長が３つの条件を私たちに課したのか。そこには業界や協力先メーカー、小売店などに携わる方々との関係性が今までの私たちを支えてくださっていたことを忘れずに、まずは私たちが先陣を切っていくことが業界を盛り上げていくことにもつながる。そんな思いを社員に伝えたかったのだと思いました。

だからこそ生活の中でさまざまなシチュエーションで一人でも多くの方々に使っていただきたい！と思っています。そんな私たちの新しい取り組みの背中を押してください!

【東京での展示会にも参加しました！】

9月6日〜8日に東京ビッグサイトで開催された"2023年東京ギフトショー"に私たちの『YURIKAGOドリンクホルダー』を出展。販売はしませんでしたが初お披露目させていただきました。ドキドキで迎えた３日間でしたが、来場いただいた方々から「便利そうだ！」や「こういうのは初めて見た」と、とても前向きなお声がけいただき背中を強く推していただきました。

会場では6色の候補のカラーバージョンのイメージ画像を展示して「どの色目のものだったら欲しいですか？」と皆様の声を聞いてみました。本当は６色全部を商品化できるといいのですが、新規の事業への挑戦ということで予算も限られています。私たちは「上位２色を商品化する！」と決めていたので、期待と不安の入り混じった気持ちでお好みの色を聞いてまわりました。そこで多かったのが・・”さくら色”と”そら色”。この2色を今回はリターン品としてデビューさせます！

リターンの仕様　　　　　　　　　　　　　　　　

カラー展開

商品名：「YURIKAGO」ドリンクホルダー　

カラー：『さくら（ピンク）』と『そら（ブルー）』

商品スペック：カップから取付部分までの最長の長さ　約180mm　

　　　　　：カップ（リング外側）の長さ　直径約110mm

　　　　　：高さ　約90mm　　

　　　　　：重量　約250g　※完成品の材質によって変わる可能性有

　　　　　：製造国：中国

グリップ部分の取り付け可能なサイズ範囲（取り付け部分の棒の厚みと幅）

厚み約20ｍｍ　幅約20ー25ｍｍ　　保証期間：1年

＊極端な高低差のある段差やハイスピード時の凸凹は同商品構造の想定を超えて対応できかねない場合があります。その旨あらかじめご了承ください。

＊取り付けの場所や使用する環境により、グリップの跡が残る場合があります。本製品以外の損傷の補償は行っておりませんので、あらかじめご了承下さい。

最終完成品の使用変更点について

※実物画像は試作品で3Dプリンターで出力したものになります。

実際の完成品と材質が変わる為、イメージが少し変わってくるかもしれません。

仕様変更箇所に関しては下記画像でご確認ください。

【 メッセージ・コースター 】

今回のチームで取り組んでいて「やっぱり私たちは"文字にかかわる"仕事に携わっていることを再認識。リターン品の「YURIKAGOドリンクホルダー」と一緒に使って欲しいとの思いから３種類のメッセージ・コースターをリターン品にも用意しました。

【『笑門来福』　メッセージ：スマイルしなきゃね　】

外枠：Smiling brings you good luck　　予価:1,320円（税込）　

素材：天然木（ラバーウッド）　　　

サイズ：縦93mm 横 93mm 厚み10mm. 重さ約37 g

【『充電完了』　メッセージ：楽しい日になるよ　】

外枠：Have a good day　　予価:1,320円（税込）　

素材：天然木（ラバーウッド）　　　

サイズ：縦93mm 横 93mm 厚み10mm. 重さ約37 g

【『福徳円満』　メッセージ：幸福な時間が続きますように　】

外枠：Wish happiness always be with you　　予価:1,320円（税込）

素材：天然木（ラバーウッド）　　　

サイズ：縦93mm 横 93mm 厚み10mm. 重さ約37 g

Q&A

Q.初期不良を確認した時にはどうしたらいいですか？
A.・・・・・・ 不良部分の詳細を教えてください。交換対応させていただきます。

Q.ドリンクをこぼした時にはどうしたらいいですか？
A.・・・・・・飲み物のこぼれないことを保証しておりません。軽減させるもの、リスクを下げるものとなります。

スケジュール

令和５年11月10日：プロジェクト開始

令和６年1月31日：プロジェクト終了

令和６年5月中旬頃：リターン品発送予定

実行者紹介　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

プロジェクトチームメンバー

株式会社　カサイは”印章”・・いわゆる「はんこ」に関わる商材、加工やとそれに付随するサービスで「文字にかかわる商品」を取り扱う専門商社です。全国のはんこ関連商品を取り扱う小売店様やメーカーとスクラムを組み双方向の情報コーディネーターとの自覚で、日々日本古来の伝統文化を大切にしつつ、時代や環境の変化に合わせてお客様のニーズに合うモノ・コトを提案しています。

今回のプロジェクトメンバーは印章業界から新たな取り組みにチャレンジしようと社内から個性ある4人のメンバーが集められました。業界以外のもので『自分たちが本当に欲しいと思えるものを世に出してみたい！』。そんな想いでメンバーで協力しながら想いを形にしていくモノづくりをしていきます！応援よろしくお願いします。