――2000年を超える歴史を持つ"草木染め"技法を革と組み合わせる――

それは同じく1000年の技術を継承する皮革の聖地・姫路で創業110年の老舗タンナーだからこそ出来る技術の融合——。

桜シーズン限定アイテム。

桜で染めたレザーバッグ誕生

革素材一筋、創業110年の老舗タンナー（皮革製造業者）ブランドZALEZAから桜シーズン限定の商品が誕生しました。

ZALEZAだけができる、独自配合で可能となった桜の花びらが原料の草木染料をたっぷり使用した環境にやさしいレザーアイテム。

自然な色合いを大切にした仕上げ方法を採用し、上品な桜色を引き出しています。

他では手に入らない、とても珍しい桜染めバッグです。

＜トートバッグ＞

▲大きすぎず、でも小さすぎない。ちょうどいい、が女性らしいです。

▲持ち手も太めにしているので肩掛けも楽ちん。

▲お出かけには十分な容量。淡い色合いが気分をあげてくれます。

▲寸法 約 幅400ｍｍ/高300ｍｍ/マチ140ｍｍ 持ち手 約 幅30ｍｍ 高350ｍｍ

＜ポシェット＞

▲革の自然味を引き立てるシンプルなデザイン。様々なシーンで活用出来ます。

▲強調しすぎないピンク色が、服のスタイルにこだわらず合うアイテムバッグです。

▲寸法 約 幅270ｍｍ/高170ｍｍ/マチ30ｍｍ ベルト 約 幅15ｍｍ

▲コンパクトながら、お財布や化粧ポーチなどの必要アイテムはしっかり収納。デートやお出掛けにぴったりなサイズです。

▲トートもポシェットも内装はベロア調のオレンジ。内装の可愛さ、手触りにまでしっかりこだわっています。

▲桜の自然な色合いと革のタッチ感がキーポイント。オイルタッチでしなやか、自然本来のムラ感やシボ感が上品さを感じさせます。

〈カラー展開〉

▲室内写真と屋外写真では光の具合でバッグの色味の見え方が異なります。そのため、室内写真と屋外写真（カフェ撮影）のお写真を掲載しておりますので参考にしていただければと思います。

桜の香りを楽しむアイテムも一緒にいかがでしょうか。

贅沢な桜のエッセンス２mlと桜染料で染色したボタニカルレザーの香り袋もご用意しています。高濃度のエッセンスのため、数摘で香りが数か月程持続し、使用頻度にもよりますが、この1本で約1年ほど香りを楽しむことが可能です。

▲高濃度の桜エッセンスは贅沢な香り。チャームシェーンでバッグに付け、香りも一緒に桜レザーバッグを楽しめます。

桜の花びらから抽出されたエキスで革を染色

ー ボタニカルレザー

▲ボタニカルレザーとは：植物から取り出した色素（染料）で染めている革のこと。１００％のボタニカル染料だけでは耐光性や色移行、色の安定性などのデメリットが多いため厳選された安全な皮革染料も組み合わせることで構成されています。

ヨーロッパをはじめ、アメリカやイギリスといったエコ先進国では『地球環境に優しい素材や商品を使うのが常識』といった考えが主流となってきました。その中で、数年前から注目されていた”ボタニカルダイ（草木染め）”。

綿素材の草木染めは一般にも比較的に普及していますが、レザーの草木染めはまだまだ浸透しておらず、珍しいアイテムです。そこに着目した私たちZALEZAは、日本を象徴する花―”桜”で革を染める大きなプロジェクトに乗り出しました。

桜の時期限定のボタニカルレザー。この特別なレザーアイテムを是非お手に取って愛でて欲しい。

商品化までの道のりーーー4年。

▲試行錯誤したサンプル染色革（未仕上げ）の一部

実は商品化までの道のりに約4年、かかっています。

草木染めで染めやすいのは濃い色。特に淡い色合いの桜は革に染めるのがとても難易度の高い染料でした。ボタニカル染料の量や他の薬品との配合割合、また、革のタッチ感に大きく左右する加脂剤の種類や、気候、湿度、PH値など、ちょっとした違いによって色の出方やタッチ感が違うため、納得する“革らしさ”と“色合い”を実現するのに４年もの歳月をかけバランスの良い配合を完成させています。

せっかく草木染料を使っているのだから、『環境に優しく』をコンセプトに薬品や加脂剤の種類、仕上げ工程の細部までこだわった、自信をもってオススメできる素材です。

全ての工程を日本で。

―メイド・イン・ジャパン―

日本の国花、“桜”を使用しての桜染め革。

せっかく日本の国花を選んだのであれば、その付加価値をもっと上げるために全てをメイド・イン・ジャパンでこだわり抜こう！と、すべてに妥協せず

桜の花びらも地域限定で集め、草木染料の抽出から、革素材製造、もちろんデザインから縫製も全て日本で信頼のおける、その道のプロのみで構成されています。

また、バッグ製作は東京に拠点をもつ、国内大手ブランドの生産や海外ブランドの修理なども手掛ける縫製メーカーに協力していただいているため、長年の技術力と安心感があります。

プロジェクトを通して日本だけでなく世界にも発信していきたい――。そんな想いでこのプロジェクトに挑んでいます。

命の副産物に第二の人生を

創業110年のタンナー 協伸株式会社

タンナーとは製革所のこと。協伸株式会社は明治４３年創業から約110年間変わらず革のスペシャリストとして革を鞣し、染色し、仕上げまでの全ての加工を一貫して行っています。

ヨーロッパの本場で6年修行し、高い知識を持つ３代目代表取締役を筆頭に国内・海外の様々なメーカー・ブランド様に精力的に革を納品しています。

タンナーブランド

Z A L E Z A

ZALEZAはタンナーである協伸株式会社がオリジナルブランドとして2012年にスタートしました。

“デザイン”をベースにして革を選ぶのではなく、“革”をベースにしてデザインする。タンナーの視点を生かした“素材にこだわるアイテムづくり”を心掛けています。

食肉として消費された命の副産物 皮 。

その“皮”を“革”へ。

様々な技術の融合でより良い付加価値を付けることにより

永く愛されるレザーアイテムとして第二の人生を――。

日本のタンナーブランドとして革の魅力を少しでも多くの皆さまにお伝えできれば幸せです。

ごあいさつ

最後までお読みいただきありがとうございます。

弊社はタンナーブランドZALEZAとして、長年取り組んできたボタニカル染料を使用した安全で自然な素材での商品開発に全力を尽くしました。

今回、”AII or Nothing”でのプロジェクト挑戦には大きな理由があります。

1つ目は、すべての工程に特殊技術が組み込まれているため、大変な手間とかなりのコストがかかっていること。2つ目は、このすべての工程に最低ロット数があるということです。

桜の花びらから手間をかけて抽出し作られた染料。その染料と相性の良い薬品を絶妙なバランスで染色し、また、仕上げ方にも時間のかかる方法を採用したタンナーの技。縫製メーカー様の長年の経験による確かな技術力と安心感。

このすべてを叶えて商品化するためには、ある一定以上のロット数が必要となるため”All or Noting"での挑戦となっています。そのため、目標金額に届かない場合は製造に着手できず、リターンがご用意できない旨あらかじめご了承ください。

弊社といたしましては、是非このプロジェクトに光を当てていただき、多くの方にご興味持っていただけるよう、プロジェクトの中で様々な情報を活動報告していく予定です。プロジェクト終了まで、どうぞよろしくお願いいたします。