スクイーザーとは、一般的にレモンやオレンジなどの果汁をしぼるための器具。

ですが「香るスクイーザー」はそれではありません。

ただ果汁を絞るだけでなく、レモンの香りの決め手である果皮を簡単にすりおろすことができるのが最大の特徴。これによって果実だけでは味わえない、まるでレモンそのもののようなフレッシュな香りが口いっぱいに広がります。

居酒屋などに行くと本格生搾りレモンサワーというものを目にしますよね。

あのレモンを丸かじりしたような香り高い味わいの正体は、果汁だけではなく、皮までまるごとすりおろすことなのです！

香るレモンサワーを使えば、そんな本格的な生搾りレモンサワーを、ご自宅で簡単に作ることができるのです。

Makuakeをご覧の皆様はじめまして！

「香るスクイーザー」を開発した、株式会社アメイズプラスの西です。

突然ですが、私はレモンサワーをこよなく愛しています。

家での晩酌は必ず自家製のレモンサワーで、外食の時はどんな料理に合わせるのもレモンサワーです！

そして、香るスクイーザーは、レモンサワー大好き人間の私が開発したレモンサワーのためのレモンしぼりです。

弊社ではこれまで『味わうカフェオレカップ』や『気づかう土鍋』といいた製品をMakuakeにて掲載しており、いずれのプロジェクトも400％を上回る達成率で成功を収める結果となりました。

今回は、多くの人々の生活に影響を与えた新型コロナウイルスの流行によってネガティブなニュースが多くなる中で、お酒を飲むときぐらいは明るく楽しみたい！と思い、弊社としては初となる「お酒」に関する製品の開発に踏み切りました。

美味しいレモンサワーの条件とは何か。

わたしは今まで飲んだ色んなお店のレモンサワーの味を思い出し、導き出したひとつの答えがレモンの皮です。

レモンに含まれる成分と言えばビタミンCやクエン酸が有名ですが、実は爽やかな香りの源であるレモネンという成分は、レモンの皮に多く含まれていることが食品分析開発センターによって発表されています。

揚げ物にレモンを絞る際「皮を下にして絞った方が香りが良い」ということをご存知ですか？実はこれも、果皮に存在する精油（香気成分を多く含むオイル）が抽出されるからなのです！

レモン本来の爽やかな香りとほのかな苦味を味わえるレモンサワーを作るためには、皮をすりおろす必要がある。

レモンの香りを丸ごと閉じ込める「香るスクイーザー」のアイデアはこうして生まれました。

今までにはない形状だからこそ、他のレモンしぼりにはないような素材で作りたいと思い、私は迷わずスタジオノアさんに依頼しました。

スタジオノアは２８０年の歴史を持つ伝統工芸品・萬古焼の窯元。

先ほど紹介した『カフェオレカップ』『気づかう土鍋』などの製品も依頼した、我々の重要な協力者なのです。

伝統を大切にしながら、斬新なアイデアも積極的に受け入れて製造してくださるスタジオノアさんだからこそ、香るスクイーザーは形にできました。

香るスクイーザーを萬古焼で製造したかったのにはもうひとつ理由があります。

それは、萬古焼の人気商品である「大根おろし器」です。

おろす時に発する熱が伝わりづらい陶器製なので、水分が出てべちゃっとせずにふんわり美味しい大根おろしができます。

私が求めるふんわりと香り高いレモンの皮も、このおろし器と同じ型を使いたかったのです。

私は、職人さんたちに直談判しました。

時には無茶な注文もしましたが、私のこだわりを親身になって聞きながら、一緒に設計を考えていただき、ようやく待望の「香るスクイーザー」が完成しました！

【サイズ】

W110 × L300 × H42 mm / 容量：約30ml

【素材】

陶器

【対応】

食器洗浄機：可、乾燥機：可

※特殊な形状のため、手洗いを推奨しております。

【注意】

● 直火やグリルではご使用にならないでください。

● 底面が滑り止めになっておりますので、テーブルの上を擦って移動させると傷がつく場合があります。

● 素材の風合いを大切にしている製品のため、若干のムラやツヤなどに差が生じる場合がございます。手づくりならではのあたたかみであり、良さでもありますので、焼き物の"味"としてお楽しみください。

製品開発中、同じくレモンサワーが好きな実家の両親に電話をしたり、友人や社員たちとオンライン飲み会をしたりして意見を聞きました。

「缶チューハイにも"追いレモン"したくなっちゃいそう」

「生姜をおろしてレモンサワーに入れても美味しいかも」

「次に帰省する時はそれでレモンサワーを作ってほしい」

などなど、香るスクイーザーの開発をきっかけに私はとても楽しい会話ができました。実際に友人のアイデアから、生姜をすりおろしてみて「はちみつジンジャーレモンサワー」を作ってみましたが、生姜とレモンの香りがはじけて絶品でした！

香るスクイーザーを手にしていただた際には、香るスクイーザーを使ったご自慢のレモンサワーレシピや、レモンサワー以外にもこんなオリジナルの使い方をしているといったご報告、どしどしお待ちしております！

美味しいレモンサワーが飲めるだけでなく、弊社とみなさんとの、みなさんと大切な誰かとの会話のきっかけになることを願っています。

そして、この先もそんな製品をたくさん作りたいと思っています。

このプロジェクトで集まった資金は、今後の製品開発の費用と充てさせていただきます。ご支援よろしくお願いいたします。

『香るスクイーザー』開発者

株式会社アメイズプラス 西 綾太