来年2月に自宅に届く極上の牡蠣を、自分が選んだMY漁師に育ててもらおうという、カキの環（わ）のメンバーシップ制度。
第3期のメンバー（会員）をMakuakeで募集します！

2016年に牡蠣のオーナー制度としてスタートさせ、昨年からメンバー制度に名前を変えて進化し続けるカキの環ですが、今年はさらに...！

来年2月に届く牡蠣だけでなく、このプロジェクト終了後の12月にも同じ漁師の牡蠣をお届けして、食べ比べをしてもらおう、という贅沢な試みもいたします！

そして牡蠣に合うものといえば...？？
そうです、アレです。

宮城県は全国有数の米どころ。
お米と水が美味しいところには...。
美味しい日本酒があります。

牡蠣×日本酒×漁師。

こんな最高な組み合わせは他にありません（笑）。
2019年1月、漁師が牡蠣を持って東京に出てくるので、牡蠣話に耳を傾けながら宮城のお酒をいただきましょう。
そんな魅力的なごはん会を含んだリターンもご用意いたしました。

さらにさらに。

カキの環の漁師6人が所属する宮城県漁協石巻地区支所は、2018年4月にASC(Aquaculture Stewardship Council:水産養殖管理協議会)認証を取得しました。

ASC認証とは、環境に大きな負荷をかけず、地域社会にも配慮しているなどの基準をクリアした養殖水産物が取得できる国際的な認証制度です。これは、世界的に天然水産資源が枯渇することが懸念されるなかで、持続可能な水産業への需要が高まっていることが背景にあります。

2020年の東京オリンピックでも「持続可能性に配慮した食材の調達」を掲げており、日本国内でも国際認証へ注目が集まっています。

牡蠣のASC取得は南三陸町戸倉地区に続き国内２例目となった石巻地区、石巻市東部、石巻湾の3支所の認証。これでナント、宮城県産牡蠣の6割以上がASC認証として流通します。

漁師は、皆さまに安全で新鮮な牡蠣を次の世代やまたその次の世代にもお届けできるよう、常に最善を尽くしています。

さて、今年度もご一緒できること、楽しみにしております！

みなさん、牡蠣は好きですか？
どうやって食べるのが好きですか？

生牡蠣、焼き牡蠣、カキフライ、牡蠣ごはん、アヒージョ、オイル漬け、バターしょうゆ、グラタン…。

じゅるり。
どれを想像してもヨダレが出てきてしまいますね（笑）。

少し涼しくなってきた秋の入り口。
さぁ、牡蠣シーズンの到来です！

これは何の写真でしょう？
そうです、牡蠣の水揚げをしているところです。

海のなかで2〜3年過ごす牡蠣には、当たり前のことながら海のゴミや他の生物などがくっついていたり、海底のほうに近いと泥をかぶったりしています。
漁師の手元にあるのが牡蠣ですが、牡蠣と牡蠣が重なり合って、大きな塊のようになっているんです。

これを船に付けている洗浄機である程度バラバラにして。

殻付きの牡蠣で出荷する場合は、ゴミや汚れなどを手で取って。

生牡蠣で出荷する場合には、手でひとつひとつ剥いて。

こうやってレストランやスーパーで見かける「牡蠣」のかたちになっていくわけです。

私たちの日常は、モノと情報で溢れています。
今や誰もが情報発信者になることができ、あらゆるモノをネットから買うことのできる時代です。そして、スーパーで並ぶような、綺麗に加工・パッケージ化された商品が、目に馴染んでいます。

どこで、どんな人が、どうやって作っているんだろう。

一つひとつ、そんなことに想いを馳せていたら置いていかれるくらい、早いスピードで世界が回っています。

そんな世の中だからこそ、アナログに、人間くさく、生産者とリアルにつながる場を提供したいと願い、「カキの環」というプロジェクトを2016年に始めました。

「カキの環」が目指すのは、あなたと漁師がつながり、全国の牡蠣好きの同志とつながり、石巻という土地ともつながっていく、つまり牡蠣を中心に人がつながっていく環（わ）を育むこと。

みなさんが生産者を知らないように、実は漁師たちもスーパーで牡蠣を買ったり、レストランで牡蠣を食べる皆さんのことを知りませんでした。

2011年に発生した東日本大震災以降、瓦礫撤去などでボランティアとして浜にどんどん入ってくる人たちと、顔の見える関係が築かれていきました。そこには、自分の作った牡蠣を目の前で「美味しい」と食べてくれる人たちがいました。

これまで、消費者と直接の接点をあまり持たなかった漁師たちですが、食べる人の顔を思い描けることが、生産者に仕事と向き合うやりがいを生み出しました。

私たちが目指すのは、消費者が産地を知り、生産者が消費のされ方を知る、「知産知消」。カキの環は双方に出会いのきっかけを提供できるプロジェクトなのです。

「カキの環」は、宮城県石巻市の漁師をあなたに選んでいただき、最高の身入りのときに牡蠣をお届けする、牡蠣購入プロジェクトです。食べごろになるまで、漁師があなたの牡蠣を大切にお預かりします。

カキの環は今年さらにステップアップして、「牡蠣×日本酒」そして「牡蠣の食べ比べ」をキーワードに、リターンを充実させてカムバック！

カキの環の7つある特典を一挙に紹介します！

1. MY漁師を選ぶことができます！！

カキの環には個性豊かで魅力的な漁師しかいません（笑）。
メンバーになった際には「この漁師が作った牡蠣が食べたい！」と思う漁師を指名してください。（「イケメンばかりで選べないから漁師は事務局にお任せします！」というのもOKですし、顔の好みで選んでいただいてもOK！！）

※「カキの環メンバー権」が含まれたリターンのコースを選んだ方は、購入時に専任漁師を選択していただきます。
※事務局にお任せいただいた場合は、こちらで割り振り、後日担当漁師をお知らせします。

2. 牡蠣のむき身1000gをお送りします。

あなたが選んだ漁師は、これからあなたの牡蠣を大切に育て、2019年2月頃に、あなたの元へ送り届けます。水揚げしたて、漁師直送、でございます。

なぜ、今買って2月まで到着を待つのか。

それは、日常的に牡蠣を食べまくっている漁師が、「この時期が一番美味しい！」と自信を持ってお送りできる時期だからです。

出始めの10月も初もので良いです。
お歳暮時期にお世話になった方に牡蠣をプレゼントするのは粋です。
でもやはり2〜3月の牡蠣を食べてほしい！
これ以上ないというくらいの身入りで、味も大きさも言い分なし！

もうひとつの理由は、この待っていただいている間に成長レポートをお届けしたいからです。
牡蠣のことだけでなく、石巻の豊かな漁村の暮らしや、厳しい自然と向き合う心優しい漁師たちを知っていただくことで、2月にはたくさんのストーリーと共に牡蠣をお届けできるのではないかと考えたからです。

3. 毎月殻牡蠣が貯まるオイスターバンク制度

カキの環のメンバーになった時点で4個の殻牡蠣がプレゼントされ、それ以降12月まで毎月1個ずつオイスターポイントが貯まる「オイスターバンク」をご用意しています。

貯まったオイスターポイントは殻牡蠣に還元して2019年2月にお届けするので、「オイスターポイント、いくら貯まったかな～」と待つのも楽しみになるんです。

例えば10月中にMakuakeでカキの環メンバー権のコースをご購入いただいた方が、2月の発送までに貯まるオイスターバンクの殻牡蠣は「6個」！！12月にメンバーになった方の殻牡蠣ポイントは「4個」なので、1個でも多く牡蠣を楽しむなら早くメンバーになるのがダンゼンお得ですね！！ 

今回Makuakeで応援してくださる方には、殻牡蠣をより多くお届けするお得なリターンもご用意しています！

4. 漁師がアテンドする体験プログラムに参加できる資格

来たる2019年3月、石巻にて体験プログラムという名の「牡蠣の大収穫祭」を開催予定です！実際にMY漁師と対面する機会ですので、是非ご参加いただきたいところです。日程が決まり次第、早急にお知らせいたします。(現地集合現地解散、別途飲食費等参加費がかかります) 

メンバーのご家族・ご友人までが対象となるメンバー限定の特別プログラムです。
先生に扮した漁師から牡蠣の雑学を学んだり、船に乗って牡蠣の成長を見学したり、漁師から牡蠣のむき方を直接伝授してもらえたり。ここでしか体験できないことを味わっていただけるプログラムをご用意します。

漁師と一緒に体を動かしたら、浜でお母さん達と一緒に準備した海鮮バーベキューをみんなでいただきましょう！汗を流して働いた後のご飯の美味しさの醍醐味を、あなたと漁師、一緒に体験していただけるんです。浜の母ちゃんのご飯はうまいっ！！

※石巻に是非足を運んでいただきたいですが、必須ではありません。体験プログラムに参加できない方でも立派なメンバーですので、ご安心ください。 
※体験プログラム参加には別途費用がかかります。（予価：おとな6000円、こども3000円）
※メンバーになっていただいた方には、体験プログラム開催前にお申込みサイトをご案内します。

5. 漁師と一緒に「牡蠣を食べ日本酒を飲む会」に参加できる資格

「漁師」「牡蠣」「日本酒」という、こんな素晴らしい組み合わせがあるでしょうか！2019年1月に東京で開催予定の、漁師と一緒に呑もう、食べよう、語らおうの会に参加できる資格です。（別途飲食費等参加費がかかります）

それぞれの漁師の仕事次第ですので、もう少し時期が近づかないと漁師の確定はできません。ご了承ください。漁師が東京に行くことはかなり珍しい現象です。電車の乗り継ぎとかできるかな♪人にぶつからずに歩けるかな♪是非目撃しに足を運んでください。

※漁師との食事会参加には別途費用がかかります。（予価：1名7,000円）
※メンバーになっていただいた方には、開催前に別途ご案内いたします。

6. メンバーにむけた牡蠣のマンスリー成長レポート

あなたの牡蠣は、漁師と海が一生懸命育てます。でもあなたの可愛い牡蠣、やっぱり気になりますよね。毎月、牡蠣の成長を写真付きのレポートにして、メールにてお届けします。お楽しみに! 

7. 牡蠣が美味しいシーズンに「カキの環メンバー価格」で購入いただけます。

メンバー権についている1000gのむき牡蠣がお家に届くのは来年2月。それは、漁師だけが知っている、牡蠣が1番美味しい時期に、1番美味しい牡蠣を厳選してお送りするためです。

それまで待てない大の牡蠣ファンな皆さまは、本プロジェクト終了後からオンラインストアで好きなときに、好きな量だけ、メンバー価格でお得に、牡蠣をお買い物いただけます。

※2018年11月初旬に開設予定です。別途マクアケメッセージよりご案内いたします。

また、今回のMakuakeのプロジェクトでは、違う時期の牡蠣を食べ比べしていただこうと、2018年12月＆2019年2月の2度に分けて牡蠣をお送りするリターンもご用意しています！

まとめると、以下のようなスケジュールで進んでいきます。

【「カキの環」メンバーシップ制度についての補足】

メンバー権通常販売価格：11,800円（税込）

以下をご理解・ご了承いただいた上、お申し込みください。
1. お支払いいただいた代金の、現金による返金は原則いたしません。
2. カキの環メンバー期間は、購入された日から、牡蠣のお届け日までとなります。
3. メンバー権は、第三者に譲渡または処分することはできません。
4. メンバー料金に1箇所分の送料が含まれています（沖縄県は、送料1300円（税込）を頂戴します）。お届け先は日本国内に限ります。2箇所目以上の送料・資材費は、着払いでのお支払いとなりますので、予めご了承ください。
5.むき身の牡蠣は500gずつ袋に入れて包装してあります。500g以下、以上に分けて発送は出来かねますので予めご了承ください。

親潮(寒流)と黒潮(暖流)がぶつかることから漁獲種が多岐に渡るだけでなく、三陸のリアス式海岸や点在する小さな島々が魚に絶好の住処を提供し、さらに複数の河川から栄養豊富なプランクトンが流れ込むことから、石巻沖はノルウェー、カナダと並ぶ「世界三大漁場」とも称されています。

恵まれた漁場で育つ石巻の牡蠣。

その小さい体で、1日に300~400Lもの水を吸い込み、吐き出しています。その性質を活かし、水揚げされた牡蠣は、滅菌された海水の入った水槽につけておきます。すると、牡蠣は自分が取り込んでしまった細菌やウイルスを吐き出し、体内の内容物を全部入れ替え、自分で浄化します。

・むき身となる牡蠣は14時間、殻付きで出荷される牡蠣は22時間、滅菌された海水につけ置きして洗浄しています。
・ノロウィルスは10月から3月、貝毒は10月から5月の期間に、週1回の検査を行っています。
・10月から3月の期間は、一般細菌・大腸菌・腸炎ビブリオの検査を2週間に1回行っています。
・出荷開始前となる10月以降、海水検査は月に1度実施しています。

こんにちは。ピースボートセンターいしのまき（PBI）の羽田道子と申します。

私は2014年春から3ヶ月間、ピースボートの船旅で通訳ボランティアとして地球一周をし、帰国してからピースボートで働き始めました。国連防災世界会議での業務やネパール地震の緊急支援活動などを経て、2015年9月から石巻に出向となり、ここでの生活も3年を迎えました。

なぜ石巻に居座るかというと、漁師をはじめとする石巻人が、あたたかくて優しくておもしろすぎるから。なぜカキの環をやっているかというと、「そんな石巻人が石巻にとどまっているのはもったいない！もっと多くの外の人たちにも知ってもらいたい！」という想いが1番大きいかもしれません。牡蠣がたまらなく美味しいのはその次かもしれません（笑）。

 
【私たちが目指す未来】
それは、ズバリ、こうです。

①「カキの環」オーナー年間2000人！
そうすることで、漁村にたくさんの「よそ者」が行き交う！
用がなくても漁師に会いに来るオーナーがいたり、近所のおばあちゃんとお茶っこしているオーナーたちがいたり、キャンプやサイクリングを楽しんでいるオーナー家族がいる、そんな近未来。
 
②牡蠣コミュニティの形成
オーナー・漁師の関係だけでなく、漁師同士、オーナー同士も、「カキの環」をきっかけにつながっていくこと。
また、オーナー制度をやってみたいという漁師も増え、「誰々の牡蠣の育て方はうまくいっている」「誰々の牡蠣は他にないうま味がある」なんて会話を漁師とオーナーが一緒になって、あーだこーだ言うような暑苦しいコミュニティを作りたい！
 
③震災から「元に戻す」んじゃない、石巻から発信する。
新規産業を外から呼んできたり、石巻から生み出している人たちもいます。それもすごく大事なこと。
ただ、私たちが頑張りたいのは、元からあった産業にイノベーションを起こして、新しいビジネスを生み出すこと。この牡蠣のオーナー制を成功させて、オーナー制度モデルを全国の地域に発信したい！
 
そんな世の中を実現したい、という熱い想いを胸に。
石巻でお待ちしております。

本当に本当に美味しい海の味がしました！／1年間ワクワクして待っていました。すごくいい制度だと思います。これからも何かの形で関わりたいなと思えました。／復興に少しでも力になれたでしょうか。美味しい牡蠣だったので、利益がマイナスになっているんじゃないかと心配になりました。石巻の牡蠣は自信を持ってください！／牡蠣講習、牡蠣剥き、乗船しての収穫体験などを通して、漁師の方々と知り合えて、そしてそこの牡蠣が頂けたなんて、こんな贅沢なことはありません。／立派に育ててくださってありがとうございます！とっても美味しかったです！幸せでした！／今回のプロジェクトで普段食べている牡蠣がこんなにも漁師さんが手間暇かけて育てているんだ！って気づくことが出来ました。震災に負けずに美味しい牡蠣をこれからも育ててください。