ハウス食品グループの主力商品の一つであるレトルトカレー。この製造時にタマネギとニンニクを炒めるとアメ色にならずに、まれに緑色になってしまう現象が発生し、この原因解明の研究が1990年代から行われました。 この過程で、涙の出る原因となる辛み成分が生成されることを解明し、この仕組みを応用した辛みのないタマネギ作りがスタート。品種改良を重ねて辛み成分を生成する酵素の一つであるアリイナーゼの量が非常に少ないタマネギが誕生しました。 2015年からごく少量から「涙のでないタマネギ　スマイルボール」の販売をスタートし、2018年から「スマイルボール」を原料とした飲料の開発に着手しています。