平戸松山窯
平戸松山窯
現在地 : 未設定
生年月日 : 未設定
三川内焼は1600年代、当時の平戸藩主が朝鮮から現長崎県平戸市に連れ帰った陶工達に焼き物を作らせたのが始まりです。その後、良質の陶土を求めて陶工たちがたどり着いたのが当地三川内です。当窯祖先の高麗媼(コウライババ)も1622年に開窯したとされその流れを脈々と今に引き継いでおります。三川内焼は藍色に発色する呉須を用いた青一色で人間の表情や草木の瑞々しさを表現しなければならない為、細やかで熟練した描写技術が必要とされます。現在は十五代に師事した中里月度務を中心に伝統を守りながら新しい伝統を生むべく器づくりに没頭しております。今後ともますます技術の錬磨を重ね、品質の向上に専念致したいと存じます。

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