日本音楽財団は世界遺産と言われるストラディヴァリウス等名器を21挺保有・貸与し、これまでも地域で活動するNPO等と協力してチャリティ・コンサートを開催してきました。チャリティ・コンサートの目的は当該地域でのチケット拡販と寄付文化の醸成にあります。チケット購入代金の全額がチャリティとして寄付され、それがどのように使われるのかを多くの方々に知ってもらうことにより、地域での寄付活動を活発化してきました。今回は財団初の試みとしてクラウドファンディングの仕組みを用い、先日の西日本豪雨で水没した岡山県倉敷市真備の音楽堂再建資金を、当財団が保有するストラディヴァリウスを用いた演奏会で調達します。