■「ひとさじ農場の100日とうきび」とは

北海道・美瑛町にある「ひとさじ農場」。そのひとさじ農場でつくられたとうきび(とうもろこし)だけが「ひとさじ農場の100日とうきび」と呼ばれます。

(スイートコーン：品種ゴールドラッシュ)

その名の由来は、苗のとうきびが畑に植えられてから収穫を迎えるまで、ゆっくりじっくり100日以上かけるから。

通常、とうきびは80日ほど畑で生育したら収穫されます。この20日間の差が、格段の旨味と甘味の差になって、ゆっくりじっくり確実に、実の中にたくわえられます。

■ 「六花の畑」とは

ひとさじ農場がもつ広大な畑、その面積は約80エーカー。その中でも特段に雪深く、一番雪解けが遅い畑があります。

ひとさじ農場ではこの希少な土地を「六花の畑」と呼びます。

2023年はこの「六花の畑」で100日とうきびを育てることにしました。

■2021年(初年度)

2021年、「ひとさじ農場の100日とうきび」を始めて世に出そうとしたその年、数十年に一度という「大干ばつ」がひとさじ農場を襲いました。

そんな大干ばつの年、商品として不良の可能性も0ではない中で購入者のみなさまにリターン品を発送いたしました。ひょっとしたらお叱りをうけるかも。でもこれが今の精一杯だという気持ちでした。

しかし、みなさまの反応はわたしの想像よりとても暖かいものでした。

「子供達が、すごく甘い！と喜んで沢山食べていました」

「天候不順などもあり、お届け有難う。お疲れ様。。」

「いつものと全然違う！と大絶賛でした」

「すごく甘くておいしかったです」・・・

■2022年 陽の畑(ひのはたけ)

昨年。そんなみなさまのお言葉にさらに応えたいという思いの中。100日とうきびは「陽の畑」とよばれる場所に植えられました。

「何を作っても美味しくなる」といわれるその畑は、ひとさじ農場総面積の約6％。ひとさじ農場の中でもとびきりに陽の光を浴びられる、そんな畑で100日じっくりと甘みをたくわえました。

その結果初年度より170人も多い「423人」の応援購入をいただき、お召し上がりいただいたご感想もこちらが嬉しくなるものばかりでした。

「早速頂きました。甘くて美味しかったです。感激しました。」

「うちの1歳半の子が大変気に入って毎日一人で全部食べ尽くす勢いで食べていっています(笑)」

「生で食べて、びっくり。無茶苦茶甘い！茹でてももちろん美味しかったです。この味、知ってしまうと、もう他のは食べられませんね。」

「100日とうきびでなければ満足出来ないです。」

■そして2023年 100日とうきびは「六花の畑(ろっかのはたけ)」へ。

とうきびという野菜は連作を嫌います。要は、同じ畑で続けてつくることが難しい野菜なのです。

その為、次に「六花の畑」に100日とうきびが植えられるのはまた数年後になるかもしれません。そんな一期一会のような出会いを、ぜひみなさんに体感していただければうれしいです。

他のとうきびとの大きな違いは、メロンにもまけない甘さ。おいしさ。（2020年の参考糖度19～21度）

北海道物産にくわしい有名店のバイヤーさんがビックリしてくれます。

生でもたべられます。ひんやり、とってもおいしいです。

ひとさじ農場：小田栄治さん

北海道・美瑛町、スプウンのようにやさしくうねる丘。

通称「スプウン谷」と呼ばれる土地を耕しているのが「ひとさじ農場」です。

トマトやスイートコーンに、野菜を２０種くらい。近所の直売所、ホテルや農場のキッチンで利用されています。

ひとさじ農場がこの土地にクワを下ろして約10年。

小田さんがとうきびに向き合いつづけて、たどり着いた答えが2つあります。

まずは「手作業でかわいがること」。

機械は便利。もちろん機械の力も借ります。でもどうしても手作業でやらないと出ない味わいがあります。うそみたいな本当のはなしです。

そしてもうひとつは「とうきびに畑に長くいてもらうこと」。

畑に植えられている期間が長いほど、とうきびはエネルギーを粒の中にたくわえます。ただ、その為にはとうきびに長居してもらえるベッドを畑に用意しなければいけません。

ていねいに。ていねいに。ひとさじ農場は、とにかく手作業が多いです。一粒ひとつぶ手でタネまきしたら。巣だちの時まではたいせつに温室そだち。

まだ寒風のころに、丘に専用のあたたかいベッドをつくってあげて。何まん本の苗の植えつけも、水やりもぜんぶやさしく手でおこないます。

雨にもマケズ、風にもマケズ。100～120日もかけて、ゆっくりと成熟していきます。

こうして「ひとさじ農場の100日とうきび」は、2018年の長雨にも2019年の大干ばつにも負けなかったのです。

ひとさじ農場でとれる「100日とうきび」は、いろんな食べ方ができます。

旨味と甘味が違うから、どの食べ方でもみんなおどろいてくれます。

でもほんとうにオススメしたいのは、シンプルなポタージュスープ。

極限にまでシンプルなレシピ。

美瑛町にある予約が取れない人気の宿でも、アラカルトで用意されています。

飲んだ人はみな口をそろえて、「こんなポタージュは生まれてはじめて」と。

つまり、100日とうきびでないとこの味は出ないということです。

■北海道・美瑛町産「ひとさじ農場の100日とうきび~2023六花の畑」1箱

5,800円税込

■商品の数量 100日とうきび10本(M～LLサイズ混合)

■賞味期限 商品到着後お早めに。届いたその日が一番おいしいです。

■北海道・美瑛町産「ひとさじ農場の100日とうきび~2023六花の畑」2箱セット

10,800円税込

■商品の数量 100日とうきび20本(M～LLサイズ混合)

※1箱10本入り 2箱セットの商品となります

■賞味期限 商品到着後お早めに。届いたその日が一番おいしいです。

・8月4日プロジェクト終了

・8月15日頃より収穫開始（受付順に随時発送対応）

北海道のとうきびの旬は8月中旬～9月。

農場敷地内で即、選果・梱包。朝もぎ即日発送いたします。(ヤマト運輸・クール便)

・9月末までに発送完了

見つけてくれて、ありがとうございます。「イエティのいえ」イエティです。

丘の暮らしは大変に心地がよく、一昨年からひとさじ農場の入口に住み着いてしまいました。100日とうきびの近くで、実がつく頃には収穫をしながら、「100日とうきびのアイスクリーム」を食べに来る人をまっています。

https://www.instagram.com/yeti_biei/

一昨年は未曽有の大干ばつのなか、根気強く100日とうきびを待っていただき本当にありがとうございました。また、昨年の「陽の畑」の100日とうきびはいかがでしたでしょうか。とっておきの畑です。ご満足いただけていれば嬉しいです。

さて、今年もとびきりのとうきびを、一番おいしい時期にお届けします。

畑の名前になっている六花とは、実は「雪」の別名です。雪に真っ白におおわれた畑の中でも、特段雪深い「六花の畑」がどんな味わいを生み出すのか。いまから私も楽しみです！

どうぞ一緒に、ちょっと気長に。食べていただけるその日を楽しみにしています。