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【生産終了が決定】希少な超極厚織物で作る 最初で最後の1号帆布トートバッグ

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ストーリー

  1. 30.8オンスの希少な超極厚1号帆布で作る 人生をかけて育てるキャンバストートバッグ
  2. 硬くて重い生地の魅力を堪能 『自立するバッグなんて当たり前。このバッグ、逆立ちします』
  3. その歴史に幕 生産終了で絶版生地となった最後の国産1号帆布を使い数量限定で商品化

一生モノのキャンバストートバッグ。そんなものがこの世に存在するとしたら、このトートバッグ以外にはありえないはずです。

帆布の規格の中でもっとも分厚く頑丈な1号帆布を使ったトートバッグ。

この度、130年の歴史を持つ帆布メーカーが守り続けてきた1号帆布の生産終了が決まり、日本国内でたった1社のみ作る事が出来た幻の織物は、その歴史に幕を下ろす事になりました。

その工場に残る最後のストックを使い、数量限定で商品化をしたのが今回のトートバッグです。

Makuake先行販売分限定100個。今後国産1号帆布を使った新たな企画が生まれることはないかもしれません。

1号帆布で作る 時代を超えて育てるトートバッグ

硬すぎて逆立ちします

1号帆布は数多ある生地の中でも、特に分厚く硬い生地です。
その証拠にこのバッグ、なんとハンドル部分で自立して逆立ちします

自立するバッグ、自立するデニム、自立するスウェット…生地の硬さを表すための良くある表現方法ですが、このバッグはそれらとも一線を画す硬さを持ちます。

逆立ちするバッグ、今までにご覧になったことはありますか?

重さは正義、その存在感

生地の重量を示す単位のひとつにオンス(oz)があります。オンスとは1平方ヤードあたりの生地の重量であり、バッグによく用いられる8号帆布や、ヘビーウェイトに分類されるデニムが15オンスほどですが、1号帆布はなんとその倍の30.8オンス。
生地が重いということはそれだけ打ち込みが強く堅牢に織られているという事の証明でもあります。

30オンス越えの生地に触れたことはありますか?

頑丈さも桁外れ

1号帆布はただ硬いだけの生地ではなく、その強度も桁外れです。

生地の強さを示す引張強度の試験において、縦方向1792N、横方向2068Nの優れた結果を残しています。

平成28年度実施の試験報告書より抜粋


これは180kgを超える加重にも耐えられるという事の証明で、例えて言うなら力士一人くらいの体重がかかっても裂けることはない生地であるという事です

海外製のキャンバス地等は糸に糊を染み込ませる事でその強度を高めたりしますが、タケヤリの一号帆布は純粋に綿糸のみで作られています。

確かな技術と100年以上続く丁寧な仕事によって、綿の糸だけでこれだけしっかりとした帆布を織りあげることが出来るのです。

綿本来の質感を活かした帆布ならではの独特な風合いと、経年変化をお楽しみ頂けます。

スッキリしているのに大容量

1号帆布トートバッグは『Theトートバッグ』と言えるようなベーシックなデザインでありながら、大容量を確保しています。

15.6インチのノートPCやダウンベスト、靴など、敢えて嵩張るものを選んで詰め込んでみましたが、細々したものならまだまだ入ります。

しかもバッグ自体がしっかりしているため、いろいろ詰め込んでも不細工に膨れ上がることもありません。

十分な容量もあり一泊旅行や、荷物の多いアウトドアなどのお供にもピッタリです。

経年変化を楽しむ

開発段階のバッグのサンプルを約6ヶ月使用してきました(開発サンプルの為製品とは若干デザインが異なります)。

バッグのボディ部分は硬さが和らぎ、少し馴染んできましたが全体的にはまだまだシッカリとしています。
何よりも、バッグが柔らかくなってきたことで優しい表情が現れてきたのが経年変化好きの心を擽ります。

因みに

半年経ってもまだ逆立ちはします。

ここからさらに馴染ませていくことでどういった変化を見せてくれるのか。
じっくり時間をかけながら育てる楽しみを感じさせてくれるのがこのトートバッグの最大の魅力でもあります。

超極厚生地一号帆布

帆布(キャンバス)とは綿で織られた平織の生地の事をいい、古くは船の帆に使われていたことから帆布と呼ばれています。

撚り合わせた糸の本数や、その密度、重量等によって、1号から11号に分類されており、号数が小さくなるほど重く頑丈な帆布になります。


帆布であるための5つの定義

1 リング紡績の糸を使用(空気制紡の糸を使用することも有り)
2 10番単糸を使用
3 糸に撚りが加えられている
4 シャトル織機を使用している
5 平織りである

中でも1号帆布は、帆布の規格の中でもっとも分厚く、重い生地であり、綿織物全体の中でも、ここまで堅牢な生地はほぼありません。

一般的なトートバッグに良く使われる8号帆布と1号帆布の比較

※旧JIS規格 JIS L3102-1957参照


8号帆布でも十分に丈夫な生地ではありますが、1号帆布の生地の厚み、重量はその倍以上です。

因みに生地自体の値段は8号の数倍で、1号帆布は高級なその価格や、堅牢すぎて加工に対応できる工場が少ないことなどから、一般向けに製品化して市場に出回るのはこれまで珍しい事でした

歴史から姿を消した極厚綿織物 1号帆布

今回のプロジェクトを公開する前に、帆布の製造元である株式会社タケヤリから1号帆布の生産終了の通達がありました。

岡山県倉敷市にある同社は130年以上の歴史をもつ帆布メーカーであり、1~3号クラスの厚手の帆布を織れるのは国内でタケヤリ一社のみ。
その歴史が途絶えてしまう事は、日本の産業にとって大きな損失だと惜しむ声は少なくありません。

1号帆布は、旧式のシャトル織機を使い、太い糸を密度を入れてゆっくり時間をかけて織り上げられるのですが、その織機も長年の稼働によって老朽化しており、近年では安定した生産が難しくなっていました。
その他の事情も重なり、極厚帆布の歴史に幕がおろされる事になりました。

今後、日本国内で1~3号クラスの帆布が作られることや、それを使った商品が新たに生み出されることは基本的にはありません。

独自の技術や商品力を持ち、それを評価する多くの人がいるにも関わらず生産終了に追い込まれてしまった幻の生地、タケヤリ最後の1号帆布で作られたトートバッグ。

このバッグからオーバースペック過ぎるほどに作り込まれた帆布の魅力と、130年以上の長きにわたり、一心にものづくりをされてきた作り手の歴史も感じて頂ければ嬉しく思います。

バッグを作るのは鞄作りのメッカ 兵庫県豊岡市にある鞄メーカー

今回1号帆布トートバッグを製造するのは、株式会社エクスブルード
日本の鞄産業のメッカである兵庫県豊岡市にあるメーカーです。

1号帆布は分厚く硬い生地の為、それを扱う事が非常に難しく、今回も多くのメーカー、縫製工場から『生地が硬すぎてうちでは縫えない』、『1号帆布は無理です』と生産を断られ続けました。

半ば諦めかけていたところに救いの手を差し伸べてくれたのが㈱エクスブルードであり、日本を代表する鞄の産地で培われてきたその高い技術力によって、1号帆布トートバッグは完成することが出来ました。


いつもあなたの側に

1号帆布トートバッグは様々なシーンで活躍します。

毎日の相棒として、いつもあなたの手の中に

アウトドアやキャンプではタフにガシガシ使っていただけます

長い時間をかけてゆっくり馴染ませ育てる楽しみがこのバッグにはあります。


商品スペック

本体サイズ:約縦31cm×横(上部)48cm×(下部)35cm×マチ16cm

持ち手の長さ:約51cm(トップまでの高さ 約21cm)

その他特徴:外ポケット(幅約15cm)×1、内ポケット(幅約30cm)×1

重量:約860g

素材:綿100%

カラー:生成り(綿帆布そのままのオフホワイトのような色味です)

生地生産:日本 (岡山県倉敷市)

縫製:日本 (兵庫県豊岡市)

※サイズ、重量ともに若干の誤差があります事、ご了承ください。


ゴチャゴチャと色んな機能を詰め込むのではなく、デザインは出来るだけベーシックなものを目指し、素材そのものの魅力と機能が現れるようなバッグにしています。

ずっと愛着を持ちながら使えるシンプルなトートバッグ。これこそが超極厚1号帆布トートバッグの理想の形であると考えます。


商品の特性(必ずお読みください)

1号帆布生地は、シャトル織機で織り上げた帆布ならではの独特な風合いがありますのでご理解の上お楽しみください。

・糸のつなぎ目や織り段(横筋・糸節)が生じる場合があります。

・ミシン目から帆布地の糸が飛び出す箇所、生地の織目に針がとられてステッチが歪む箇所がありますが、生地の特性によるところであるとご理解ください。

・綿100%の生地ですので、洗濯する場合、縮みにご注意ください。

お手入れについて

【普段のお手入れ】

乾いた布や毛先の柔らかいブラシなどで汚れを落としてください。汚れによっては白い消しゴムで軽くこすると落ちる場合もあります。

【お洗濯】

汚れた場合は、早めにその部分を硬く絞った柔らかい布で優しく叩いて下さい。
汚れが気になる箇所は部分的に中性洗剤で叩き手洗いをして下さい。すすぎの際はなるべく擦らず押し洗いするようにすすぎ、形を整え通気性の良い場所で陰干しして下さい。脱水機はお避け下さい。
洗濯による縮み・型崩れが生じることがありますので、ご了承の上でおこなって下さい。

プロジェクト背景

PESSブランドは日本の高品質なものづくりを未来へ繋ぐべく、本当に良いものを追求したものづくりを行っています。

実際に国内の様々な生産者様を訪ね、職人の方達と触れ合いながら精度の高い商品開発することをモットーとしています。

私たちPESSブランドは、日本の職人技術を生かした商品開発を通して世の中に貢献することを目指すプロジェクトチームです。これまでにも国内外のクラウドファンディングに挑戦し、多大なる成果を上げて参りました。


スケジュール

2月14日プロジェクト公開

3月30日プロジェクト終了

その後生産を経て、5/初旬より順次発送開始


リターンについて

超早割26,400円の25%(6,600円)OFF→19,800円

早割26,400円の20%(5,280円)OFF→21,120円

Makuake割26,400円の15%(3,960円)OFF→22,440円

生地量が限られているため、Makuake先行予約販売分は限定100個のみのリターンとなります。


資金の使い道

100年残るものづくり』という理念のもと、皆様に愛されるような新商品を開発していく為の費用に充てさせて頂きます。
現在も様々なアイテムの開発を進めておりますので、今後の展開にも是非ご期待ください!


実行者紹介

みなさまこんにちは、株式会社PESSの中川です。
Makuakeプロジェクト6回目の今回、皆様へお届けするのが一号帆布のトートバッグです。
ベーシックなデザインのキャンバストートバッグを30.8オンスという、もはや生地と呼べるかも疑問なくらいの重く硬い帆布で作りました。

この企画を立ち上げた当初、1号帆布生産終了の話は全くなく、プロジェクト公開を目前に控えた昨年の末にその話を聞いた時には大変なショックを受けました。

良いものを作っているだけでは、事業を継続出来ない。日本でものづくりを続けていくにあたっての大きな課題を突き付けられたような気持ちです。

私たちPESSは『100年残るものづくり』という理念のもと、ものづくりを行なっているにもかかわらず、魅力あふれる価値ある素材を未来に残す事が出来なかったことから、このプロジェクト自体の見送りも考えました。
ですが、プロジェクトを通して一人でも多くの方に『日本のものづくりのリアル』に触れて頂きたいと考え、公開に至りました。

現在は海外で大量に安く物を作る事が出来、私たちの生活の大半はそういったもので賄われています。ですが、大量生産では作ることが出来ない価値あるものは間違いなく存在しますし、そういう商品によって私たちの生活がより豊かで彩のあるものになると私は信じています。

工場に最後に残っていた120mの1号帆布の中から、Makuake先行予約販売分として100個限定でのリターンとなりますが、このトートバッグから、作り込まれた生地の魅力や、130年にわたって丁寧に帆布を作り続けてきた作り手の想いを感じ取って頂ければ嬉しく思います。

ぜひ、1号帆布トートバッグを一生の相棒のつもりで時間をかけて育ててください。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

リスク&チャレンジ

ここまで私たちのプロジェクトをご覧いただき誠にありがとうございます。 皆様により良い商品をお届けできるよう誠心誠意準備を進めてまいります。 本文中に記載させていただいたスケジュールは、あくまでプロジェクト公開時点の予定です。応援購入の性質上、配送遅延のおそれがございます。 原則として、配送遅延に伴う応援購入のキャンセルはできませんが、 リターン配送予定月から2ヵ月を超えた場合には、希望者に限りキャンセルにて対応させていただきます。 また、開発中の製品につきましては、デザイン・仕様が一部変更になる可能性もございます。 Makuakeの性質上、以上の注意点につきましてあらかじめご理解とご了承いただいた上で応援購入頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。 プロジェクトページ記載内容に変更があった場合は、随時活動レポートにてご案内させていただきます。

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