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ヘアドネーションに関わる人々の思いを伝える。 ジャーダック初の監修本『31cm』

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ストーリー

  1. ヘアドネーションと、活動に関わる人たちの本当の思いを知ってほしい。
  2. 16人のインタビューを、著名なイラストレーターのビジュアルとお届け。
  3. ドネーション基準「31cm」の実寸大ブック〈限定版〉を発売。

出版社KuLaScip(クラシップ)です。
ヘアドネーションをはじめて日本で開始した、特定非営利活動法人Japan Hair Donation & Charity(通称 NPO法人 JHD&C〈ジャーダック〉:以下ジャーダック)初の監修本『31cm』〈限定版〉をマクアケで受注販売します。

ヘアドネーションと、活動に関わる人たちの本当の思いを知ってほしい。
そんな思いを込めた1冊です。
16人のインタビューを、著名なイラストレーターのビジュアルと共にお届けします。

この本は、ジャーダックの10周年記念本として作らせていただきました。
本を作るにあたって、ジャーダックからの希望はただ1つ。

この本には、活動に賛同する声だけでなく、批判する声も含めて、全ての声を載せてほしい。

「今のヘアドネーションをつくったのは皆さんであり、今後のヘアドネーションをつくるのも皆さんだと思っています。

ヘアドネーションは、髪の毛を寄付してくれたドナー、ウィッグを受け取ってくれたレシピエント、活動に賛同してくれたサロン、そしてヘアドネーションを広めようとしてくれた人たち、興味を持ってくれた人たちがいたことで、ここまで大きな活動になってきました。

だからこそ、ヘアドネーションに関わる全ての人たちの思いを、ぐるっと並べてみてみたい。そこから、これからの10年、その先の未来が見えてくると思うから」(ジャーダック代表 渡辺貴一)

正直、この本の話を聞いた時、難しいテーマだと思いました。
でもジャーダックにインタビューをしていくと、ヘアドネーションの活動をしているけれども、「必ずしもウィッグを必要としない社会」を目指しているなど、興味深い話ばかりです。それは、ヘアドネーションに関わる人たちも同じでした。

突然の病気、ウィッグをつけるということ、ドナーとしての心境の変化、美容師としてのプライド、患者と寄り添う医者の信念など、知っているようで実は知らなかった話ばかりでした。正直、明るい話だけではないのですが、でも大切な話で、そして不思議なことに、皆さんアプローチは違うけれど、見ている先・目指している方向は同じように感じました。

そのような話を聞いていくうちに、ありきたりな考えかもしれませんが、ひとりでも多くの人に知ってほしい。できれば、ヘアドネーションに興味がある人だけでなく、ヘアドネーションや社会貢献に、少し距離を感じている人にこそ知ってほしい。「ヘアドネーションってこういうことだったんだ」と知ってほしいと思うようになっていきました。

このジャーダック初の監修本『31cm』〈限定版〉は、ヘアドネーションの基準の長さ「31㎝」実寸大、ビックサイズです。

ご家庭で楽しむのはもちろん、美容室などにも置いてもらうことで、多くの人にヘアドネーションについて知ってもらうきっかけになればと思っています。

また、クラウドファンディングの期間限定で、本の中身(インタビューのページ)をnoteにて公開します。
https://note.com/kulascip/m/m851bdaddf18c

読んでいただけると嬉しいです。

ヘアドネーションとは、髪の毛を寄付すること。
寄付された髪の毛からウィッグを作り、提供する活動です。

日本では、2009年にジャーダックがはじめてヘアドネーションの活動を開始しました。
ジャーダックでは、脱毛症や乏毛症、小児がんの治療など、何らかの事情で髪に悩みを抱える18歳以下の子どもたちに、ヘアドネーションによって寄付された髪の毛だけを使ってオーダーメイドのメディカル・ウィッグを作り、無償で提供しています。

「31cm」は、フルウィッグ(頭をすっぽりと覆うウィッグ)に用いる髪の毛の長さの世界的な基準「12インチ」を、センチメートルに換算した数字です。
ジャーダックでは、ウィッグを作るために寄付できる髪の毛の長さを、「31cm」以上としています。

今回の限定版はヘアドネーションの基準の長さ「31cm」の実寸大です。

ヘアドネーションが多くの人に知られるようになった一方、当事者たちの思いが語られることは、これまであまりありませんでした。

ヘアドネーションには、さまざまな人が関わっています。

ウィッグを受け取るレシピエント
髪の毛を提供するドナー
ドネーションカットをする美容師
患者を見守る医者
ウィッグを提供するジャーダック

ヘアドネーションに関わる人たちの、リアルな思いを知ってほしいと思っています。

レシピエント(ウィッグを受け取る人)

私は元々目立ちたがり屋の方だったのです。小学校でも、何かというと主役をやっていました。でも髪の毛が抜け始めてから、目立つのが嫌になりました。だけど今はウィッグをつけているので、昔みたいに目立つことにも抵抗がなくなってきました

*お母さんにも一緒にお話を伺いました。

(母)
中学校進学にあたり、初めてネットでメディカル・ウィッグを買う時も勇気がいりました。まず娘がウィッグをつけてくれるかどうか、心配だったのです。

ウィッグをつけるのは大変だから、髪の毛が抜けてき始めた頃は、ウィッグを学校につけていくのを嫌がっていました。なので、そのことについて話し合ったのです。

「ウィッグをつけないのが悪いわけではないけど、逆に考えてみて。
たとえば、隣の席の子がウィッグをつけないで、少しずつ髪の毛が抜けていったら、どう思う?」

「それは、めっちゃ心配すると思う」

それだったら、と、ウィッグをつけていくことになったのです。

ドナー(髪の毛を提供する人)

「今はヘアドネーションをもっと知ってもらうための活動をしています。

自由研究でヘアドネーションのことを調べた時、1つのウィッグを作るのに、30 ~50人分もの髪の毛が必要ってはじめて知ったから。それまでは、自分1人の髪で、1人の子どものウィッグが作れるって思っていたから驚きました。

だったら1人でも多くの人に知ってもらって、1人でも多くの人に髪の毛を贈ってもらえば、みんなが笑顔になれると思ったのです」

ドナー(髪の毛を提供する人)

「僕自身は、ヘアドネーションを2回しているし、今も3回目をしようとしていますが、僕はヘアドネーションをすることが『正解』だとは思っていません。ウィッグを使うことだけが『正解』だとも思っていません。
ただ、僕の髪やウィッグが、とりあえず何かを考える『きっかけ』になればいいと思います」

美容師(髪の毛をカットする人)

よくドナーの方から、『できるだけ長い髪を寄付したい』という、優しいお言葉をいただきます。でもその方に、襟足の立ち上がりや癖などがある場合は、1〜2cm長めに残させていただくなど、その方にとって最適な長さで、最も素敵になるヘアスタイルを提案することにしています。
僕たち美容師は、ドナーの想いをレシピエントにつなぐ橋渡し役だと思っています。そして、ドナーの方から髪の毛をいただくお返しとして、最高の技術で綺麗になってもらうこと。それが僕たち美容師の感謝なのです

医者(病気を治療する人)

「残念ながら長い闘病期間、親は子どもを100%守ることはできません。でも子どもは、外で傷つくことがあっても、少なくとも親だけは100%そのままの自分を受け入れてくれる、という自信が持てれば、癒され、立ち直ることができるのです」

ヘアドネーションに賛同する15名の著名なイラストレーターの、個性豊かな美しいビジュアルで1人1人のインタビューページを構成しました。ヘアドネーションが持つ明るさを伝える、明るく、楽しい本にしたい。読み込んでも面白く、眺めるだけでも楽しいデザインに仕上がっています。

イラストとともに、ヘアドネーションに関わる人たちの写真も見どころのひとつです。

切った髪の毛は、どのようにしてひとつのウィッグになるのか?
ウィッグは、どんな子どもたちに届くのか?
なぜヘアドネーションを始めたのか?
ヘアドネーションにまつわる、あまり知られていないけど、知ってほしい情報を紹介するコラム集です。

Vol.01
「31cm」の理由

どうして、ウィッグを作るのにこの長さが必要なの?

Vol.02
どうして18歳までなの?

ジャーダックが18歳までウィッグを届け続ける理由

以上の内容を、31cm×31cmのビックサイズでお届けします。
ご家庭で、学校で、病院で、美容室で。
その他さまざまな場所で。皆さんで手にとって覗き込める大きさの本です。

<限定版仕様>
タイトル :『31cm』
監修 :NPO法人JHD&C(ジャーダック)
編集・構成:チーム31cm
発行所 :株式会社KuLaScip
仕様 :縦31cm×横31cm×高さ1.5cm
オールカラー・180頁(予定)
ISBN :9784991014864

■『31cm』通常版(A5判)は2021年6月全国書店で発売予定。
*通常版のサイズ、発売時期は今後変更する可能性があります。

2019年に10周年を迎えるにあたって、ジャーダック10周年記念プロジェクトを立上げました。
イベントや記念品を作るなど、いろいろなアイデアが出たのですが、せっかくなら、形に残るもの、今後につながるものがいいと本を作ることを選んでみました。

本を作るにあたって、思ったことは1つだけです。
「自分たちはこの10年間に、子どもたちのために何ができたのか見つめてみたい。そこから、これからの未来を見つめてみたい」

当初は、自分たちで取材・執筆も行うつもりでいましたが、通常の活動を継続しながら行うことが困難だったため、出版社KuLaScipに相談したところ、出版社の企画出版(*)として、インタビューも含めて行っていただけることになりました。

そしてありがたいことに、ジャーダック10周年記念ということであればと、多くの方々がインタビューに協力してくださり、さまざまな角度からヘアドネーションを知ることができる、内容の深い本となっていきました。

更にKuLaScipを中心に、本の編集・構成を行う「チーム31cm」が発足。ヘアドネーションの活動に賛同する撮影関係者、イラストレーターの方々のご協力も得て、美しいビジュアルの本に仕上がりました。

当初の予定より時間がかかり、12年目に出版することとなりましたが、多くの方々のご協力でできあがったこの本を、皆さまにお届けできますことを嬉しく思っております。

またKuLaScip主催で、クラウドファンディングを行っていただくことにより、より多くの方々にヘアドネーションを知っていただける機会を得たことにも感謝しております。

ジャーダックはこれからも、ウィッグを必要とする子どもたちがひとりでも存在する限り、活動を続けていきたいと思います。

特定非営利活動法人Japan Hair Donation&Charity
(通称 NPO法人 JHD&C〈ジャーダック〉)
代表 渡辺貴一

(*)企画出版:出版社が費用を全額負担して書籍を出版すること

ジャーダック初の監修本『31cm』の限定版を、クラウドファンディングで販売します。ヘアドネーションを、より多くの人に知ってもらいたい。そう思い、ヘアドネーションの基準の長さ「31cm」の実寸大にこだわった限定版を作りました。

しかし今回限定版を作ったのには、もう1つの理由があります。
出版社として、本を楽しむ幅を増やしたいと思ったからです。


たとえば、音楽はライブ、映画も公開前のイベントなど、好きなものに関わる機会が多くあると思います。でも本は出版した後がメインになっています。
出版する前にも、本と関わる機会を増やしたい。
好きな本をもっと好きになる機会を増やしたい。

そして、限定版の販売場所としてクラウドファンディングのサイトを選んだのは、そのコンテンツを好きな人が少しづつ集まって、盛り上がる、その盛り上がりを外から見つけることができると思ったからです。そうやって自分の好きなモノを、人にも知ってもらうことができる場所だと思ったからです。

ただ今回、ヘアドネーションの本で限定版を作り、クラウドファンディングで販売することに、疑問を持つ人もいると思います。ヘアドネーションの本であるからこそ、粛々と出版した方が良かったかもしれません。

それでも出版社として、良い本を作って、その本を楽しむ機会を増やしていきたい。その結果、ヘアドネーションについて知ってもらう。ヘアドネーションに興味がなかった人にもヘアドネーションを知ってもらう。
そういう形でこの本と関わっていきたいと思い、チャレンジしました。

冒頭でも書きましたが、クラウドファンディングの期間限定で、本の中身(インタビューのページ)をnoteにて公開します。
https://note.com/kulascip/m/m851bdaddf18c

それには2つの理由があります。

1つは、世に出ていない本に興味を持ってもらうためには、本の中身の情報が必要だと思っているからです。実際に手に取ることができないネットの世界では、書店よりも本の雰囲気を感じにくいと思っています。
なので、中身を公開して、内容、雰囲気をできるだけ感じてもらいたいと思ったからです。

もう1つは、本を買う、買わないに関わらず、ひとりでも多くの人に、この本の中身を知ってほしいと思ったからです。今回、ヘアドネーションに関わる多くの方にインタビューをして、考えや思いを知るにつれ、この本の中身をひとりでも多くの人に知ってほしいと思ったからです。

そして、ヘアドネーションについて知る人が増え、ジャーダックが目指す「必ずしもウィッグを必要としない社会」に、少しでも近づいていってほしいと思っています。

出版社 KuLaScip(クラシップ)

Q.『31cm』限定本は、クラウドファンディングでしか購入できないのですか。

A.はい。
クラウドファンディングで、期間限定、受注販売を行います。
(但しクラウドファンディング終了後、一部数量限定で販売される場合がございます)

Q.出版社がなぜクラウドファンディングで本の制作費を集めるのですか。

A.クラウドファンディングで本の制作費を集めているのではなく、あくまでも『31cm」限定版の受注販売という位置づけで行っております。

Q. 『31cm』に関するお問い合わせ先を教えてください。


A. 『31cm』に関するお問い合わせは、株式会社KuLaScip(クラシップ)までお願いいたします。
KuLaScip(お問い合わせ窓口)
https://kulascip.co.jp/contact/

リスク&チャレンジ

1.納期について 今回のようなビックサイズ(31cm×31cm)の場合、製本は手作業で行います。 そのため、予想以上の受注をいただいた場合、納期遅延が起こる可能性がございます。 また自然災害や思わぬトラブルが発生し、納期遅延が起こる可能性がございます。 問題が発生しました際は、ご支援いただいた皆さまへの情報共有を早急に行い、問題に対して真摯に向き合い解決したいと思います。 2.ご支援のキャンセルについて ご支援のご支援者様都合によるキャンセルや返金はお受けできませんで、ご了承ください。

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3,500(税込)

『31cm』〈限定版〉1冊
『31cm』〈限定版〉1冊

NPO法人JHD&C(ジャーダック)初の監修本『31cm』〈限定版〉1冊
価格:3,500円(税込)
仕様:縦31cm×横31cm×高さ1.5cm。オールカラー180頁(予定)

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※送料は弊社で負担させていただきます。
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『31cm』〈限定版〉3冊(学校で。美容室で)
『31cm』〈限定版〉3冊(学校で。美容室で)

NPO法人JHD&C(ジャーダック)初の監修本『31cm』〈限定版〉3冊
価格:10,500円(税込) 
仕様:縦31cm×横31cm×高さ1.5cm。オールカラー180頁(予定)

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『31cm』〈限定版〉10冊(グループで。企業で)
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NPO法人JHD&C(ジャーダック)初の監修本『31cm』〈限定版〉10冊
価格:35,000円(税込) 
仕様:縦31cm×横31cm×高さ1.5cm。オールカラー180頁(予定)

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「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 出版・ジャーナリズムカテゴリの 「ヘアドネーションに関わる人々の思いを伝える。 ジャーダック初の監修本『31cm』」プロジェクト詳細ページです。

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