【兵庫】産地で100年続く工場の職人が作る”ちょうどいい厚さ”のガーゼケット

不思議と夏は涼しく、冬はあたたかい3重ガーゼケットから、ハーフサイズが新登場です！

過去２回のMakuakeで640万を達成したガーゼブランドです。兵庫県の織物産地で、100年の歴史を持つ織物工場の職人さんと一緒に作っています。

第一回目のMakuakeはこちら

「この薄さと軽さなのに？」と、そのあったかさに定評があるガーゼケットから、ハーフケットが新登場し、これからの秋冬の季節をさらに多くの場面において快適に過ごすためのサポートをします。

ソファでのひざ掛けに

温度調節の肩掛けに

ガーゼと言えばもちろん！赤ちゃんにも◎

そして、シーツとして通常サイズのガーゼケットを敷いて使うのが、「363°」ファンの中ではおなじみの使い方です！

上下ふわふわ気持ちいいガーゼに包まれて寝たい方へ、セットのリターンもご用意しました！ママと赤ちゃんの親子でもぜひ！

「ガーゼケットは夏のアイテム」そうお思いではないでしょうか？

ガーゼ製品や綿100%素材の寝具は、通気性や吸汗性などの特徴が一般的に知られているかと思います。たしかに夏の快眠を助けてくれるものとして量販店でも、季節になるとガーゼケットやガーゼの布団カバーなどが売られていますよね。

ところが、綿織物の産地で織った私たち「363°」の3重ガーゼは、秋冬にもその真価を発揮します。

綿100%素材の3重ガーゼは、3層のガーゼ生地から成りますが、実はその層と層の間に空気を含む「保温性」こそが特性なんです。

ガーゼという構造は、職人に言わせれば、あたたかい機能を持たせるのにとても適しており、この薄さ、軽さのわりに随分と保温の助けになるものだと。だから、涼しさだけを追求して薄いつくりにしてしまうのは、本当はもったいないと。

掛け布団と重ねて使うことで、毛布がいらなくなったという方も。

もしかしたら私たちは、いままでガーゼの良さの”片面”しか享受してこなかったのかもしれません。

夏のものか冬のものかではなく、”適温を助けるもの”

一方、6重ガーゼケットなどといった、どちらかと言うと「綿毛布」のような役割の商品は、厚さがあって夏には少し暑い。そこまでいくと今度は冬布団と役割が被ってしまいます。寒い季節にしかなかなか使う機会がありません。

ガーゼケットなどの綿100%素材の特徴として、通気性、放湿性に優れるためムレにくい上に、眠るときには布団とからだの間で吸汗の役割も果たしてくれます。

毛布や羽毛布団と比べると、あたたかさ以外の機能や、時にはあたたかすぎるその機能ゆえに起こる不具合（＝汗ばみやムレ）を防ぐ働きまで持っているのがガーゼケットです。

適度の厚さにこだわり抜いたことで、どんな季節にも体温調節を助け、夏の快適も冬の快適も両立することが可能になったのが、この「あたたかくも涼しい」ちょうどいい「363°」の3重ガーゼのガーゼケットです。

（ガーゼケットなどの綿100%素材の特徴として）通気性があって適度に放湿をしてくれます。湿度やムレ感がこもりづらい作りになっている一方で、あたたかい空気を層と層の間に保ってくれます。

夏にはこれ1枚で、冬には布団の内側に重ねて。

つまり、季節によって重ね方をかえることで、この通気性が自然とコントロールされるということです。

洗濯機で遠慮なく洗ってください！タフに作っています

洗い上がりがごわつくと、ちょっと残念な気持ちになりますよね。

ご心配なく！どんどん洗濯機で洗っていただいて大丈夫です！

この表面の凹凸の風合いの仕上がりにこだわっているので、実はこれですでに縮んでいます。

これ以上大きく縮んでしまう可能性もきわめて低い（当社調べ）ため、普段、乾燥機をお使いの方は、いつもどおり乾燥機にかけていただいて大丈夫です。

※洗濯時はネット推奨。他の洗濯物にガーゼの毛羽がついてしまわないように。

洗い上がり／使用前後の比較

これが洗い上がり。新品の状態と、30回以上洗った状態です。もちろん特別な洗濯機や洗剤は使っていません。いつもどおりの洗い方でOK！洗いやすさ、扱いやすさも心地よさの大切な要素ですよね。

柔軟剤はおすすめしておりません。柔軟剤の成分が表面に膜を張ってしまうため、吸汗性を弱めてしまう可能性があるためです。

かわりにクエン酸を水10Lに対して1～2g（小さじ1/3）を入れて洗うと、さらにふわふわの仕上がりに！すすぎの段階で水が透明になってきたら、洗濯機に投入します。

これはおすすめしたい洗い方のポイントです。

汗ばんだり汚れたりすれば、どんどん遠慮なく洗ってください！洗い上がりの劣化に気遣いがなくて済みます。

洗い替えをそれほど多く持たなくてもいいわけですね！

冬の睡眠時でも汗をかきます。

でも冬布団、毛布を洗うのは一苦労。当然洗濯機では洗えないことが多く、コインランドリーへ持っていくか、シーズン後にクリーニングに出すくらいでは、皮脂汚れや雑菌がたまっているかもしれません。

（ガーゼケットなどの綿100%素材の特徴として）冬の眠りを助け、お布団の重なりの中で最も体に近いところで、ガーゼケットが代わりに汚れてくれるといったところでしょうか。

気づいたら乾いている、洗濯がとても楽チンなガーゼケットだけを洗えば、また清潔であったかい快適な眠りを毎日続けられますね！

そしてやはりなにより一番は肌触りです。

この表面の凹凸が特徴です。わたしたちはぽこぽこガーゼなどと呼んでいますが、この風合いが、さらっとふわっとした肌への触れ心地をもたらしています。

これ、洗っても劣化するどころか、むしろふわふわになっていくんですね。

使って洗っていくと、さらになじんでくるのがガーゼの良さ。

わたしがうちで使っている私物は、「とろみ」みたいな感触さえも感じます。

寝起きに気持ちよくて、なかなか起きられずぐずぐずしてしまうんですね。笑

なぜ冬夏の両立を目指した？

その答えは簡単で、糸の原産地以外をすべて国産体制、織物産地である兵庫県西脇市で生産しており、量販店の3重ガーゼケットなどと比較するとやはり少し高いからです。

夏限定、冬だけのあったかアイテム単体より、それより少し高いくらいなら、長いシーズンを通して使えたりとか、洗い替えが少なくていいとか、多少いい作りをしていてその分の販売価格をちょうだいするのであれば、それをお得だと思っていただけるプロダクトにしたいという気持ちで、職人さんとともに商品作りを行っています。

過去2回のMakuakeでも、ありがたいことにたくさんの応援購入をいただきました。

第1回のガーゼケットのプロジェクトはこちら

第2回のガーゼワンピースのプロジェクトはこちら

そして、そこから今でも新しいアイテムの出るごと、またお祝いのタイミングにギフトに選んでくださるなど、リピートしてくださることがたくさんいらっしゃって、嬉しい限りです。

肌触りの良さ、これは本当に我ながら自信があります。

原型となるサンプルを、ふいに職人さんが出してくれて触ったときに、感動した一人だからです。

弊社は、ブランディングや街つくりに取り組むデザイン会社で、この「363°」のガーゼブランドがものづくり初挑戦です。

このブランドを通して、地域プロダクト、地方ブランドのロールモデルの一つになりたいという思いを持っています。職人さんの技術、価値がもっとダイレクトに伝わればと、この生地の良さを前提とした商品開発を行っています。

製品について

素材はコットン100%、織り、縫製、染め、全て兵庫県西脇市の国産です。

サイズ：1200mm×1000mm（新発売ハーフケット）

※性質上、縮みなど多少の誤差がございます。

カラー：ナチュラル（無染色）／ネイビー／チャコールグレー

素材：コットン100%

価格：6200円（本体価格5460円＋梱包配送費）

※セットの通常サイズのガーゼケット：1200mm×2000mm

【注意事項】

・記載のサイズは平置き採寸したものですが、生地の特性上、収縮があるため~2cmほどの誤差がある場合がございます。ご理解のほどお願いいたします。

・整理加工の工程上、表面に毛玉が見られることがございますが、ご使用上問題はございません。

・まれに、表面に茶色い斑点が見られることがありますが、「綿カス」と呼ばれる自然の風合いですので、ご使用上の問題はございません。（ナチュラルのみ）

【洗濯について】

・ご自宅の洗濯機で洗っていただけます。ネット推奨です。

・洗濯後の縮みは軽微です。（整理加工の工程で、すでに収縮している）

・生地の特性上、柔軟剤の使用はおすすめいたしません。

・漂白剤のご使用はお控えください。

スケジュール

・プロジェクト開始：2022年11月17日

・早期リターン発送開始：2022年12月初旬

・プロジェクト終了：2023年1月初旬

・通常リターン発送開始：2023年1月下旬

・すべての発送完了予定：2023年2月

12月初旬発送もございますので、ぜひこの冬のおともにも！

2022年11月30日23:59までのご注文とご決済完了の「超早割」と「早割」でのご注文につきましては、12月6日頃より配送を開始、12月末までに配送を完了予定です。

実行者紹介

株式会社テッタオデザインオフィスの丸山と申します。ここまでお読みいただきありがとうございます！

弊社は、2020年5月に立ち上げたこのガーゼブランドが、ものづくり初挑戦です。本業は、WEB、グラフィックなどのデザインを行う会社です。クライアントのブランド運営には、わたし自身もたくさん携わってきましたが、自分たちでブランドを運営するのはこれが初めてです。

何年も織物やアパレルに職業として従事している人でもなく、完全な消費者でもない、その間の立場から主観性と客観性を適度に持って、よいプロダクトをみなさまへお届けしたいと考えています。BtoC事業の立ち上げブランディングや、リブランディングに際したクリエイティブ領域を、クライアントワークとしてこれまでいくつか担当してきたのですが、事業立ち上げを横で見てきたその経験と、産地で出会った今回のガーゼ素材への想いが相まって、自社ブランドとしての立ち上げに至りました。

363°（読み：サンビャクロクジュウサンド）というブランドは、今回のガーゼアイテムに限らず、職人さんや町工場と一緒に生活雑貨や暮らしの道具を開発し、より多くの人に、日々の生活の中で、手間が減って楽になって、快適に、そして長く使える、そのわりにそんなに高くないね！をお届けすることを目的としています。

その活動が、同時に職人さんや町工場さんのことも、ずっと楽にできますようにと、これからも努めていきます。