寒い時期のキャンプ、夏に庭でのバーベキューパーティー、団らんタイムの雰囲気を盛り上げる重要なアイテム、大型薪ストーブ『炎舞』。

2019年に製造された（仮称薪ストーブ670）試験機一号をはじめ、約2年以上、6名の協力者の方により長期間製品テストを経て、後続オプション『鉄板キッチンシステム』の開発「資金の使い道②」を加速させるために商品化することを決定しました。協力者の方々にお力添えいただきましたことに、再び深く感謝申し上げます。

大型薪ストーブ『炎舞』は暖炉としてだけでなく、料理の熱源としても使えます。多次燃焼機能により燃効率が高いため、温かい環境の中で調理しながら、素敵なキャンプタイムを楽しめます。

天板を外すだけで、大型薪ストーブから大型焚き火台に変身！

キャンプ、お庭にて軽量化した大型薪ストーブの機能性を体験しながら燃え盛る炎を眺め、家族や大切な人と楽しい時間を過ごすことを目標とするものが『炎舞』です。みんなと過ごした時間は、色褪せない素敵な思い出になります。

規格・仕様

※フロントドア仕様変更後

【素材品質】 1.5mmチタン・ステンレス

【重量】 チタン製（約）15kg/ステンレス（約）25kg

【組立サイズ】（約）620*300*550mm

【収納サイズ】（約）620*300*350mm

実物のサイズはこんな感じです、ご参考にして頂ければと思います。

品質向上のため、フロントドアハンドルの仕様を変更する可能性があります。

標準装備・各部位名称

①薪ストーブ本体 ②ステンレス製煙突受け ③多次燃焼システム

④ステンレス製脚 ⑤耐熱ガラス（フロント・両サイド合計3枚）

⑥Φ100㎜煙突 長さ2500㎜（500㎜*5本）⑦炭床 ⑧灰受け皿

①一次燃焼

一次燃焼とは言うものの、『炎舞』は一般的な薪ストーブのような燃焼室で薪を燃やして煙はそのまま煙突から排出されるではなく、燃焼室の炎は直接に上部バッフルプレート/三次燃焼プレートに当たって燃焼室で燃料となるガスが煙突に直接いかないよう遠回りさせることで熱効率が良くなります。

※流路デモンストレーションするために着色剤を使用しております、焚き火台本体の機能ではありません。

流路を延長させること=燃焼させるまでの時間を稼ぐこと=炉内の熱を無駄に逃がさないことです、燃料の単位発熱量・放熱時間・放熱効果を向上させることができます。

ストーブ後部空気口から流入した新風は後部の二次燃焼パネルにより予熱され、三次燃焼プレートまで送り込んで三次燃焼プレートに蓄えられた熱で再び加熱します。

②新風予熱・二次燃焼

『炎舞』のような大型薪ストーブは炉内サイズが大きいため、冷たい空気を少量に供給される時燃焼に必要な酸素の供給が不足となり、可燃性ガスが燃えきらずに煙や煤になります。冷たい空気を大量に供給される時炉内温度が下がってしまい、燃焼効率の低下を招く恐れがあります。

解決策の一つである「新風予熱」は文字通りに、外部から入って来た新鮮な空気をあらかじめ温めてから炉内に流入させることです、燃焼ガスの温度低下を防ぐことで、燃焼効率の向上を実現することを目的とします。

『炎舞』の場合は炉内後部の二次燃焼プレートに蓄えられた熱を利用し、薪ストーブの後部空気口より供給された空気を温めてから燃焼室、そして高温になった三次燃焼プレートに送り込む仕組みです。

一次燃焼では燃え切らなかった煙はここで二次燃焼を行います。そしてこの高温空気は燃焼室内の温度を上昇させ、薪ストーブ両サイドの炎は燃焼室の中心まで吸引され左右に二つの渦を形成させます。

燃焼室後部に発生する二次燃焼及び二重渦の炎

③二重渦燃焼

予熱された新風は炉室内に供給し、燃焼室の後部に反対方向回転する2つの渦を発生させ、両サイドの炎を燃焼室の中心まで吸い込んで回転しながらフロントドアの方へ前進する、燃焼室内のガス、空気の流路が再び延長されます。

④炎の滝・三次燃焼

『炎舞』は、炎で温められた空気が煙突に入ると外気との温度差によって浮力が高まって強い上昇気流を生み出す現象、いわゆるドラフト現象を利用し、炉室内で混合された気体を三次燃焼パネルの上部まで送り込んで点火させ、三次燃焼を起こせます。炉内後部に発生する二次燃焼と共に炉内の可燃性ガスを繰り返し点火させるため、炉内温度の上昇、排出ガスの低減を実現します。

薪を足す時につき煙の逆流及び火傷の防止にも効果的です。

引っ張られたガスは三次燃焼パネルに送られた新風によって再び点火され天板と多次燃焼パネルの間に流れます。

ここで下部燃焼室内で燃焼し切っていないガスを再び点火し、三次燃焼を起こせます。

同時に、三次燃焼プレート上部の炎はプレートの両サイドより滝のように下部の燃焼室に流れ落ちる、燃焼室内の炎と共に踊ってくれます。

一目でわかる、『炎舞』の放熱効果。暖炉としての機能性を保ちながら、調理する際に火当たりが均一な熱源としてもご利用いただけます。

燃焼時間：約5時間。

自然冷却後煙突内部の様子。比較的に綺麗な状態を保っております。高い燃焼効率により排ガス低減を実現し、環境に優しい薪ストーブとして長く使い続けられます。

⑤コントロール

※フロントドア仕様の変更に伴い空気口は10ヵ所～8ヵ所に変更しました。

フロントスライド式通気口*1 側壁スライド式通気口*２ 後部通気口壁*５

合計8箇所の通気口を通じて火力を細かく調整することができます。

勢いよく燃えるの炎から

ゆらゆらと美しく揺らめく優しい炎まで、個人の好みに応じて細かく調整可能。

⑥三面ガラスで魔法のような炎を

フロントドア仕様の変更により、フロント・両サイドいっぱいに設置された耐熱ガラス窓を通して『炎舞』特有の炎渦と炎の滝を眺めながら、心と体を温めてくれます。

⑦記念生産 チタン製『炎舞』

大型薪ストーブと言えば、真っ先に思い浮かぶのが鋳物ストーブですね。蓄熱性が優れる一方で、錆びやすく、重量、伸縮性などの理由で屋外で使用するのは難しい。代わりにスチールやステンレス製のものは軽量化したものの、更なる軽量化を求める場合はチタン製という選択肢はありますが、チタンの加工は非常に難しく、大型薪ストーブはおろか、多次燃焼機能搭載の大型薪ストーブの前例が見当たりません。

※脚、煙突受け、フランジ及び一部の金具はステンレス製。

このプロジェクトを機に普段ではなかなか作れないもの、量産できないものを現実化させようと考えております。同じ思いを持つ仲間と共にプロジェクトを現実化できるように真摯に取り組んで参ります。

1.側壁棚

『炎舞』は上下2段階、合計4枚の棚を装着することが可能、側壁棚は薪ストーブ本体の材質に応じてステンレス・チタンよりお選びいただけます。側壁棚は直角に近い角度で展開できるため、調理用器具等をバランス良く、平らに置くことが可能です。 また、置物の落下を防止するため、棚板両側に延設して折上げられた側片を設置されております。

側壁棚を4枚装着する場合でも一体化することができます。

2.特注煙突ダンパー

※今回の予約販売はステンレス製のみとなります。

特注旋盤両面加工煙突ダンパー、職人が一本ずつ心を込めて作り上げた作品。

3.上部焚き火パネル

薪ストーブ上部の天板を取り出してストーブ本体に取付けるタイプ、大型焚き火台として利用することが可能。 使用時に多次燃焼パーツ上に炭や薪を置くことで、 調理を楽しめることもできます。 汚れを心配する場合は、多次燃焼パーツの上 にアルミシートを敷いて頂くか、三次燃焼プレートに落ちた油汚れを取らなくても、薪ストーブとして利用する時に炉内温度の上昇に伴い汚れが焼かれて少なくなります。

4.ガラスフレームデザイン

「美しい物は人間が世界に適合していることを示す」。レーザー加工においてはやや複雑で、普通のデザインより時間が掛かるものになりますが、三種類のデザインをご用意しました。薪ストーブ本体の素材に応じてチタン/ステンレスからお選びいただけます。

5.八角形煙突固定金具

特注品『八角形煙突固定金具』

キャンプ場は見晴らしがよく、障害物が少なく、風通しの良い場所が多いです。

煙突が強い突風に持っていかれてしまったり、雪ロープで固定するによる倒壊してしまうことがあります。特注煙突固定金具はロープを8本迄繫ぐことができます。角度を細かく調整することができます。

慣らし焚き/予熱

薪ストーブを初めて使用する時、いきなり高温まで焚き上げずに徐々に熱に慣らす為に焚くことが『慣らし焚き』です。本体を徐々に温めることで、接続部などをなじませ、綺麗な光沢が得られます。また、必須ではありませんが、実際に着火する前にガスバーナーで煙突及び炉室内を予熱することで煙の逆流を防ぐ効果もあります。

予熱が完了後、控えめな薪の量で着火し、炎が安定するまで待ちましょう。着火する際に割り箸よりちょっと太い位の薪を組み、炎のが安定してから太めの薪を少量ずつ投入します。（燃焼時間：2～3時間を目安に）

薪が燃え尽き、ストーブ本体が完全に冷却するまでまちます。

綺麗な焼き色が付けられます、使い込むほどに味わいを増していきます。

フロントガラス取り扱い手順

フロントドア仕様変更後も同じ手順になります。

薪ストーブ『炎舞』収納手順

使用シーン

2022年10月28日掲載スタート

2022年11月29日掲載終了

2022年12月生産開始

2022年2月中に生産完了

2022年2月末～3月中に配送完了する予定

薪ストーブ『炎舞』本体を土台にして後続オプションを増やしてまいります。このプロジェクトで集まった資金は、以下の経費に当てさせて頂きます。

①未発売オプションの破損事故の防止策・製品改良に関わる経費

今までになかった？あまり見たことのないガラス窓付きの薪ストーブ用ウォータータンク。『炎舞』特注オプション側壁ウォータータンク、煙突ウォータータンクを含め耐熱ガラスを取り外せないオプションのガラスの破損事故を未然に防止するための対策費用。

②後続オプションの開発

燃え盛る炎を眺めながら、鉄板で調理する様子を家族に見せてパフォーマンスを楽しんで頂く時間を味わえる、屋外でも鉄板で調理可能、『鉄板キッチンシステム』の後続試験機の製作費及びその他の開発経費。

私たちと共に、マイキッチンを屋外にしてみませんか。

・プロジェクトの属性：OEM
・実行者によるサポート：商品の配送、保証等
・プロジェクト実行者（国） ：日本
・製品者（国） ：日本
・製造者（国） ：中国

使用上のご注意

■ 本製品は鋭利な部分があるため、組立及び解体する際に、手袋をご着用ください。

■ 本製品は、屋外用薪ストーブとして設計され、それ以外の用途ではご使用しないでください。

■ 本製品の各部の構成をよく把握し、取扱説明書に記入されている注意事項を確認してからご使用ください。

■ 本製品の部品が異常が感じた場合はただちにご使用を中止してください。

■ 高圧容器、燃えやすいものを焚き火台の周囲に置かないでください。

■ ご使用中にストーブから離れないでください。

■ 本製品を取り扱う時は、火傷、怪我の危険性を回避する為に、必ず耐熱手袋をご着用してください。

■ 燃焼中に伴い本製品の移動はしないでください。

■ 薪、炭、専用ペレット燃焼以外のものを燃焼させる場合、有害物質が発生する恐れがあります。

■ 火災の原因となりますので、ガソリン、灯油等、薪以外の燃料を投入しないでください。

■ 消火直後は高温になりますので、自然冷却するまでお待ちください。水を掛ける場合急激な温度変化により変形する恐れがあります。

■ 火災に備え、ご使用する前に必ず水を入れたバケツ等をご用意ください。

■ 本製品の下、周辺に可燃物がない、平な地面でご使用ください。

■ 本製品をご使用する時は、耐熱シートを設置してください。

■ 本製品を使用中に伴い製品表面が高温になりますので、小さいお子様、もしくはペットが近くにいる時、本製品の付近では決して遊ばせないでください。

■ 本製品は品質改良のため、外観及び仕様は予告なく変更することがあります。

■製造過程で製品に細かなキズ等が付く場合があります。品質上は問題ありません。

■ストーブをご使用の際は可燃物から1.5m以上離れてください。

■風の強い時はご使用しないでください。

■ご使用後は燃焼が完全に消火していることを確認してから始末を行い、取り出した灰は金属性の容器に入れて処理を行ってください。

■煙突はこまめに点検し、定期的に掃除してからご使用ください。すすやタールが詰まると、不完全燃焼の原因となります。

■水や洗剤で汚れを拭き取った場合は、十分に乾かしてから収納してください。

公式INS https://instagram.com/tixsus_outdoor

公式ツィーターhttps://twitter.com/TiXSuS1

Tixsus Outdoorはこれまでにキャンプギアを中心に製品開発しており、製品は単なる使うものではなく、想像力を活かせるものだと考えております。

その思いに沿って、目に映った瞬間からワクワクが止まらないような製品を目指してこのプロジェクトに至りました。どうぞ宜しく、お願い申し上げます。