ブラシブランド「ALTY」の製造技術を活かして、実は以前にもボディ用のブラシを発売しました。
こちらも大変好評いただいているのですが、今回はメンズ用にこれら3点を改良して新商品を開発しました。

ブラシブランド「ALTY」は現在、大手百貨店、某有名雑貨ショップなどで取り扱っていただき、シリーズ累計で24万個以上売り上げており、これまでにフェイスブラシなど様々な商品を展開してきました。

声には出さずとも、ボディケアに関する悩みを持つ男性は多いといいます。
シャワーをこまめに浴びたり、ボディーソープを替えたりと色々試してみるものの、根本解決になっているかは分からないのが実情。

そこで「私たちのブラシ技術で男性にも気持ちよく使ってもらえるブラシを！」と今回の開発が始まりました。

ALTYのブラシの毛にはMADE IN JAPANの特殊なナイロン素材を使用。
ナイロンと聞くと硬そうに思うかもしれませんが、髪の毛よりも細く、動物毛に近い風合いで非常に柔らかいのが特徴です。

最近では環境や動物への配慮という点で、人工毛への評価も高まっています。

さらに今回は太さの異なるナイロン毛を長さ違いで混毛し、コシを出しています。

始めにトップの細い毛が肌に触れ、次に中太の毛が当たることで、しっかりとした洗い心地を感じられます。

ここで重要なのが、均一に混毛されていること。
一般的には手作業で混ぜますが、当社ではオリジナルの機械でムラなく混ぜることができ、どの商品もクオリティに差がないように作り上げています。

今この仕事は、このブラシの要である混毛をしております。

なぜ混毛をしているのか？

それは、体に当てた時、また洗う時に絶妙な毛腰を実現するために、

細毛と太毛とを混毛しております。

ナイロン毛はそのまま使うのではなく、大切なひと手間を加えています。
毛先を機械で削り、肌への当たりを柔らかくしているのです。

フェイスブラシもこの技術で加工しており、普段の泡洗顔だけでは落としきれない汚れも極細のブラシなら落とせると好評を得ています。

背が高い男性でも難なく洗えるよう、ブラシは43.5cmと長めに設計。
背中も無理なく洗えます。

湿度の高いバスルームで使うものなので、カビにくいように柄には岐阜産の「東濃ひのき」を採用。
奈良の正倉院など歴史的な建造物にも使われており、抗菌性だけでなく、粘りが強く耐久性があることも特徴です。（※第三者試験は行なっておりません）

ひのきは軽くて柔らかいので非常に持ちやすく、木目が美しいのも魅力の1つです。
使い込むほどに風合いが増していきます。

写真では少し見えづらいのですが、ブラシの中にもひのきのチップを埋めこみ、水分が乾きやすいように仕上げています。

チップも一つひとつ手作業で丁寧に入れ込んでいます。

実はそのひのきのチップは衛生面を保つだけでなく、泡立ちにもひと役買っています。
等間隔にチップを入れることで、ギュッと密度の高い毛の中に空気が入りやすくなり、泡立ちが良くなります。

濃密な泡は力を入れなくても、角質や毛穴汚れを優しく洗ってくれるので、泡が作れるというのは重要なポイントです。

昭和元年(1925年)、初代社長赤田芳雄が赤田刷毛製作所を創業し、昭和36年(1961年)4月赤田刷毛工業株式会社として法人に改組しました。
87年以上に渡り、独自の機械化と伝統技術の融合を図りながら、塗装用/ 食品用 / 絵画用として、業務用から工場用、更に家庭用刷毛まで幅広く製造して参りました。

現在では「よりクオリティーの高い製品」 や「特殊加工技術を生かした特注品」として、多用途なデザインブランド"SOU「宗」"をはじめ、肌に優しいきめ細やかな洗顔専用ブラシ"ALTY"を開発し、日本の伝統技術/文化の再構築コンセプトの生活用品・雑貨の開発に注力しています。

【サイズ】総丈43.5㎝×幅3.5㎝×高さ５㎝
【重量】100g
【素材】毛：カネゴート（アクリル系／日本製）、柄：天然木ひのき（岐阜県産）