今回リリースするのは、以前多くの反響を頂いた“ダブルライダースジャケット”第2弾。
アメリカンタイプのデザインで、男らしく無骨な一着に仕上げました。

私たちは今まで“ホースハイド（馬革）”をメインにレザージャケットを作成してきましたが、今回は初めて“カウハイド（牛革）”を採用。
その理由は、“牛革”にしか出せない革ジャンの魅力があるからです。

牛革ならではの、本格的なルックスと力強い重厚感。
さらには見た目を裏切るほどの、しなやかで柔らかな風合い。

袖を通して鏡の前に立った時、「ありそうでなかった」と思っていただけるようなレザージャケットに仕上がっています。

そんな牛革の魅力を詰め込んだ、こだわりのレザージャケットをぜひご堪能ください。

1950年代に登場したモーターサイクルジャケットをベースとした、アメリカンタイプのダブルライダースジャケット。
バイカー用ジャケットとしての機能性も考慮された仕様や装飾、ハードで存在感のあるデザインが印象的です。

デニムパンツやワークパンツと合わせてカジュアルに着こなすスタイルはもちろん、トラウザーと合わせてシックに着こなすスタイルにも◎
どんなアイテムと合わせても簡単に様になる、ワードローブに加えたいライダースジャケットです。

レザージャケットに使われている皮革の種類というのは、性別や年齢、部位など細かく分類すると約15種類以上もあります。

今回のレザージャケットで採用した革は“牛革（カウハイド）”。
革好きからも非常に支持が高く、革ジャンのスタンダードとも言える強靭な革素材となります。

そして使用しているのは、イタリアにある世界最大級のクロム鞣し専門タンナー“Mastrotto（マストロット）”社のカウハイド（牛革）。

革の厚みは約1.3～1.4mm。
程よく肉厚があり牛革らしい重厚感があるものの、クロム鞣し特有の柔軟性としなやかさが備わっており、見た目とは相反して非常に着心地の良い一着に仕上がっております。

色味は芯通し仕様のブラックカラー。
着込むほどに深みが増し艶感も出てくるので、クロム鞣しならではのエイジングも楽しむことができます。

またライナーにもブラックカラーのコットン生地を使用しており、全体的にシックな印象を演出してくれます。

Dポケットやエポーレット、ウエストに設置されたベルトループなど、クラシックなダブルライダースのディテールを忠実に再現。

腕の可動域を広げるために設置されたアクションプリーツなど、機能性にも考慮した作りになっています。

両脇下にはマップポケットも完備。
ライディングシーンを想定した、本格的かつ実用的なデザインに仕上がっています。
永遠のスタンダードとして廃れることなく、何十年も愛用できる逸品です。

当時のディテールをリアルに再現するため、全てのファスナーパーツには“TARON(タロン)”の復刻ジッパーを採用。
細部にまでとことんこだわりを詰め込みました。

ディテール一覧

（ファスナーを全て閉めた状態）

（エポーレット）

（フロントのDポケット）

（ベルトループ）

（袖口のファスナー）

（脇下の通称マップポケット）

（内側のポケット）

サイズ感は、タイト過ぎずルーズ過ぎないレギュラーシルエット。
「クラシックでアメジャンらしいシルエット」をテーマに、着丈はやや短めに設計しアメジャンらしいボックスシルエットに仕上げています。

カットソーを一枚で着用するのはもちろん、パーカやスウェットなどの厚みのあるインナーでも合わせやすいシルエットに設計しています。
また襟のクセ付けやファスナーの開閉によって、幅広い着こなし方を楽しめます。

着用イメージ（Mサイズ着用）

（モデル：176cm/62kg）

※実寸は平置実寸/素人採寸で収縮素材等2cm程度の誤差はご了承下さい。

【サイズ感について】

インターネットで衣服を購入される場合のサイズ選択で失敗する最も多いパターンが、単純にSサイズ、Mサイズ、Lサイズ等のみで選択される場合です。
先ずはご自身のヌードサイズと体格(Y・YA体、A体、AB体、BB・BE体など)を把握されることが重要です。
アウタージャケットのサイズ選択は、各々の体格やインナーの着用枚数により異なる為に一概には言えませんが、目安として以下をご参考ください。

■胸囲(ヌードサイズ)で選択するサイズ感

プラス5cm以上～10cm未満：タイトフィット

プラス10cm以上～15cm未満：ジャストフィット

プラス15cm以上：ルーズフィット

■シルエットで選択するサイズ感

ブリティッシュ：タイトフィット

イタリアンクラシコ：ジャストフィット

アメリカントラディショナル：ルーズフィット

私たちがレザージャケットをつくる上で、一番重要なポイントは素材。
つまり“革”だと考えています。

いくらデザインや見た目が美しくても…
いくら価格が安くても…

レザージャケットである以上、革の質が悪ければレザージャケットとしての満足度もそれに比例すると考えているからです。
せっかくレザージャケットを愛用するのであれば、「革の風合いを楽しみ、経年変化を楽しみ、一緒に歳を重ねていきたい。」そう思うのは至極当然のこと。

そんな想いからも、私たちはレザージャケットをつくる際、使用する革には妥協をせず本当に良いと思える革素材だけを厳選し、そのモデルにあった革素材を使用しています。

厚みのあるレザーは通常のミシンでは針が折れてしまうため、特別なミシンでないと縫製が出来ません。

そのため通常のレザージャケットよりもコストがかかり、必然的に販売価格が高くなってしまいます。

しかし、どうしても肉厚なレザーでしか味わえない風合いや経年変化というものもあります。

この重厚感溢れるレザージャケットの魅力を楽しんでいただくために、完全受注生産にすることで余計なコストを省き、リーズナブルな価格帯でお届けすることが可能となりました。

一般的なレザージャケットに使用する革の厚みは1.0mm前後、肉厚レザーと呼ばれるもので～1.2mmほどです。

こちらのレザージャケットに使用されている革はさらに厚みのある1.3～1.4mm。

非常に重厚感があり、レザージャケット好きには堪らない“革らしさ”を存分に味わえるマテリアルとなっております。

NIS Co., Ltdは皮革業界に10年以上携わり、数々の有名レザーブランドのOEM生産を手がけてきました。

「レザーウェアとは生もの」。

その字の如く、素材、裁断、縫製、その全てにおいて同じものは一つたりとも生まれません。それらひとつひとつが“一点もの”であり、あなただけの特別な一着に育っていくのです。

そんな素晴らしいの出会いをご提供できるよう、素材選びから仕上げまで、丹精込めてレザーウェアを作り上げています。
私たちは「もっと多くの方々にレザーウェアを楽しんでもらいたい」をモットーに、コストパフォーマンスの高いハイクオリティなレザーウェアをご提案していきます。

プロジェクトに関する情報
・実行者によるサポート：サイズ交換（有料）
・プロジェクト実行者（国） ：JAPAN
・製造者（国） ： CHINA