染色職人が挑む【第2弾】、拘りの染色

■パーカー（9色×M・L・XL・XXL））

アンティークインディゴブルー（顔料染め）（183㎝ L着用）

■トレーナー（9色×M・L・XL・XXL）

アンティークインディゴブルー（顔料染め）（157㎝ L着用）

■肉厚長袖Tシャツ（8色×M・L・XL・XXL）

アンティークインディゴブルー（顔料染め）（157㎝ L着用）

カラー展開

赤（顔料染め）

カーキ

トップグレー

黒

白

ブラウン

染めキナリ

グレージュ（顔料染め）

アンティークインディゴブルー（顔料染め）

こんにちは、Amifactory（アミ ファクトリー）と申します。創業70年の香川県にある生地加工、裁断、縫製、プリント、製品洗い、製品染め、プレス、仕上げまですべて自社で行っている一貫縫製工場です。

本プロジェクトの目的は、創業70年続く独自の技術と蓄積したデータを未来に継承すること。オリジナル第2弾のモノづくりに挑戦します。

長く着て頂けるように、型紙・生地・生地加工・染色・縫製に拘りました。

【型紙】

服作りで一番大事にしている事が着心地です。その着心地を左右するのが型紙。 Amifactoryでは、職人が納得するまでサンプルを作って試着し型紙を修正して再度サンプル作りの工程を繰り返しています。

【生地・生地加工】

本体は綿100の国内編立のオリジナル生地を独自製法のトリプルタンブラーで加工し、しっとりした独特の風合いに仕上げています。

【染色】

顔料染めは、繊維の表面に色を固着させる手法のことで、長く着る事で色落ちするのが特徴です。色落ちする事で独特な色味に育ち古着やヴィンテージの感覚が生まれます。

反応染めは、一般的な染色方法であまり色落ちないのが特徴です。

これまで蓄積した染色レシピは膨大な数になり、今回色落ちを楽しめる顔料染め、色落ちがあまりない一般的な反応染めなど複数の染色方法で色だしを行いました。

製造工程の中で、一般的にはあまり行われない３度の乾燥工程（トリプルタンブラー）をすることで、洗濯しても縮みやほつれが少ない仕上がりになります。また、表面が少し毛羽立った独特な風合いが生まれるのが特徴です。

３度の乾燥工程（トリプルタンブラー）は手間も時間もかかります。

しかし、これまで子供服を手掛ける工場として、子供たちが公園でタフに遊んでも丈夫で耐久性が高い商品を作るにはどうすれば良いかを研究しつづけた結果、たどり着いた究極の工法であり、AmiFactoryが誇る手法です。

「トリプルタンブラーの特徴であり本製品で耐洗濯性試験は実施しておりません」

手間を惜しまない拘りのトリプルタンブラー製法の生産風景

■パーカー（パーカー・トレーナーは、同生地・同色です）

■トレーナー（パーカー・トレーナーは、同生地・同色です）

■肉厚長袖Tシャツ（トレーナー・パーカーと別生地です）

カラー展開

顔料染め：色落ちがあり、経年変化を楽しめます。赤・アンティークインディゴブルー・グレージュ

白は、蛍光晒（塩素系の漂白剤を使い綺麗な白に仕上がり、若干青色光を感じますが着用すると綺麗な白を味わえます）

その他の色は、一般的な染色方法である反応染めです。

＊肉厚長袖Tシャツのみトップグレーはありません

サイズ

（生地加工・染色方法の影響で、個体差がありサイズ表の数値が前後する場合がございます。あらかじめご了承ください。）

Q1: 縮みますか？

Ａ:タンブラー乾燥工程の為、従来に比べ縮みにくい仕上がりです。

Q2 : 洗濯時の注意点

A : 顔料染めは洗濯の際は色移りする可能性があります。特に濃い色は色落ちしやすい傾向ですので他のものと別にして洗濯されることをお勧めします。また、雨や汗で色移りの可能性もございます。

また、ご家庭の乾燥機での乾燥をおすすめします。干して乾かす場合、水分を含んだ生地の重みで伸びる場合がありますので、ご注意ください。

Q3 : 染めむら

A :生地加工・染色方法の影響で染めむら・ラインなどが入り、ひとつひとつ個体差がございます。大量生産品にはない、「味わい」としてお楽しみください。商品には個体差が生じることをご理解ください。
また、サイズ表の数値が前後する場合がございます。あらかじめご了承ください

パーカー（9色×M・L・XL・XXL）

トレーナー（9色×M・L・XL・XXL）

肉厚長袖Tシャツ（8色×M・L・XL・XXL）

12月：プロジェクト終了
１月末～2月上旬：生産・発送
プロジェクトの進捗状況は、活動レポートまたは弊社のSNSにて報告させて頂きます。

私たちは、1952年大阪で創業した創業70年になる香川県善通寺市の縫製工場です。長年子供服を手掛ける工場としてモノつくりをしてまいりました。

日本の縫製工場の現状はメーカーの下請けとして業務が多く、バブル崩壊以降ファストファッションの台頭、生産の海外移転の影響など、様々な背景のもと厳しい経営環境が続いております。

日本には技術力の高い職人を抱える縫製工場が多かったのは過去のことです。今は、このような状況や後継者不在で廃業を選択する工場が増えています。くわえて、コロナ禍で経営危機に陥っている工場も増えています。私たちも同じ状況にあります。このままでは、創業70年間蓄積した技術やデータが継承されない。

既存の取引先であるメーカーやブランドに配慮し、オリジナルブランドを作ることを避けてきましたが加工賃が下がり・原材料が値上がり・受注が減少したこの厳しい環境を変えていかないことには、未来はありません。コロナ禍や円安での原材料の高騰など更に大きく変わりました。

培った技術で生き残りをかけた挑戦をしたい。
その想いから、オリジナルをはじめました。

前回、Amifactory「自分色に染める育てるTシャツ」でマクアケプロジェクト初挑戦しました

ヴィンテージ好き必見！創業70年二代目職人が挑む、自分色に育てる経年変化Tシャツ

最後までご覧頂きありがとうございます。生地加工・染色職人の河邊智彦です。

父親が営む縫製工場に生まれ門前の小僧で見よう見まねで子供の頃から仕事を覚え、根っからの機械好きと何でも自分でやりたい想いが強い為、誰に教わる訳でもなく独学でどんどん工程を増やし機械を入れ、自分でメンテナンスしながら試行錯誤を繰り返して参りました。還暦を超えましたが、今後編立機械を入れて新しいものつくりに挑戦したい夢もあります。

父親の病で引き継いだ工場は、苦労の連続でしたが、縫製職人の家内と夫婦二人三脚、加えて長年協力頂くベテラン職人さんに支えてもらい之まできました。

20代の頃アメリカで出会ったヴィンテージアメカジのコットンに魅了され拘ってきました。

前回2022年6月に「ヴィンテージ好き必見！創業70年二代目職人が挑む、自分色に育てる経年変化Tシャツ」で初めてマクアケ挑戦させて頂き、目標達成だけでなく今まで直接聞く事のなかったユーザー様の感想を聞くことができ、職人一同感動と励みを頂きました。御礼申し上げます。

今回、第2弾・第3弾の2つのプロジェクト機会を頂き感謝いたしております。

私たちの想いや拘りが詰まった商品がたくさんの方々の目に触れ、日本のモノづくりにご興味を持って頂ければ嬉しいです。