粋でかっこいい。純正シルバーの留め具【天狗差し】と日本の職人が手がける【風琴マチ】

皆さま、はじめまして。私たちは、大阪の地で100年続く革小物卸売、OEM生産の会社「オックスフォード広島屋」から生まれたオリジナルの本革レザーブランド「＆K（アンドケー）」です。

ひとつひとつ職人が手作業でつくり出した本革のアイテムで、暮らしをもっと豊かにしていきたいという思いで、皆さまの生活を彩る革製品をつくっていきます。

そしてこのたび「＆K」は、革の製造から製作までをすべて日本国内で行った本革の財布と名刺入れ「Est(エスト)」を制作いたしました。

「Est」の魅力

01.折り目が美しい風琴マチ ＃名刺ケース

こちらの名刺ケース、マチの部分は、日本古来の伝統的なテクニック「風琴マチ」になっています。折り紙の様に、手作業で折り込みマチの仕様を実現しています。

まるで、アコーディオンのような柔らかく美しい折り込みの風合いが出るのが特徴です。

「風琴マチ」という技法は、昔からある日本の伝統技法で、職人さんにひとつひとつ手作業で作って頂いてます。名刺が入る部分を外側に折り、名刺の紙端を傷つけずに出し入れすることができます。

この風琴マチを手作業で作るには、高度な技術と洗練された経験が必要で、最近は伝承された職人が減少しており、非常に希少な技術なんです。

職人が減少している中で、少しでもこの技法を知っていただきたい、残していきたいという想いから制作しました。

02.天狗差し ＃三つ折り財布 ＃札束入れ

名前の通り、天狗の鼻の様な長細い差し込みが「天狗差し」の特徴です。

こちらも古くから伝わる技術で、ホックやバックル金具などが無い時代から継承されてきた留め具です。革での加工が一般的なのですが、今回はその形状を「純銀(シルバー)」で表現することにしました。

シルバー特有の経年変化の風合いを、革の経年変化とともに楽しんでいただきたいという想いから作り上げました。

日本伝統のこの形が使うほどに好きになり、持つ人だけの大切なものになるはずです。

03.日本有数の革小物職人による匠の技術

今回、日本国内でもトップレベルの技術力を持つ製作所さんに「Est」の製作をお願いすることができました。

「機械の量産では出せない革の柔らかさ、手触りの良さを感じていただけるように思いを込めて制作しました。シルバーの部分も、あえて磨き過ぎないことによって、革の経年変化とともに、シルバーの移り変わりも楽しんでいただければいいなと思っています」製作所の野村さんは語ります。

開発ストーリー

私たちオックスフォード広島屋が、オリジナルのブランドを作ろうと心に決めたとき、さまざまなアイデアが浮かびました。

それは、これまでの長い歴史の中で、日本、海外問わず多くの企業様と出会い、関わり、お取引してきたからこそでした。

そんな私たちは、ブランド開発に向けてさまざまな技術や素材に触れていく中で、失われつつある日本の繊細で巧みな技法や技術が多くあることに気付きました。

それが、今回取り入れている「風琴マチ」や「天狗差し」の技術だったりします。

これまでたくさんの方に支えてきていただいた私たちができることは、この減少している日本の職人の技術の素晴らしさを、商品を通してより多くの方たちに届けることだと思い、ブランド開発に挑みました。

今流行りのデザインではないかもしれないし、普通の人は気付かない技術かもしれません。それでも良いと私たちは思います。この企画を見て知り、購入して大切に使って頂くことに意味があると私たちは考えます。

私たち「＆K」を立ち上げる際に最もこだわったのは、品質の高さです。

メインの素材である本革として選んだのは、日本で唯一（2023年3月30日現在）、LWG認証を取得している「繁栄皮革工業所」の「temple2」。サスティナブルなだけでなく、上質で高級感のあるキャビアシボのデザイン、尚且つ革小物職人にとっても扱いやすいという質感までこだわりました。私たちの思い入れある革です。

革そのものからデザイン、縫製に至るすべての過程にこだわり、職人さんに作り上げてもらってます。

「Est」は、まさに語れる本革財布。使うたび、触れるたび、新しい発見がきっとあるはずです。それほど、細部にまでこだわって制作いたしました。

LWG（Leather Working Group）とは、

レザーに対する品質や安全性、環境問題等の啓蒙活動を行なっている国際団体で、ルイ・ヴィトンやグッチ、FENDIなど世界的有名ブランドも名を連ねています。

繁栄皮革のような製革業者がLWG認証を得るためには、環境への配慮、規制物質の使用禁止による安全性、工場の設備レベル、原料から最終工程までのトレーサビリティなど、数々のポイントをクリアしなくてはなりません。

日本では、繁栄皮革だけがこの認証を取得しています。今回「Est」で使用する本革は、まさに世界レベルの品質の高さを誇っています。

そんな職人の技術や、革に対するこだわりを宿した「＆K」の本革財布「Est」の良さは、その使いやすさや、手に馴染む心地よさだけではありません。

日常で、使うたび、触れるたび職人の技術を、賞賛したくなるはず。

本物がある喜びをぜひ感じてください。

本物の革のある暮らしをみなさんに感じてもらいたい、職人の技術に触れる喜びを知っていただきたい、そんな思いで、「Est」を筆頭に新たにオリジナルレザーブランド立ち上げました。それが、「＆K（アンドケー）」です。

そしてこれから、ものが溢れる現代において、本当に良いもの、本質的なものを作り続けたいという思いのつまったブランドです。みなさんの革のある豊かな生活を、「＆K」がお手伝いできればと考えています。

商品ラインナップ

今回は、3種類ご用意しております！

・天狗差し札束入れ

札束が出来るだけ多く入る薄い長財布が欲しい、という方にぴったりの一品です。

厚さ1.0㎝未満なのに札束30枚は軽く入れることができ、ジャケットの内ポケットや鞄に入れても全く邪魔になりません。

・天狗差し3つ折り財布

内装には、フラップ付きのポケットがあり、カード入れ以外に、少量のコインも入るように設計。キャッシュレス時代でも、さまざまな場面で必要となる可能性を考慮しました。

・風琴マチ名刺ケース

風琴マチ仕様により名刺を傷つけずに入れることが出来ます。そのうえ30枚くらいは軽く入る大容量の名刺ケース。

仕様

・天狗差し札束入れ

■収容：札束ポケット×1、レシートポケット×1、カードポケット×1

■サイズ：

横幅 18.5㎝

縦幅 9.5㎝（開き15㎝）

厚み 0.9㎝（札束20枚、カード6枚が入っても同じです）

・天狗差し3つ折り財布

■収容：札束ポケット×1、カードポケット×3、フラップポケット×1

■サイズ：

横幅 9.5㎝

縦幅 8.0㎝（開き19cm）

厚み 1.5㎝

・風琴マチ名刺ケース

■収容：カードポケット×3

■サイズ：

横幅 10.7㎝

縦幅 7.3㎝（開き15cm）

厚み 1.1㎝（名刺30枚を入れた場合、1.5㎝程）

リターンについて

各アイテム、30個ずつしか生産しておりません。

先着10名様のみ超超早割として30％オフの特価でリターンさせて頂きます。

残り20名様には超早割として20％オフでリターンさせて頂きます。

お手入れ方法

天狗差しのシルバー(92.5％純銀)は、革の質感に合わせて敢えてピカピカには磨かず、軽く研磨して仕上げております。使って頂くうちに変色する場合がございます。

そのまま変化を楽しんで頂くのも良いと思いますが、気になる場合は「銀磨き用のクロス」が100円ショップなどで販売しておりますので、そちらで磨いて頂ければ光沢は簡単に甦ります。重曹など薬剤を用いて磨く方法もございますが、その辺りは持ち主様の好みに合わせて磨いて頂ければと思います。

実行者紹介

オックスフォード広島屋

創業1927年。和装中心だった昭和初期に、洋品雑貨の卸売りを始めました。

現在は男性紳士雑貨を中心に全国小売店様への卸売業と、アパレルOEM事業、オリジナルブランドの展開をしております。

人との関係、考えや想いを大切にし、時代の変化に対応しながら95年間、ずっと走り続けております。

〜ブランド紹介〜

「こだわりの素材と、日本で受け継がれてきた技術を、手作業で丁寧に掛け合わせた作品を生み出す。わかる人にだけしかわからないマニアックな良さ。」を提供するべく立ち上がったブランドです。

男女問わず、自分が良いと思うものを手にしたいと思う方をターゲットに、私たちが長年構築してきた人脈を活用して、日本中にある良いものを掛け合わせて良い商品作りをしております。