こんにちは！

ＮＰＯ法人 日本アニマルセラピー協会です。

当協会は、セラピー犬を連れて、高齢者施設・病院・学校・児童養護施設・障がい者施設・刑務所等を訪問する活動を行っています。

セラピー犬とは、心の癒しやリハビリのお手伝い、そして医療現場に入り、治療のサポートも行う補助犬の一種です。

高齢者施設では、ご高齢の方々に笑顔と元気をお届けします。セラピー犬が施設に立ち入ることで施設内は活気づき、高齢者だけではなく、施設関係者の方にとっても、大きなセラピー効果が期待されます。

学校や養護施設では、犬とのふれ合い方やセラピー犬について教えたり、命の大切さの授業も行います。

障がい者施設では、身体障がいをお持ちの方のリハビリのお手伝いを行います。

たとえば手が動かない方が、セラピー犬に触りたい一心で、一生懸命手を動かします。そしてその方の手が動き、セラピー犬をなでることができるなど、奇跡的で不思議なことが起こることがあるのです。

病院では、小児科の子ども達に元気をお届けしたり、また緩和ケア病棟でＱＯＬ（生活の質）向上のため、アニマルセラピーが多数取り入れられています。

私たちはそんなセラピー犬の持つ能力を、一人でも多くの方のところにお届けするため、日々活動を行っています。

当協会は、神奈川県大和市にセラピー犬育成施設をもっています。

セラピー犬たちは3階建ての建物の、下２階を丸ごと借り切って育成されています。

そして１階は、２部屋に分かれており、それぞれの部屋に２台ずつ、家庭用エアコンが設置されています。

ですが、最近の温暖化の影響は、やはりすさまじいものがあります。

2台の家庭用エアコンでは、室内の温度を犬たちにとって快適な温度に保つためには、あまりに威力が弱すぎます。毎日エアコンフィルターの掃除は欠かしませんが、犬の体温は人間よりも高い38～9度。そんな犬たちの熱気や外気温に、家庭用エアコンでは太刀打ちできないのです。

夏の暑い盛りになると、エアコンが効いているにも関わらず、屋内の温度が３０度を超えることもあります。（そういった日はスタッフが「板氷」を買いに走り、一頭一頭の犬舎の中に入れてあげています）

そして、まだエアコンが効いているから、３０度で済むのです。もしもエアコンが急に壊れたりしたら、本当に恐ろしいこと。

家庭用エアコンは業務用エアコンと比べて、毎日フル稼働できるように、そこまで強くは作られていません。そのため、毎日せラピー犬のために最大限のパワーで稼働させている分、耐久性には不安があります。

業務用エアコンを設置してあげたいですが、設置には１台５５万円ほどの費用がかかります。セラピー犬には国からの援助が一切ないため、それだけの金額をまかなうのはとても苦しいものがあります。

日々生体管理をきちんと行っているので、熱中症になったり病気になる子はいません。

ですがセラピー犬達が一番安心して休めるお部屋を、いつも快適で過ごしやすいものにしてあげたいと願っています。

セラピー犬たちをより快適な環境で育成できるように、業務用エアコン設置にぜひご協力をしていただけないでしょうか。

セラピー犬を育成している、１階の２部屋両方に、セラピー犬たちのため業務用エアコンを設置してあげたいと願っています。

今回皆様からいただく資金は、全額セラピー犬育成部屋に、エアコンを設置するための費用として使わせていただきます。

たとえ目標金額が全額集まらなかったとしても、金額に応じて、セラピー犬が涼しい環境で快適に生活できるようにするための費用に、全て当てさせていただきます。

満額集まらなかった場合でも、例えば下記の使い道を考えております。

・1台のみ、新エアコンの設置

・現在利用の家庭用エアコンの精密清掃（スタッフによる手作業の清掃には限界があるため、業者の方をお呼びして、現在設置されているエアコンの深層部まで清掃していただきます）

今回のリターンの中には、一般社団法人　人と犬との憩いの場所の各種チケットをご用意させていただきました。

こちらのお部屋は、どなたでも自由にセラピー犬とふれ合うことができる場所。

常時１０～１２頭ほどの大小さまざまなセラピー犬が、のびのびと自由にお部屋の中で過ごしています。

ぜひ今回のプロジェクトを通して、こちらのお部屋にも足をお運びいただければ、スタッフ一同とても嬉しく思います。たくさんのセラピー犬が、一堂に皆様をお出迎え！きっと犬が大好きな方であれば、すごく幸せな気持ちになるはずですよ。

セラピー犬達の癒しのパワーは、本当にすごいものがあります。ぜひ一度、セラピー犬達のもつチカラを、体験していただければ嬉しく思います。

そして、そんなセラピー犬達がより快適な環境で育成できますよう、

セラピー犬育成部屋への業務用エアコン設置に、皆様のご支援のご協力のほどをよろしくお願いいたします。