美味しく食べるをつくる。

創業から60年以上、自然豊かな宮崎県にて、良質な牧草、澄んだ水で健康な牛を育てている 黒毛和牛肥育牧場 が黒毛和牛に特化した「黒毛和牛専用ソース」 を作りました。

有田牧場がつくる「至高の一滴」

黒毛和牛専用「有田ソース」

私たち有田牧畜産業は、宮崎牛などブランド牛を生み出している宮崎県にて約60年以上、牛飼い一筋で黒毛和牛の肥育に携わってきました。

テレビ番組「マツコの知らない世界」で私たちが手がける黒毛和牛ブランド「有田牛」を100%使用した「有田牛ハンバーグ」を取り上げていただくなど、様々な方にご支持いただき、今現在では約7000頭の黒毛和牛を肥育しており、数々の賞も頂いております。

写真は賞の一部です。

①有田ソースが誕生するきっかけ

美味しい和牛を届けるだけではだめだ！

和牛を美味しく食べてもらいたい！

私たちはこれまで「美味しい和牛」をお届けすることで、皆様に喜んでいただけるように1日1日精進して参りました。

そんな毎日が続いたある日の午後、今から約7年前。

仕事中の何気ない会話の中、女性スタッフのある一言で全身に衝撃が走りました。

「有田牛って本当に美味しいと思うんですけど、届け先のご家庭ではどんな食べ方をしているんでしょうかね」

確かに考えたことがありませんでした。

食肉の歴史を振り返ると、私達牛飼い達はいつの時代も「いかにお肉の美味しさを高めるか」を競い合ってきました。

結果、私たち牛飼は肉質の向上に終始するあまり、「お肉を美味しく食べてもらう」こと忘れていたのです。

彼女の一言がなかったら、この有田ソースは存在していたなかったと思います。

この一言で私たちは「美味しい和牛を届ける」だけではなく、「美味しい和牛を、美味しく食べてもらう。を届けなくてはいけない」ことに気がついたのです。

黒毛和牛の一番の理解者は私たち牛飼いだと思っています。そんな私たちだからできる美味しく食べる。を届けたい。

「有田ソース」の開発はそんな想いからスタートしました。

②黒毛和牛専用になり得る味の追求と挫折

・黒毛和牛を美味しく食べられるソースとは。

いざ開発を始めるとイメージ通りのものが全くできず、失敗の繰り返しでした。もう完成しないんじゃないかと何度も挫折しそうになりましたが、構想から7年。失敗回数1600回以上、失敗総量15,000本分を経て2020年10月、ついにイメージ通りの黒毛和牛専用になり得るソースが完成しました。

有田ソースが生まれるまでの道のりは本当に長く、完成した時みんなで泣きながら抱き合ったことは一生忘れることはないと思います。

有田ソースは本みりんをベースに作られています。

本みりんの持つ優しい甘さに醤油、赤ワインでコクと深みを演出。さらにじっくり丁寧に煮出した、カツオと昆布の出汁を加えることで味の奥行きを加えています。

シンプルな素材の割合を極限まで高めることで完成する有田ソース。

そのため使用する素材は、厳選に厳選を重ね、とことんこだわりぬきました。

③美味しいソース、決めては「濃度」

有田ソースの開発に伴い、まずは今売られているソース、タレはどのようなものなのか。私たちは家庭用として使われている市販のソース、タレを調べることにしました。

試食本数２５０本以上、そのほとんどは味が強く、食材本来の味がわからなくなっていました。

そして「味が強いのに旨味がない」ということにも気がつきました。

なぜこの味になるのか。。

私たちが導き出した答え、それはソースの根幹ともいえる「濃度」にありました。

美味しいソースを作るためには煮詰めることが重要です。

煮詰めることで味がまとまり、旨味、コク、深み、全てが増します。

ただ、煮詰める作業はその日の気温、湿度、その時々の材料の状態で火加減、煮詰め時間が異なり、何よりコストがかかります。

煮詰めずに増粘剤や甘味料を使えば安価に「簡単にソースのような味」になりますが、「本物のソース」にはなりません。

じっくり時間をかけて煮詰めるからこそ、美味しい本物のソースになると思っています。

私たちの想い「美味しいを届けたい」を実現するために、有田ソースは増粘剤、甘味料を使わず、徹底的に手作りにこだわって作りました。

美味しくなるまでじっくり煮詰めるため、有田ソースは完成まで５日、熟成に5日、計10日かけています。

美味しくなるまで濃度を高めた結果、有田ソースの濃度は多くの市販のモノに比べ２０度以上高くなっており、数日間置いておくと表面が固まることもあるほど濃厚なソースになっています。

濃度を高め、濃厚に仕上げたソースには旨味、コク、深みが凝縮され、レストランのシェフがその場で作ったような味わいが生まれます。さらに、増粘剤では出せない自然なとろみが絡みつきを深め、どんな食材とも相性抜群です。

食材本来の味を損なわず、味の下支えの役割も果たしますので、料理が苦手な方でも有田ソースを使えば感動ご飯をお約束します！

④有田ソースを支える素材へのこだわり

有田ソースには市販のタレやソースによく使われている「ニンニク、玉ねぎ、香辛料」が一切入っていません。黒毛和牛を一番美味しく食べてもらう味とは何か。数々のを試作していく中で私たちがたどり着いた答え。

それは「シンプル イズ ベスト」

・本みりんには「創業350年老舗酒蔵が造る特級品」を使用。

・醤油には「創業180年老舗醤油蔵が造る本醸造仕込み」を使用。

・赤ワインには「高い完熟度のカベルネ・ソーヴィニョンで造られた南米原産フルボディ」を使用。

・出汁には「創業100年の老舗「出汁のスペシャリスト」が造るオリジナルブレンド」を使用。

・創業350年老舗酒蔵が作る特級本みりん

味の根幹となる本みりんには、創業350年以上の老舗酒蔵が造る本みりんを使用しています。老舗の本みりんは、さすがの一言。口の中で邪魔をせず、まろやかでトゲのない甘さを演出しています。「有田ソース」はこの素晴らしい基礎の上に成り立っています。

・創業180年老舗醤油蔵が造る本醸造醤油

香りと味のまとまりを左右する最も大事な醤油は、プロのシェフたちも美味しいと認める創業180年の老舗醤油蔵が造る本醸造醤油を使用。

上質な香りは良い発酵をしているからこそです。180年続いている伝統の技術がそこにはありました。

・高い完熟度、カベルネ・ソーヴィニヨンのフルボディ

有田ソースの味の決めては赤ワインです。さまざまな赤ワインを試した結果、高い完熟度のカベルネ・ソーヴィニヨンで作られた南米原産のフルボディワインを使用しています。渋みが強いヨーロッパ産のフルボディワインでは出せなかった優しいコクと味の深みを有田ソースに与えています。

・創業100年「出汁のスペシャリスト」が作るオリジナルブレンド。

和食の肝といえる出汁。カツオや昆布が主体なので、普通に考えれば赤ワインとの相性は最悪です。しかし私達は、有田ソースに味の奥行きをあたえたかった。味の奥行きは食べた瞬間にどこまでも広がり、口の中に染み渡る世界を作ってくれます。それは安心感でもあり高揚感でもあり、いわれのない感情。それほど出汁は重要でした。試作を重ねた結果完成した、オリジナルブレンド出汁と赤ワインの黄金比。この黄金比なくして有田ソースは完成しません。

完成した味は、和牛の旨味や豊潤な香りを存分に味わえる、まさに「黒毛和牛専用」の名にふさわしい本気で美味しいソースになっております。

⑤美味しいを届けるためにできること

お客様のもとにより良い状態でお届けしたい。

有田ソースには、味の劣化の原因にもなる太陽光や蛍光灯からの紫外線による酸化を防ぐために「遮光瓶」を使用しています。遮光瓶にすることで酸化を抑え、より完成時に近い一番美味しい味でお使いいただけるようになっています。

楽しい食卓を彩るために。

ラベルデザインには有田ソースの味に惚れ込んでいただいたデザイナーに作っていただきました。

有田ソースのラベルモチーフには宮崎県霧島連山の主峰、高千穂峰の山頂に突き刺さり、かつて神々が日本列島を創り出す際に使ったとさてれいる「天の逆鉾」からデザインしていただきました。有田ソースを初めて食べたときの衝撃を表す為に、天の逆鉾の両サイドは稲妻、そして遠くから見ると牛に見えるようにしてあるそうです。まさに私達の想いがロゴとなっていると思います。

ロゴのモチーフである天の逆鉾

有田ソースの完成後、Makuakeに先駆け、都内にてミシュランの星付きシェフや、食に強いこだわりを持つ方々を招待してのお披露目会を開催しました。その際、皆様から「美味しすぎる！」のお言葉を本当にたくさんいただき、私たちの「美味しく食べるを作る」というお想いがこの有田ソースによって実現できたと思っています。

畜産の未来を変えたい。日本中の食卓に笑顔を届けたい。
「農場から食卓へ（Farm to Fork）」こんな言葉も言われて久しいですが、それを実現できている農業・畜産業がどれだけあるでしょうか。有田牧場から、宮崎から、日本の畜産を救う手掛かりを作っていきたい。

日本全国の食卓を「本当に美味しいものを食べてた時に溢れ出てきてしまう笑顔」でいっぱいにしたい。

だから

「美味しく食べるをつくる。」

有田ソースは60年以上黒毛和牛と真摯に向き合い続けてきた「黒毛和牛のプロ」が本当に美味しいと言っていただけるようにひたむきに取り組み完成しました。

ぜひこの御機会に「黒毛和牛専用 有田ソース」をお楽しみください。

内容量: 245g

賞味期限: 製造日から一年

使用用途

素材の味を美味しく食べられる有田ソースは和黒毛和牛はもちろん、豚肉、鶏肉、お魚と幅広くご使用いただけます。

一部使用例）焼肉のタレ・ステーキソース・魚の煮付け・マグロのお刺身・卵かけご飯・お寿司・サンドイッチ・サラダ、、etc