万年筆の楽しみの一つが、自分の好きな色のインクで文字や絵が描けること。

色数に限りがあるボールペンと違い、万年筆はカートリッジのインクを交換するだけで日ごろ使い慣れたペンを使い日記やメモ、イラストなどで様々な表現が可能になります。

最近は欧米の文具メーカーから様々な色彩の万年筆用色インクが販売されているので、文具のコレクションとし「インク沼」にハマってしまう文具女子も続出しています。

リターン品のお届けが完了するまでインターアクト株式会社はARTEX故宮釉色万年筆インクの日本における正規代理店です。詳細はページ下部のリスク＆チャレンジをご確認ください。

ARTEX故宮釉色万年筆インクは台湾が誇る世界最大級の博物館“台北国立故宮博物院”に収蔵されている中国清朝時代の皇帝が愛した陶芸作品の色彩を再現した歴史ロマン溢れる万年筆インクです。

ハッキリとした原色を好む欧米や天然の中間色を好む日本や色彩美とは異なり、中国の色彩は水墨画の世界を見れば分かるように典雅で幽玄な色彩を好みます。

ARTEX故宮釉色万年筆インクは色の濃淡が付けやすい中性インクを採用しており、筆跡で強弱をつけやすい万年筆にとって理想的なインクに仕上がっています。

古色古香の瀟洒な色彩美で万年筆の筆致を楽しむプロジェクトの応援を、ぜひ宜しくお願い致します。

ARTEX故宮釉色万年筆インクは台北故宮博物院が収蔵している中国清朝皇帝たちが寵愛した国宝級の陶芸作品

『霽青描金游漁轉心瓶（せいせいびょうきんゆうぎょてんしんへい）』
『洋彩瓷花蝶活環壺（ようさいじかちょうかつかんこ）』
『紫地粉彩花鳥盒（しんどうち しじふんさいかちょうごう）』
で使われている釉薬（ゆうやく）※の色彩を再現した万年筆用のインクです。

※陶磁器に色付けする絵の具のこと。

故宮博物院の中でも国宝中の国宝です。2層の壺で構成され、外側は雨後晴天の空を意味する霽青色の素地に金彩で海棠（かいどう）の花をデザイン。

胴部の窓から見える内側の壺には水草と落花の間を泳ぐ金魚たちを写実的に描写。

首をひねると走馬灯のように内側の壺が回転し、まるで金魚が泳いでいるかのような様を鑑賞できます。

絵柄も縁起が良く、金魚と海棠は家が富み栄える意味の「金玉満堂（きんぎょくまんどう）」、金魚と水草はお金が有り余る「富貴有余（ふうきゆうよ）」の寓意です。

『霽青描金游漁轉心瓶』セットでは素地の霽青色と金魚の色彩をインクに仕立てました。

本作は清朝最盛期を創出した乾隆帝時代に、宮中の食卓の装飾用に制作した壺です。

洋彩とは七宝の技術を用いた磁器のことで、西洋の陰影法とグラデーションを用いた写実的な絵柄と鮮やかな色彩が乾隆帝に好まれ、当時盛んに制作されました。

地肌は洋紅と呼ばれる貝殻虫から取れる赤系染料の色を用いています。また本作では様々な洋花と共に三匹の蝶を描いています。蝶の中国語の発音は長寿を意味する「耋（てつ）」の字と同じで、大変縁起が良い画題です。

『洋彩瓷花蝶活環壺』セットでは素地の洋紅色と蝶の釉色をインクに仕立てました。

本作は清朝末期の皇帝・同治帝が母の慈禧（じき）太后（西太后）の祝いに制作した蓋付の菓子皿です。

作品には母を喜ばせるため中国で美と富貴繁栄の象徴とされる牡丹、芙蓉、紫陽花の枝葉が繁茂し、鳴き声がめでたいとされるカササギが飛び交います。

素地の鮮やかな紫や葉の緑などの色彩は敢えて濃淡を付け、まるで描きたての水彩画のような瑞々しい美しさを湛えています。

『清同治 紫地粉彩花鳥盒』セットでは素地の紫色と、牡丹の葉の緑をインクに仕立てました。

故宮釉色万年筆インクは台北国立故宮博物院から公式認定を受けています。

日本での公式リリースは本プロジェクトが初。

台北国立故宮博物院は、仏国のルーブル美術館、英国の大英博物館、米国のメトロポリタン美術館、ロシアのエルミタージュ美術館と共に世界5大博物館の一つ。

中華文明五千年に及ぶ文物698,856点（2022年末現在）を収蔵し、特に歴代皇帝たちが権力と財を尽くして中国全土から集めた絢爛豪華な美術品の数々は見る人を圧倒し、まさに中華文明の殿堂です。

世界的にも有名な博物館の認定品と言うだけでもプレミア感があり、一筆ごとに書くことが楽しくなること間違いありあません。

台北国立博物館には中華文明が作り上げた様々な文物が収蔵されていますが、その中で最初にインクの色に陶磁器を採用したのは、陶磁器が中国の代名詞だからです。

英語で中国をChinaと書きますが、これはそもそも磁器のこと。かつて硬くて薄い磁器を作れたのは中国だけで、中世より重要な輸出品でした。

特に清朝では磁器発祥の地として世界的に有名な景徳鎮に官窯を設け、莫大な資金を投じて皇帝を喜ばせるためだけの技巧を凝らした陶磁器を作り続けました。

ARTEX故宮釉色万年筆インクは中国陶磁技術の頂点を極めた清朝期に、皇帝のために制作された国宝級の陶芸三作品を厳選し、その作品の素地と絵画に使われた象徴的な色の釉薬の色合いを再現し、宮廷美術の華やかさと伝統文化の優雅さを兼ね備えた色彩のインクに仕上げています。

ARTEX故宮釉色万年筆インクセットでは、各作品からインスピレーションを得た万年筆も制作しました。

今回、ARTEX故宮釉色万年筆インクのプロジェクトでは、各作品からインスピレーションを得た書き味抜群の特製万年筆も制作。インクと一緒に使うと様になる、書き味抜群の特製年筆のセットもご用意しました。

インクの色に合わせシンプルなツートンカラーで、陶磁器の釉薬と同様に焼付塗装を施してした高級仕立て。塗装が剥げたり削れたりすることがほとんど無く、末永く美しい光沢を放ち続けます

もちろんペン軸は重厚感ある真鍮製。

台湾の老舗ペンメーカーの職人が丹念に制作したペン軸は重心バランスが良く、執筆の際にペン先のコントロールも非常に安定しています。

また本シリーズの万年筆のペン先はドイツの老舗ペン先メーカーのシュミット社製のステンレスF（細字）をお付けしています。

手帳やノートなど普段使いの書き込みに最適で、万年筆初心者の方でも筆致の強弱が付けやすく、カリカリとした書き味が楽しめます。

また、ステンレス製のペン先は錆び難いので、お手入れも簡単です。

また故宮博物院公認の万年筆である証として、キャップの天冠に同博物院の公式ロゴマークを浮き彫りで刻印。

胴軸にブランドロゴも刻印した特別仕様です。

本プロジェクトでは各作品のインクを収納したギフトセットとして応援購入して頂けます。

インクやセットの外箱には、各作品の絵柄を写真で取り込みパッケージデザインに。

またインクボトルには色彩の基となった絵柄を意匠化。

ミニボトルなので並べてテーブルに置くと可愛らしいインテリアに。

また万年筆セットは豪華なギフトボックス仕立て。

お子様の入学祝いや就職祝い、文具好きのお友達へのプレゼントにもおススメです。

コンバーターの使い方

①ペン軸を外し、中からコンバーターを取り出します。

②コンバーターの吸い込み口をインク壺の中に入れ、尻の部分にあるつまみを回し中の回転軸を上下させてインクを吸い取ります。コンバーターにインクを満たしたら、再びペン軸に嵌めて完了です。

インクの色の変更の仕方

①インクの色を変える場合は、ペン先に残っているインクをティッシュペーパーなどで吸い取り、きれいな水を満たしたコップで洗いした後、もう一度ティッシュペーパーでペン先に残った水分を拭き取ってください。

②同様にコンバーターをきれいな水を満たしたコップに吸い込み口を入れ、中に残ったインクが全て抜け切るまで回転軸を上下させてください。

メンテナンス

※長期間使わない場合は、コンバーターに残ったインクをインク壺に戻してください。

※長期間使わないと、ペン先のスリットやペン芯内に残ったインクが固まってしまいます。インクの出が悪い場合はぬるま湯を用意してペン軸を浸し、インクが溶け出すのを待ちます。インクが溶け出したらコンバーターの回転軸を上下させ、インクの汚れが無くなるまで繰り返してください。

ボトルサイズ：高さ6.5×幅2.8×奥行2.8cm

容量：18ml

ボトル材質：ガラス

インクpH：中性

生産：台湾

サイズ：長さ13.5×直径1cm

重量：33g

材質：（ペン軸）真鍮、（ペン先）ステンレス

ペン先：ドイツ・シュミット社製F（細字）

生産：台湾

※万年筆インク2色＆万年筆セットでは各陶芸作品の組合せのみです。インクや万年筆の選択はできません。

2023年5月 プロジェクトの募集開始

2023年7月 プロジェクト募集締め切り

2023年8月 全リターンのお届け完了

ARTEXは「芸術表現」をテーマに、40年以上の歴史を持つ台湾のペンメーカーのブランドです。世界最大の中国美術品を所蔵する台北国立故宮博物院や台湾の伝統工芸品とのコラボレーションを通じ、現代の多様なライフスタイルに調和する芸術性の高い文房具をプロデュースしています。

今回の故宮釉色万年筆インクと万年筆は台北国立故宮博物院所蔵の清時代の陶磁器にインスピレーションを得て開発しました。清代に大いに飛躍し発展した中国陶磁器の技巧を凝らした装飾性と絢爛豪華な釉色の美は、世界に類を見ないほどの高い芸術性を有しています。故宮釉色万年筆インクは濃艶な色合いと釉色の美しさが特徴です。中国の伝統色を万年筆の筆致で手軽に楽しめる本プロジェクトの応援を、ぜひ宜しくお願い致します。

ハイクォリティの文房具を通じて、お客様のニーズを満たすデザインを提案しております。デザインは快適な生活を送るために欠かせない条件であると同時に、生活の不便や問題を解決してくれるアイデアだと考えます。

ARTEX故宮釉色万年筆インクは台北故宮博物院が収蔵している中国清朝皇帝たちが寵愛した国宝級の陶芸作品の色彩を再現した万年筆とインクです。

定番の万年筆インクとは違う、趣のある独特な色彩美で万年筆を楽しむプロジェクトです。万年筆やガラスペンを使っていらっしゃる方、これから始めたいと思ってらっしゃる方に、是非使っていただきたいという願いから今回のプロジェクトを発案しました。

当社は台湾の文房具ブランド「ARTEX」の正規輸入代理店です。本プロジェクトの全ての製品は、台湾の「ARTEX」が製造し、日本国内での流通販売をインターアクト株式会社が担います。

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プロジェクトに関する情報

・プロジェクトの属性：輸入商品

・代理店によるサポート：・・・・・日本語カスタマー対応、保証等

・プロジェクト実行者（国） ：・・・・日本

・製品者（国） ：・・・・台湾

・製造者（国） ：・・・・台湾

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Q：万年筆のペン先のサイズは何ですか？

A：細字サイズ（Fサイズ）の１サイズのみとなります。