本商品は、日本における刃物の三大産地のひとつである大阪の堺で作っています。昔から、ショベル・スコップは「土を切る」道具と言われており、刃物を作るノウハウが詰め込まれた、タフで長く信頼してご使用いただける高品質な片手園芸スコップです。

頭部には特殊鋼板、柄部には国産(南九州)の樫材を採用し、長く信頼してご使用いただける逸品です。

高品質なプロ仕様の一本で、こだわりのガーデニング体験をしませんか？贈り物にも是非！

今回、本商品の頭部に採用したのは、土木・造園のプロの職人さん御用達の金象印ブランドに採用しているショベル用特殊鋼板です。

このショベル用特殊鋼板は、国内でショベル・スコップを製造する弊社にのみ、提供されている特別な鋼板です。

刃物の製造で鋼を真っ赤になるまで熱し、水で急速に冷やす光景を目にしたことのある方も多いのではないでしょうか？　

このような、熱処理という工程を施すことで、強さ、硬さ、粘り、耐衝撃性、耐摩耗性など、金属のもつ性質を向上させることができます。

表面仕上げは、ガラ研磨と呼ばれる、頭部表面に細かな模様をつけることで自然な風合いに仕上げています。

柄部には南九州原産のイチイ樫を採用しました。樫は国産広葉樹の中で最も堅く、強度があります。そのため、昔から建築材料や農具の柄などに使用されるなど、長期間の使用に耐えることができます。

杉等の針葉樹に比べて、樫は成長が遅く、さらに枝打ちの手間などがかかり、伐採できるまでに、針葉樹の2倍ほどの期間を要します。また、その後、7か月~1年間じっくりと自然乾燥し、ようやく材料として使用できるようになります。

イチイ樫の木材は美しい木目と豊かな質感を持っています。これは、木工製品や家具において高い評価を受け、上質な仕上がりを実現します。使えば使うほど手にしっくり馴染み、味がでます。

宮崎県の職人が一本一本丁寧に作り上げています。表面処理は「蝋引き」という蝋を塗布した、木材の質感を損なわない仕上げになっています。同じものが２つとない、自然の表情をぜひお楽しみください。

実用性を究極まで追い求めつつ、所有しているだけでも喜びを感じる優雅で美しいフォルムです。

自然と手にフィットします。

柄部の形状は、油土で数パターン試作を作製し、最終的に流線形で美しいデザインに仕上げました。

すくう作業だけでなく、堅い土を掘る作業においても、握りやすく手にしっくりと馴染む形状です。

プランター菜園などの家庭菜園において、これ一本で土作り、苗植え、肥料のスキ込み等、さまざまな用途に使用でき、欠かせないアイテムです。

堅い土で威力を発揮！熱処理が施された頭部と、樫材の柄部で強度抜群なので、堅い土でもしっかり入り込んでくれます。

菜園・農作業はもちろん、狭い場所での土木作業、アウトドアシーンなど、幅広い用途でお使いいただけます。

大阪の堺で、長年に渡り培われてきた農具製造の技術を活かし、頭部を作り上げます。

柄部は、宮崎県の職人が手作業で一本一本丁寧に仕上げることで、心地よい手触りを実現しました。

スケジュール

2024年3月22日　プロジェクト開始

2024年5月30日　プロジェクト期間終了

2024年7月上旬　順次リターン発送開始予定

会社紹介

浅香工業は1661（寛文元）年、刃物問屋として創業しました。明治の文明開化による土木・建設事業の増加に着目した六代目浅香久平が国産ショベルの開発に着手し、1893（明治26）年に事業の大転換を断行。以来100年以上、業界のトップを走ってまいりました。

金象印とは

　「金象印」は1897（明治30）年に「象」マークで商標登録されて以降、浅香工業のシンボルとして皆様に愛されています。ゾウを選んだのは、日本はもちろん世界のだれもが知っていて、親しみのある動物だったからと伝えられています。強く優しく、大地を踏みしめて歩く姿も、人々の暮らしを豊かにするため、山や荒れ地を掘り起こしていくショベルにぴったりだと採用されました。また、組織力があり実は足が速いところに「ショベル業界を制覇したい」という、事業立ち上げ当時の野望も込めていたのではないでしょうか。

登録以降110年あまりの間で、象印は4回のリニューアルを重ね、より親しみやすい絵に変化しながら現在に至っています。マークだけでなく、浅香工業は時代の節目節目で新製品の開発に果敢にチャレンジしながら企業として成長してまいりました。今後400年、500年の未来へ「金象印」のブランドが存続していけるよう、今後も精進してまいります。

浅香工業は『日本製ショベル・スコップ』のシェアNo.1メーカーです。メイドインジャパンの良い道具を造る者として、プライドを持って製造に取り組んでいます。
※出典：全国ショベル・スコップ工業協同組合の販売実績データ

浅香工業の創業は今から360年以上前。商人の街として栄えていた堺で、最初は名産品の刃物を扱う問屋を営んでいました。

シンボルマークの「金象印」が誕生したのは1905（明治30）年。強く、優しく、大地を踏みしめながら皆様とともに115年間歩んできました。（2020年現在）

お客様のニーズに応えて革新的な商品を生み出してきた浅香工業。現在国内工場で製造するショベル・スコップの自社製品は、約150種類に及びます。

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浅香工業株式会社

代表者／岡田　実

本社／大阪府堺市堺区海山町2丁117番地

TEL: 072-229-5221 FAX: 072-228-1051

URL: https://www.asaka-ind.co.jp/

創 業／寛文元年（1661年）

設 立／昭和6年11月25日（1931年）