プロジェクト概要

頭皮の汗と皮脂を拭き取る清拭具を企画、ようやくβ版サンプルが完成しました。

顔や額の汗はハンカチやタオルで拭きとれますが、頭皮の汗、皮脂は自然乾燥にまかせるしかありませんでした。洗髪するまでの間、頭皮は汗と皮脂の大海原。髪のベタつきや酸化した皮脂の臭いや頭皮と毛根へのダメージを低減するパルプモールド製の使い捨てのくし、「あたまふき」です。

プロジェクト詳細

古紙リサイクルのパルプモールドを成形したくし形の「あたまふき」を企画したのは７年前です。ごく自然に、あー髪洗いたい！と思ったときに考えつきました。長距離の国際線に乗っている時でした。案は長く寝かせたままでしたが、去年、新型肺炎病棟で防護服を脱いだ看護師さんの取材番組の中で「あー髪洗いたい！」の言葉を聞いて制作意欲が再燃。

しかしパルプモールド会社を数社訪ねた結果、くし形の成形はことごとく断られました。

従来のパルプモールドはいかに薄く成形して強度のあるパッケージや緩衝材に加工するかが重要で、側（ガワ）の成形を主とし、くしの本体のような中身を作る考えが無かったことが理由でした。厚みのある素材を成形する機械も存在しませんでした。

結局、7年越しに都内のパルプモールド会社さん、パルプの強度アップに関わる会社さん、抜型の会社さんとの連携でようやくβ版のサンプルが完成しました。

折しもSDGｓの潮流となり、古紙再利用、リサイクル可能、カーボンニュートラル、生活排水の低減などがマッチしました。

利用シーン / 利用方法・操作方法

髪を洗うのが面倒だけど頭の臭いが気になる、という方。病床でのドライシャンプーが好きでない方、夕方の髪のベタつきが気になる方も。髪も洗いすぎない方がキューティクルが剥がれ落ちず、ツヤのある髪をキープできると聞きました。

特に最近はコンビニのスキンケア商品に占めるメンズ用品の割合がどんどん増えており、エチケット男子にもおすすめです。

くし形なので、髪や毛根を避けて直接頭皮に触れ、パルプモールドの先が汗や脂を吸い取ってくれます。パルプ（要は紙）なのですが先を尖らせていますので拭く強さは加減してください。くしで梳く要領でゆっくりと頭皮を撫でてください。

部活後、帰宅の電車内、アフター5のオシャレな飲み会、ヘアケア剤使用前の頭皮清拭、蒙古タンメン完食後の滝の汗、病中の清拭、お風呂に入らず寝てしまったお子様の汗拭き、皮脂で髪がべたつく前に、災害用リュックに、避難所用の備品として、介護、介助の洗髪作業軽減に、キャンプや山登り、色んなシーンに利用できます。

サイズは約50ｍｍ×70ｍｍ×4～5ｍｍ（厚）でポーチやカードケースに入るコンパクトなサイズ。ブラッシングの感覚でお使いください。

仕様

古紙再利用パルプモールド製。脱墨剤、漂白剤不使用。高温乾燥圧縮。使用状況により紙粉が発生することがあります。

先端が尖っていますので皮膚に刺激があります。強く擦りすぎないでください。

使用した際のイメージ

スケジュール

サンプルが完成し、サプライチェーンが確保できました。

今後、応援購入の状況を見て、パルプモールドの生産量、抜型の数を調整したいと思います。概ねプロジェクト終了後 3か月で増産にも耐える体制を整え、リターンの製品を製造して参ります。

リターンについて

リターンは「あたまふき」をそれぞれの数量単位でご用意、発送致します。

「あたまふき」12枚セット（6枚入り×2セット）
β版完成記念割15％オフ 935円（税・送料込み）
一般販売予定額 1,100円（税込み）

「あたまふき」30枚セット（6枚入り×5セット）
β版完成記念割15％オフ 送料込み 2,300円（税・送料込み）
一般販売予定額 2,750円（税込み）

「あたまふき」90枚セット（6枚入り×15セット）
β版完成記念割15％オフ 送料込み 7,000円（税・送料込み）
一般販売予定額 8,250円（税込み）

「あたまふき」180枚セット（6枚入り×30セット）
β版完成記念割15％オフ 送料込み 12,750円（税・送料込み）
一般販売予定額 16,500円（税込み）

「あたまふき」360枚セット（6枚入り×60セット）
β版完成記念割15％オフ 送料込み 28,050円（税・送料込み）
一般販売予定額 33,000円（税込み）

資金の使い道

サプライチェーンと製造ラインの拡充、マーケティングその他販促費用に充てます。

実行者紹介

ツーリズムラボ株式会社　代表取締役　古賀　秀雄

東京都登録旅行サービス手配業第２０３５８号

実行者本人の本業は旅行業のコンサルティングです。とはいえ旅行業に従事する中でのお客様の不便が本製品を造る動機となりました。ずいぶん前にヨーロッパ行きの長距離航空便の中でお客様から「ああ、髪を洗いたい」という言葉を聞いて、こんなものがあったらいいなと思いました。

その後は旅行業全般、またシステムの構築などB2Bの領域でそれなりに忙しくしていたところにこのコロナ禍です。

もともとモノづくりが好きで、しかしコロナ禍がなければ浮上しなかったプロジェクトです。近い将来、旅やお出かけ、生活の様々なシーンでこの製品が活用されることを願い、落ち着いたらツーリズム事業でポストコロナの新しい旅の形を企画したいと思っています。