【住所非公開】山田家で営み30年、常連様に愛された割烹＜やま屋＞が移転・会員募集

創業から30年愛された老舗《虎ノ門 やま屋》がこのたび麻布十番に移転し、《麻布 やま屋》として生まれ変わります。

今回は、移転オープンを記念してマクアケ限定の特別なリターンをご用意しました。

この機会に当店での、心ほどける時間をお過ごしください。

《麻布 やま屋》は通常審査による会員制をとっておりますが、今回は多くの方にお越しいただくためMakuake限定で審査を受けずに会員になっていただけます。

この他にも、お好みに応じたリターンを多数用意しておりますので、ぜひご検討くださいませ。

※リターンは2025年4月1日よりお楽しみいただけます。
※コースの有効期限は2025年4月1日から6ヶ月間です。

大将は50年、板前として板場（厨房）に立つ中で、膨大な量の食材を目にしてきました。

そうして培ってきた“目”は、市場に並ぶ新鮮な食材の中から「今一番美味しいもの」を選び抜くことができます。

特に海鮮選びには自信あり。

タラバガニ、ノドグロから馴染みのあるサバやイカ……

全国各地から集まってくる海の幸から厳選した旬食材をピックアップして、お客さまに提供しています。

正直なところ《やま屋》の料理には目新しいものはありません。

お刺身、天ぷら、玉子焼きやモツ煮込み、おでんなど、どれも和食の世界では定番とされるものばかりです。

しかしこうしたシンプルな料理であるほど、ほんの少しの手抜きが大きく味を落としてしまいます。

だからこそ、お客さまにお出しする料理は1から10まで丁寧に、真面目にお作りしています。

特に全ての料理のベースになる出汁には一切妥協なし。

利尻産の昆布をじっくり一晩水に漬け、翌朝薄削りのかつお節をブレンドしたものを半日かけて煮出します。

きちんと味見をして、出汁だけで飲んで美味しいと言えるものだけを使います。

万が一納得のいかない仕上がりになってしまったら、その出汁は一滴も使いません。

板前としては当たり前で普通のことですが、「当たり前で普通」を毎日手を抜かないでやるということを大切にしています。

当店の料理には常連の皆さまから「これを食べにきてるんだよ」と言っていただけるものがたくさんあります。

以下の4品はその中でも特に一度は食べていただきたい「自慢の逸品」です。

上質なおしぼりやお箸、スタッフの品の良い言葉遣い、立ち居振る舞い……どれも一流のお店では当たり前のことですが、基本とは忘れがちなものでもあります。

当店では、板前が出汁を手を抜かずに引くのと同じように、こうした当たり前のことを徹底してやり抜くことを大切にしています。

一方で、私たちはお客さまが背筋を伸ばし、声をひそめて食事をしなければならないお店ではありません。

常連の皆さまの中には「やま屋でしか話せないことが、たくさんある」と言ってくださる方が多くいらっしゃいます。

仕事の愚痴や恋のお悩み、ご家族についての相談事、はたまた経営する会社が抱えている問題や、お子様の受験対策まで。

「誰にも言えない話」をされるお客さまは、一様に清々しい表情をして帰られます。

これもまた山田家に心を許してくださっている証拠として、家族一同嬉しく思っています。

皆さま、こんにちは。実行者の山田士雄です。

《やま屋》は私が生まれた年に開業しました。

それから約30年経ちましたが、父と母はいまだに「毎日笑って仕事ができて、とても幸せだ」と言います。

私はそんな父母からたくさんのものを受け取ってきました。

経営コンサルタントとして独立することができたのも、父母がずっとお店を支えてきてくれたおかげです。

2024年11月に父から事業承継をし、麻布十番への移転を決めたのも、板前としての引退が見えてきた父に有終の美を飾ってやりたいという想いからでした。

しかしそれだけではありません。

私には、2人に返しきれないほどの大きな恩があるのです。

というのも、実は私は承継して間もなく本業で大きな失敗をし、やむを得ず両親に助けを求めたことがありました。

詳しいことは割愛しますが、ある日の閉店後のやま屋で、申し訳なさと情けなさでいっぱいになりながら、2人に深々と頭を下げ、「こんなことになって本当にごめん」と何度も何度も謝りました。

大将は話を聞きながら、淡々と翌日の仕込みをしていましたが、ふと口を開いたかと思うと「もう、言うな」と一言、口にしました。

顔をあげると、父はいつもの優しい眼差しを向けて、続けました。

「お前なら絶対うまくやれる。俺はそう信じてる。だからもう、謝らなくていい」

母の方に視線を移すと、彼女も静かに頷いていました。

私はもう一度謝りそうになるのをぐっとこらえ、なんとか「ありがとう」という言葉を絞り出しました。

だからこそ、私は《麻布 やま屋》を父の代で終わりにするつもりはありません。

父の引退後は母がおばんざい屋さんとして引き継ぐ段取りを進めていますし、さらにその後の未来も見据えています。

そうして100年続くお店にすること。

それが私をどこまでも信頼し、当然のように手を差し伸べてくれた両親にできる、本当の意味での恩返しであり、覚悟だと考えています。

今回のプロジェクトはその大切な第一歩です。

ぜひとも、皆さまからのお力添えをいただけましたら幸いです。

プロジェクト開始：3月8日

プロジェクト終了：4月29日

リターンのお届け目安：4月1日

【コース利用券の注意事項】

※コース利用券は、郵送での発送は致しません。Makuakeメッセージ機能でのご連絡になります。

※コース利用券は、ご本人様のみご利用可能で、コース利用券の譲渡はできません。

※コース利用券をご利用の際は事前に予約をお願いいたします。当日来店されてもお使いいただけません。

※ご予約のキャンセルにつきましては、ご来店日から前営業日の12時以降は100%（使用予定だったコース利用券の消化）とさせていただきます。

※有効期限を過ぎてのご利用はできかねますのでご了承ください。

※料金はサービス料税込価格での表示となっております。

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