スマートなスーツスタイルを邪魔しない。
外見からは、着ていることさえ、わからない男のカーディガンができました

早春や晩秋の昼夜の寒暖差がある時に、スーツやジャケットスタイルだけだと肌寒いなと感じると思います。
そんなとき、シャツとジャケットの間にベストやカーディガンを着用する方も多いのではないでしょうか。
シャツとジャケットの間に何かを着るのは、コートやダウンを着るほどではないけど、少し肌寒いなという時にとても重宝しますが、ジャケットの下に見えるカーディガンやベストがなんだか野暮ったかったり、すごい年配感が出てしまうので、我慢しているという声もよく聞きます。

＊イメージです

しかし、季節の変わり目の寒さを我慢するのは身体にもよくありません。
そこで私達は、一見すると、ただのスーツスタイルなのに、実はジャケットの下に着れて暖かいカーディガンを開発しました。

ただし、それだけでは汎用性が高くないので、スーツやジャケットがなくても、羽織ものとして主役になれるスタイリッシュなカーディガンとして、考えたのが「ドライバーズニット」のカーディガンでした。

着ていてもわからない秘密は「ダブルジップ」

運転手が着用していたニットが由来のドライバーズニット。
そんなドライバーズニット最大の特徴がダブルジップ仕様。通常のボタンのカーディガンと比べ、スムーズにジップを開閉できる実用性と都会的で高級感のある印象を演出します。
このダブルジップは上下どちらからも、開閉できるため、どんなジャケットにもあわせて、見えなくすることを可能にします。

また、ジャケットの下に着ることが前提だと、通常のニットカーディガンのように肉厚にはできません。すっきりとしていながら、しわにもなりにくいカーディガンの素材を検討し、上質なコットンを使用したニットカーディガンとしました。

だから、カーディガンが主役でもサマになるんです

スーツの下に着るばかりでは、せっかくの上質なカーディガンがもったいない。
だからこそ、5月から9月くらいまではこのカーディガンを主役にできるよう、シルエットにもしっかりこだわり抜きます。

汎用性の高いブルゾン感覚で着れるように長過ぎない着丈に。インナーが捲し上げられないテンションを意識した裾の絞りも絶妙。

高過ぎず低過ぎない立ち襟は、大人の男を幼く見せないし、首元にアクセントをもたらして、普通にかっこいいスタイル。

首の長さが異なるスタッフが実際に着用しながら、着用感とシルエットのバランスを調整。首まですべてファスナーをしめても、すっきりと洗練されたシルエットになるし、シーズンにあわせて、襟をひらいていけば、夏でも暑苦しくなく着れてしまう。
それが、このドライバーズニットの魅力でもあります。

上質なコットンを使用した日本製の確かなつくり

このカーディガンを紡ぐのは、日本でも実績のあるニットメーカー
70年以上続く、日本有数のメーカーが作る確かな逸品です。

制作段階で春先から初冬まで、9ヶ月近くの長期間使えるよう素材選びとシルエットにもこだわりました。具体的には、
「長期間、着用し続けられる素材感」
「着ている時の洗練感」
「自宅で洗濯できる」
「よく伸びるけどダレない」
「チクチク感の少ない肌触り」
「毛玉になりにくい」

など、すべての条件を満たす素材と編み地の組み合わせをメーカーに依頼。

その中で、上質なシャツにも使う100番手の繊細な綿糸に決定。ツヤがあり、上質感がでます。しかも、繊細な糸のため柔らかくなるところを、薄地でもしっかりとした主役の存在感をだすため、膨らみと耐久性を加味して、2本の糸を「撚って」1本の糸にする手間のかけよう。

2本（双糸）で、織り上げることで膨らみ、ハリを実現する高級ドレスシャツにも、よく用いられる技法なんです。

実は夏場も使ってほしいから工夫を施しました

夏場の羽織りで重要なのは、コンパクトに持ち運べること。すっきりとコンパクトにまとまるため、ゲージは、18Gのハイゲージ相当。天竺(成型)編みで仕上げています。
その上で、ロンフレッシュ加工を施して汗の匂いを抑える働きがあります。「ロンフレッシュ®」には着衣時に付着した繊維上の常在菌繁殖を抑制する機能があり、この抗菌作用により防臭効果が期待できます。
薬剤は皮膚や環境に配慮された「天然有機系」を使用しており高い加工技術により繊維に結合させますので、耐洗濯性にも優れています。安さ重視のニットには無い、手間隙の掛かる工程を経ているからこそ実現できる快適な着心地をぜひ体感してみてほしいです。

いかがでしたでしょうか。
素材からシルエット、ディテールまで妥協の無いこだわりを詰め込みながら、マクアケでの先行販売だからこそ、在庫を持たずに、工場の稼働時期にも融通がきくことで実現したプライスです。
日本にもまだある上質な製品をぜひご支援のほどよろしくお願いします。

仕様

スケジュール

2022年3月下旬 プロジェクト終了

2022年4月上旬から中旬にかけて順次ご支援者様に発送

リターンについて

実行者紹介

私たち、アズロッソは、消費されるファッションではなく、持つことで自分に自信をもてるようなファッションアイテムをヨーロッパに独自に築いた様々な工場と協力して開発し販売しています。
手頃でコスパがよいということは一見いいことに見えるかもしれません。
しかし、ファッションのみならず、製品を消耗品のように使用する考え方は、人の心も消耗させます。
持つこと、身に着けることが誇りとなるような製品をつくることは職人の誇りです。
日本と同様、イタリアやスペインなどは、文化的にも歴史的にも職人を大事にする国。
作り手も買い手も誇りに思ってもらえるようなブランドを作り続けていきたいと思っています。