上質な2本のベルトを1本分に。男の腰周りをクラスアップするレザーベルトを貴方のためにイタリアで作ります

靴やバッグと同様に、男性のコーデを格上げするベルト。せっかく高級なスーツに身を包んでも、ベルトが安っぽいと台無しですよね。
腰周りという目立つところに装着するからこそ、相手からも無意識にみられるベルトは、コーデの出来を左右するもの。

そのため、常に上質なベルトを身に着けたいですが、良いベルトを何本も買うのは経済的にも負担が大きいもの。そんな悩みを以前から洒脱な男たちは、1本で2本のベルトとして使える「リバーシブル」なベルトで補ってきました。

有名ブランドでもたまに見かけるリバーシブルベルト。バックル部分を回転させると、裏側のベルトが現れる仕組み。

ビジネスマンにとって、1本のベルトで2本分の役割を果たしてくれるのに、価格はそこまで高くないといいことずくめに見えます。それなら、リバーシブルベルトがベルトのスタンダードになってもおかしくないのに、販売しているところは限られており、皆さんもあまり店頭で見かけないのではないでしょうか？

それには大きく2つの理由があります

１．特殊なバックルと異なる２つのレザーを作るために、生産コストが大きくなるが、高いベルトは売りづらいため、販売者にとってメリットが少ない

２．売れなかったときに、抱えるレザーの在庫が2倍になるため、工場にとってもリスクが大きい

使用する人にとって便利なアイテムが、販売者にとってよいアイテムとは限りません。

皆さんもご承知の通り、多くのファッションアイテムは、様々な過程を経て世に出されます。 工場から製品を買い上げるメーカーや、販売店に卸す代理店などを通りながら各過程で利益が上積みされていきます。

もちろんそれは、健全なことであり、ブランドを維持するための努力は大変なものです。 しかし、だからこそ、本当に質の良いものは、いつの時代もなかなか手の届かない金額になることは事実。

しかし、できるなら自分たちが作った質の良いベルトを多くの人に使ってほしい。それは製造する工場の願いでもあります。

そこで、弊社のイタリアでのルートを生かし、評判の良いベルトをつくるイタリア屈指のナポリの工房に日本の消費者の注文をまとめて、そのぶん生産をしてほしいと打診したところ、快諾。

製造工場と消費者をつなげるためにイタリアの一流工房のベルトを直接注文できる機会をこのmakuakeで持つことができました。

今回ご紹介するベルトはそんな一級の工房で作られた生粋のメイドインイタリーのベルトなんです。

この取り組みには双方にメリットがあります。

・購入する人にとっては、メーカー、代理店などを通さずに本物の上質なリバーシブルベルトをリーズナブルに手に入れることができる

・作る工房にとっては、販売金額を変えることなく、多くの人に購入してもらえるし、在庫リスクがない。

まだ作られていないベルトを注文できる仕組みだからこそ実現した企画と言えます。

世界的なベルトは、イタリアの小さな工房から生まれます

イタリア南部の中心都市、ナポリ。世界的に有名なブランドの革製品を輩出してきたこの街で、中心部にひっそり佇む建物の中で名作といわれるレザーベルトを作り続けていることはあまり知られていません。

この小さなベルト工房は、創業1970年。サルバトーレ・パルンボ氏が、叔父のレザー工房を受け継いだのがきっかけです。

パルンボは、8歳の時にレザー製品をつくる仕事に携わってから休むことなく、75歳の現在までベルトを日夜作り続ける昔の職人を絵にかいたような人物。
自分の会社を設立してからも半世紀にわたり、いい時も悪い時も上質なレザーベルトをイタリアから世界中に送り出してきました。

そんなパルンボ氏を支えるのが、長きに渡るイタリアのベルト製造技術を承継する数人の優れた職人の存在。

しかし、いずれも高齢で、そんな卓越した技術を受け継ぐ若者もイタリアでも年々少なくなっています。

そんな中、昨年から猛威をふるったウイルス。イタリアのナポリもコロナ禍により、ロックダウンを経験し、多くの不幸がありました。高齢の職人たちにとってその中で仕事をしていくという選択は、私たちが考えるよりも、切迫した状況だったかもしれません。しかし、パルンボ達は、これまでも人生の中で多くの苦難を経験しているからなのか、なにか愚痴をいうわけでも、他者に要求するわけでもなく何事もなかったかのようにベルトを作り続けていたそうです。

休むことにより、自身の技術が錆びつくことを嫌い、なによりベルトを作ることが生活の一部だからこそ、そのスタイルを変えたくないのかもしれません。
そんな姿に尊敬を抱きつつ、私たちにできることは、そんなベルトを必要としてくれる人を一人でも増やすということ。

このプロジェクトをぜひ成功させたいと思っています。

リバーシブルベルトが生み出す、「ブラックとブラウンの魔法」そして「0.5cmの奇跡」

1本で2本分の働きをするリバーシブルベルトである以上、どちらのベルトにも使い勝手がよくなければいけません。そして、多様なコーデに応用できるものでなければいけません。

例えば、ブラック。ブラックベルトに要求される「スーツスタイルを格上げ」するために必要なのは正統派レザーの品質。そのために今回のブラックベルトにはサフィアーノレザーという高級バッグにもよく使われるタイプのレザーに。

そして、もう一面には、大人カジュアルにも合わせやすく、傷がつきにくい素材のスタイリッシュなブラックパターンを採用しました。

スーツスタイルとカジュアルスタイルどちらにも使え、耐久性も高いベルトとなっております。

そして、ブラウン。ブラウンの活躍する秋冬に、温かみのあるスエードレザーを採用。特に、ここ数年トレンドのブラウンコーデでですが、一概にブラウンといっても、濃淡や素材感で印象はだいぶ違うため、ある程度広範囲に合わせやすい、グレージュに近いダークブラウンと、ライトブラウンの2色にしました。

そして、ベルトの幅にもこだわっています。

ベルト幅は、約3.5cm

たった0.5cmでも、男の腰周りをがっちりホールドし、男性らしい引き締まった身体を演出するのが3.5cm幅のベルト。

ベルトの先までスクエアになっているところもイタリアのデザイン性を感じます。

世界中の洒脱な男たちを満足させるようなアイテムは、いつの時代も小さな数人の職人によって生み出されています。

日本だけでなく、ヨーロッパにも息づく職人のたぐいまれな伝統技術。

大量生産品では決して作り出せないものがあり、それは失ってからでは遅いと多くの人に気づいてほしいなと思っています。

仕様

スケジュール

10月中旬 プロジェクト終了

10月下旬～12月中旬に 順次お届け開始

リターンについて

完成したオリジナルレザーベルト１本

ブランド紹介

Beau Bryan Byron（ボー・ブライアン・バイロン）

日本やヨーロッパの一流工房から、上質なメンズアイテムのみ厳選し、提供するブランド。洒脱な男たちが満足する製品を妥協せずに作り続けています

実行者紹介

私たち、株式会社アズロッソは、消費されるファッションではなく、持つことで自分に自信をもてるようなファッションアイテムを開発し、世界中に届けることを目指しています。
手頃でコスパがよいということは一見いいことに見えるかもしれません。
しかし、ファッションのみならず、製品を消耗品のように使用する考え方は、人の心も消耗させます。
持つこと、身に着けることが誇りとなるような製品をつくることは職人の誇りです。
作り手も買い手も誇りに思ってもらえるようなブランドを作り続けていきたいと思っています。