この度、ポプラ社から出版された「文学少年と書を喰う少女」を、監督江口摩吏介によって劇場アニメーション化したく、makuakeでのプロジェクトを始めます。将来的には長編の劇場作品を目指していますが今回はまず3分程のパイロットを制作し、それを持って本編の資金を募ってゆきます。
集まった資金はパイロットの作成、また次のステップへ行くための資金として使わせて頂きます。

どうか応援宜しくお願いします。

※本編時はキャラクターやストーリーが一部変更になる場合があります

映画「文学少年と書を喰う少女」は、江口摩吏介が劇場作品の監督を単独で務める初の作品となります。

江口摩吏介は、今まで数多くの作品に参加し、独創的な世界観と魅力的で個性豊かなキャラクター、それでいて子供達にも親しまれる作品を沢山作ってきました。

その江口が旗を振り劇場アニメーションを作り、世界へ発信するために作った会社がBILBAという会社です。

元々老舗のアニメーション制作会社「グループ・タック」という会社で江口摩吏介を師匠と仰ぎ、集まった仲間が作った会社です。

お蔭様で近年は宮西達也氏のティラノサウルス・シリーズ（ポプラ社）を原作とした劇場アニメーション「MyTYRANO（仮）」を手塚プロダクションさんと作ることが出来ました。

「MyTYRANO（仮）」は釜山映画祭で上映され、たくさんの子供たちに喜んでもらうことが出来ました。そして今度はBILBAから発信すべく、このクラウドファンディングで皆様のお力をお借りして長編劇場アニメーションの上映を実現させたいと思います！

「銀河鉄道の夜」を初め江口摩吏介が関わってきた作品には生き死にをテーマとして書かれた作品が多くあります。この「文学少年と書を喰う少女」も少女、少年を通じて「生きること」に対して問いかけた作品なっています。

そうでありながら、ユーモラスに笑えて、躍動感溢れた江口ワールドを世界に爆発させたいと思っています！

どうか、応援お願いします！

この物語の主人公は後に『西遊記』を書いたとされる少年　承恩（しょうおん）。本が何より好きで妖怪好きの少年は、ある日この世のものとは思えぬほど美しい少女と出会う。

しかし、その少女『玉策（ぎょくさく）』 は、承恩が書いた本をムッシャムッシャと食べてしまう。しかも承恩の過去を全てお見通しだというのだ。

実は『玉策』は人間の寿命が書かれた書物、閻魔の持ち物『禄命簿（ろくめいぼ）』の化身だったのだ。

それがあれば、人の寿命を知り、またその運命を変えることも出来ると言う―。

傍若無人で空気の読めない玉策は、承恩につきまとい、行く先々でトラブルを起こしまくる。

ぬくもりもなければ、汗も涙も流さない、人の形をした人ならざるもの玉策は、承恩と物語を紡ぐうち、愛情が芽生え人を救うために禁忌を犯す－。

不思議な力を持つ玉策をめぐって最強の山賊・常坤（じょうこん）、不死身の将軍・劉璧（りゅうへき）、美貌の暗殺者・白華（はくか）らによる略奪戦が繰り広げられる。

承恩は、玉策を必死に守る為必死に守るうちに少女を通して本当の生きる意味を感じてゆくー。

涙こぼれる感動のファンタジー。

監督　江口摩吏介

『銀河鉄道の夜』でキャラクターデザイン・作画監督を務めた後、『タッチ』『ストリートファイターⅡ』『陽だまりの樹』『あらしのよるに』などでキャラクターデザイン・総作画監督として多くの杉井作品を手がける。

近年、演出・監督にも活躍の場を広げ、2012年自ら育てたスタッフと共に創作集団ＢＩＬＢＡを立ち上げた。

作画監督：三嶽　理絵（BILBA)

江口摩吏介主導よる「劇場長編を作れるスタッフを育てる」プロジェクトの第一期生として、2003年にグループ・タックに入社。

2005年公開の「あらしのよるに」で入社二年目にして作画監督デビュー。その後も『シナモン the Movie』『グスコーブドリの伝記』など劇場作品の作画監督を務める

2012年、江口と共に創作会社BILBAを設立。

美術監督：阿部　行夫

『千夜一夜物語』『まんが日本昔話』等話題作を数多く手掛ける。74 年からサンリオフィルムに所属し、『星のオルフェウス』製作の為に渡米、ポール・ジュリアン、リチャード・ヒュープナーに師事。90 年に製作された『好色一代男』では総監督を務め、ヒューストン国際映画祭監督賞を受賞。

撮影監督：篠崎　亨

東放学園専門学校を卒業後、同校常勤講師を勤める。『メトロポリス』でアニメーション映画制作に始めて携わるも、その卓越した実力を買われCG ストラクチャーデザインを担当。その後立て続けに『イノセンス』『あらしのよるに』『よなよなペンギン』『グスコーブドリの伝記』など大作アニメーション映画の主要スタッフを歴任。

制作：BILBA

株式会社BILBA（ビルバ）は『銀河鉄道の夜』『タッチ』『ストリートファイターⅡ』『陽だまりの樹』『あらしのよるに』『グスコーブドリの伝記』などでキャラクターデザイン・総作画監督として活躍し、近年では演出・監督へと活躍の場を広げる、業界屈指のヒットメーカー、江口摩吏介の旗振りで2012年に創作会社として設立致しました。

他では見られない独創的な世界観と、魅力的で個性豊かなキャラクター、そして人間の本性を刺激する絶対的な“吸引力”を持ったストーリー性。

それらを併せ持った、新鮮でクオリティの高い作品を情熱と、チームワークと、確かな品質で支える強固なスタッフ達と共に、創作会社BILBAは常に創造し、発信していきます。

①お礼のお手紙

②オリジナル壁紙(画像はイメージです）

③ポストカード（画像はイメージです）

④パイロットDVDにお名前をクレジット

⑤パイロットフィルムDVD

パイロットDVDをパッケージ致します。

⑥パイロット設定集

キャラクター設定や、絵コンテ、初期案、原画などパイロットが作られた資料を本にします！

（画像はコンテ一部）

⑦特別上映会、トークショー

支援して頂いた方の対象に都内での上映会を予定しています。

⑧監督、もしくはキャラクターデザイナー直筆イラスト

日本のアニメーションコンテンツは複数あるよう見えますが、実はコアなファン向けの発信が多く目に付きます。数々の先輩達が築き上げた原点“まんが映画”の意思を受け継ぎ、又、今の若者たちが思いっきり暴れる場所を作り、『文学少年と書を喰う少女』で“まんが映画”を構築させて制作の現場を豊かにしなければならない、と思っています。

現場はアイディアの宝庫です。現場には“匠”集団があります。“匠”とは選び抜かれた大きなスキル、技術を持った人のことです。その人が若い人材を育てていきます。“匠”制度も現場から生まれたものです。その現場から生まれたアイディアが業界全体、そして海外にも広がってゆきます。

“モノヅクリ”の強さ　資源の少ない我々が元気を取り戻すには“モノヅクリ”精神を捨ててはならない・・・育てていかなければならないと強く思っています。

そういった意味でも、グローバルエンターティメント映画『文学少年と書を喰う少女』はコアなファンだけではなく一般大衆に向けての商業アニメーション映画ということを忘れずに、しっかり創っていきたと思っています。

今回、このmakuakeのプロジェクトで皆様に応援してしてもらい、最高のプロモーションを作り　ここから本編への足がかりにしたいと思っています。

皆様、どうか応援宜しくお願い致します！！