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見習い蔵人が作る麹で醸す初めての酒。今しか飲めない「成長過程」をご賞味ください。

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ストーリー

  1. 日本四大杜氏「但馬杜氏」の文化と伝統を次ぐために設立した酒蔵の挑戦
  2. 数々の賞を受賞するベテラン杜氏2人を迎え、確かな技術を承継
  3. これからの但馬当時を担う、見習い蔵人が造る麹で醸す初めての1本

日本四大杜氏のひとつ『但馬杜氏(たじまとうじ)』の伝統と文化を未来に継承するために誕生した酒蔵「文太郎」が、2020年冬仕込みの日本酒をMakuake限定で先行発売します。

この酒は、日本酒の要となる「麹」を見習い蔵人がひとりで造り、それを師匠である但馬杜氏が醸します。但馬杜氏を目指し、日本酒の世界に飛び込み今年で2年目。これまで師匠に教えを請い練習し続けた麹造りが、2020年冬、初めて日本酒となります。

今回は、Makuake限定でにごり酒と清酒の2種類をリターンでご用意しました。

日本酒が好きな方はもちろん、普段はあまり飲まれない方にも但馬杜氏の造る酒を楽しんでいただける様に、アルコール度数が低く、味もフルーティーでさっぱりとした日本酒です。

但馬杜氏の未来を担う見習い蔵人の始まりとなる日本酒。

今しか飲めない「成長過程」の味をお届けします。

元町長が但馬杜氏の歴史を繋ぐ為に新設した酒蔵「文太郎」

文太郎が酒蔵を構えるのは、兵庫県美方郡新温泉町。日本海に面しながらも山々に囲まれ見渡す限りの豊かな自然と、名前にもある通り温泉街として知られる情緒のある街です。

兵庫県北部に位置するこの地域は、かつて但馬(たじま)の国と呼ばれ、熟練の技術をもつ日本四大杜氏のひとつ、「但馬杜氏」を輩出してきました。

なぜこの地域に腕の良い杜氏が多いかというと、理由は豪雪地ゆえの出稼ぎシステムにあったと言います。働き手達は、夏は農業(米作り)・冬は酒造りをしに出稼ぎに出る人が多く、但馬人特有の “粘り強い精神力と慎重さ・誠実な人柄” が厳しい酒造りの世界で評価され、近畿や東海地方を中心に但馬杜氏として重宝されるようになったといいます。

毎年の新酒鑑評会でも優れた成績を残してきた但馬杜氏。ですが、蔵人の高齢化や冬季の出稼ぎという働き方がなくなりつつあることから、昭和40年代には約3,000人いた但馬杜氏は平成29年度には88人と減少....。もともと出稼ぎに行くことが前提だったこともあり、新温泉町の酒蔵はついに0軒となりました。

しかし、但馬杜氏は新温泉町が誇る未来に繋げるべき大切な文化。先人達が残してくれたこの伝統を私たちの代で途絶えさせるわけにはいきません。そこで、現代表の岡本英樹が、新温泉町の町長を退任したことをきっかけに、2019年2月株式会社文太郎を設立することになりました。

但馬杜氏歴40年以上、これまで数々の賞を獲ってきた2名の‘‘熟練’’但馬杜氏に、但馬杜氏を目指す見習い1名、そしてバックヤードを支えるスタッフ1名を迎え、新温泉町の蔵人達の挑戦がはじまりました。

いずれは、見習い蔵人も但馬杜氏に。そして、また新たな見習いへと伝統を継承していく。

この取り組みが但馬杜氏という文化の新たな一歩となるように、そして但馬杜氏だからこそ醸せる旨い酒を未来に繋いでいくために、私たちはこの地で酒を造ります。

リターンについて

今冬に醸す日本酒「もふもふ」は、日本酒ビギナーの方や高いアルコールが苦手な方でも「但馬杜氏が醸す酒」をお愉しみいただけるように、まるで甘酒のような日本酒に仕上げます。

酒米は、全て地元(自社)で生産しており、酒の味がくどくならず、しかし味がしっかり出るように「酸やアミノ酸が少なく後味がしっきりしやすい‘‘五百万石’’」と「酸やアミノ酸が多く濃厚で旨味が出やすい‘‘兵庫北錦’’」を秋の収穫時期に出来をみながら調整し、使用する予定です。

甘くてフルーティーですが後味はさっぱりしているので、冷蔵庫でキンキンに冷やして「食前酒」としてお愉しみいただくのがおすすめです。

① 2020年度新酒 / にごり酒 1本

・2,750円(税込み)

・720ml

・アルコール度数:約5〜7%予定

② 2020年度新酒 / 清酒 1本

・3,630円(税込み)

・720ml

・アルコール度数:約5〜7%予定

③2020年度新酒 / にごり酒 1本・清酒 1本の計2本セット

・4,510円(税込み)

・各720ml

・各アルコール度数:約5〜7%予定

④2020年度新酒 / にごり酒 3本・清酒 2本の計5本セット

・10,500円(税込み)

・各720ml

・各アルコール度数:約5〜7%予定

※箱代・クール便送料含む

FAQ

Q:常温でも保存できますか?

A:要冷蔵です

Q:リターンの発送方法を教えてください

A:クロネコヤマトのクール便での発送を予定しています。

Q:リターンはいつ頃届きますか?

A:12月〜1月中のお届けを予定しています

Q:アルコールは何度ですか?

A:5〜7%を予定しています

但馬杜氏を目指し、2年目の挑戦。

改めまして、はじめまして。

但馬杜氏の元、見習いとして修行中の岡本大地と申します。

約1年半前、会社の設立と同時に酒造りの世界に入りました。

それまでは、介護職に就いており日本酒は趣味で愉しむ程度。まさか自分が杜氏を目指すことになるとは思ってもいませんでした。

きっかけは、株式会社文太郎の代表である父より「酒造りに挑戦してみないか」と声をかけられたことでした。37歳という年齢での転職でしたが、不思議と不安や迷いは一切なく、即答したのを覚えています。父が新温泉町で但馬杜氏を復活させたいという話を何年も前から聞き共感していたことと、自分が大の日本酒好きということで、自然と覚悟がきまっていたのかもしれません。

とはいえ、酒造りに関しては全く無知の状態。さらに初年度は、会社設立が2月だったこともあり、酒造りシーズンの終盤近く。毎日勉強しながら必死でくらいつき、なんとか流れを理解し始めた頃にはその年の酒造りはおわってしまいました。(それでも、初めて自分が携わった酒を絞った時の感動は忘れられないものになりました...!)

師匠である但馬杜氏のお二人は、酒造りオフシーズンの春〜秋にかけて酒蔵にはほとんどいらっしゃらないので、私は蔵の掃除から瓶詰め、店番、農業(酒米造り)をしつつ、空いた時間で師匠達から学んだことを復習したり本を読みながらひたすら基礎を勉強をしてきました。

その甲斐あり、昨年冬・2年目の酒は1年目に比べて余裕を持って学ぶことができたと思います。毎日、師匠のもとで実際に手を動かしながら指導していただき、まだまだお二人の足元にも及ばないものの、確実に1年目よりも手応えを感じられたシーズンとなりました。

そして今春より再度オフシーズンにはいり、現在は麹造りに邁進しています。麹というものは、思っていたよりも何倍も繊細で、洗米の加減・浸漬(米を水に浸す)温度・時間、そして麹菌を米にまぶす麹造りなど、なかなか思うようには行きませんが自分でたくさん失敗した方が覚えられるので、わからないことが合ってもすぐには連絡はせず、師匠から学んだ基礎を元に試行錯誤しながら、ある程度までできたところで師匠に確認し答え合わせをするようにしています。

最近はようやく、師匠にも認めていただけるくらいの麹を造れるようになってきました。とはいえ、まだ安定して確実に良い麹を造れているわけではないので、2020年度の酒造りまでにしっかり練習を重ね体で覚えられるよう続けていきたいと思います。

酒というのは空気・水・米といった地域の環境、生産から販売まで携わってくださる全ての方々、そして飲んでくださる皆さんがあってこそ成り立つもの。いつかは私も一人前の蔵人として文化を継承していく立場になる日がきます。

その頃には、但馬杜氏が増えかつての勢いを少しでも取り戻せるように。そして、旨い酒を造り続けることで、生まれ育ったこの美しき街、新温泉町に恩返しできるように。この気持ちを忘れずに実直に酒造りに向き合いたいと思います。

今回の酒は、私の蔵人としてのスタート地点です。

どうぞ皆様のご支援、よろしくお願いいたします。

但馬杜氏の紹介

田村豊和杜氏(84歳)

・杜氏歴:55年

・受賞歴:現代の名工など、数多くの受賞歴を誇る

「人生の大半を清酒造りに励んできました。私にとって美味い清酒造りは人生そのものです。おそらく最後となる弟子に培った技能・技術の全てを次の世代へ伝え、日本酒の振興の一助としたい。今回のプロジェクトについては、低アルコールでしかも甘い清酒の開発が日本酒の裾野を拡げることにつながればと思っています。」

森口隆夫杜氏(78歳)

※左側が森口隆夫氏です。

・杜氏歴:43年

・受賞歴:全国清酒鑑評会10回連続金賞

「4年前に引退しましたが、今回代表の岡本さんにお声がけいただき、その想いに共感し復帰することになりました。町に酒造所ができて大変喜んでいます。町で生産した酒米を使用して地酒を作ることができるのは嬉しいことです。これまで体得したことをなんとか次世代に伝えることができればと思っています。新企画は日本酒の旨さを知っていただく商品でもあり、知恵と技術の集大成で旨い酒を造りたいと思っています。」

リスク&チャレンジ

・ご利用のパソコンやモバイル画面により、写真の色合いなど実物と異なって見える場合がございます。 ・ご支援状況・天候や配送問題などで、配送が遅延する可能性がございます。 ・今後の製品開発のため、ご感想やご意見などございましたら、応援コメントやメッセージにてご投稿ください。

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