はじめまして！

私たちは西陣織ブランドのcircu(サーキュ)と申します。

京都を拠点に活動している西陣織織元2代目サカイタカヒロと、京都・西陣にて起業をしたデザイナーのマツダサキが2人で活動しているブランドです。

circuの始まりは、2018年7月。

「西陣織はもともと女性の帯がメインだから、現代を生きる女性の日常に馴染むアイテムを作りたい！」と長年思っていたサカイだったが、

なかなか男性からは女性のニーズが分からず、苦戦する日々を過ごしていました。

そんな中、フランスでのオートクチュール刺繍の習得から日本に帰り、京都で活動を始めたマツダと出会い、すぐにオファー。

「伝統とトレンドを融合させ、かわいい！と純粋に欲しくなるアイテムを届けたい。」と、circuは最初の一歩を踏み出し始めました。

西陣織とは、呼称550年を超える京都発祥の日本を代表する織物であり、

世界の織物中でも有数の、実に質の高い優れた先染めの紋織物として認められています。（先に染めた糸を織ること＝先染めの織り）

そして、西陣織工業組合が認定した職人だけが「西陣織」という言葉を使うことができます。

かつて、日本の経済成長の時代には、絹産業の一つとして大きく貢献しました。

ですが、人々の服装が和装から洋装へと変化するにつれて生産需要は激減し、その多くの織屋は閉業。

織る職人だけではなく、原材料となる絹や糸、糸を染める職人、道具を作る職人など多岐に渡り、日本の誇るべきこの技術を受け継ぐ人々は時の流れと共に減り続け、

西陣織に限らず、いわゆる「伝統産業」は後継者不足や工賃の低下を起因とした、継続・継承が厳しい状況にあります。

後継者を育成したり、工賃を上げるためには、なんとしても現代人のライフスタイルに沿って、生産需要を上げることは必要不可欠。

”西陣織＝着物の帯”のイメージを脱して、洋服と一緒に日常に馴染んで楽しむことができる西陣織の提案をすることによって、

「西陣織に＜今＞の感性を織り込み、新しい循環(circulation)を生み出したい」という想いで立ち上げたブランドが私たち「circu(サーキュ)」です。

私たちcircuが目指すのは、

「今までまだ存在しなかった西陣織のファッションアイテムを作ること」です。

＜大切な３つのpoints＞

✔︎point1 西陣織は着物帯や”和”の素材というイメージを覆したい！

✔︎point2 日常使いをできる実用的な西陣織を提案したい！

✔︎point3 生地(fabric)としての西陣織の魅力を、もっと楽しんでほしい！

circuの製品は、上記の３つのポイントにこだわってお作りしております。

今回、まず初めの挑戦として、以下の3点の製品開発に挑戦しました。

①バレエシューズ（パンプス）

②サッシュベルト

③ミニショルダーバッグ（2月後半に掲載予定で現在準備中）

今回circuが使用した生地の柄は、織元で以前からよく使われていた、

『花菱丸紋』という古典的な紋様です。

当初、新しいオリジナルの柄を作ることも検討しましたが、

・”紋紙(もんがみ)”という、柄を織機に読み込ませるデータを作るための初期費用が大きいこと。

・既存の柄でも、”色使い”によって印象は大きく左右されるのではないか。

という理由から、まずは既存の柄を使ってチャレンジしてみることになりました。

（近年は技術の発展で、紙の紋紙ではなくこのようにデータ化されたものを使うようになり、西陣織でより細やかな表現もできるようになりました。）

日頃から帯の生地を扱う織元のサカイの経験からすると、

一般的な和柄の配色は、キーカラーとそれに相反する色で全体を締める配色を行うことが多いのですが、

ここに着眼したマツダは、既存の柄を使用しながらも同系色の糸で”西陣織らしい織りの良さ”を活かすことによって、女性の心を擽ぐる風合いを表現しました。

使用する糸の色に関しては、日々二人で議論を重ね、試行錯誤をしながら新しい色合いの製作に挑戦しています。

成人式の振袖帯で有名な西陣織は、どうしても”豪華絢爛”、や”華美”なイメージを持たれてしまいがちですが、織り方の種類・金銀糸の有無や・色数などによって、風合いもインパクトも全く異なるんです。

そこで、circuから”日常に馴染む西陣織”をいくつかご提案をさせてください。

【day1】 オフィスシーン　×　ベージュ

お仕事に行くときも、何かひとつは”ときめく”アイテムを身につけていたいですよね。

”ちょいヒール”だからたくさん歩けるし、オフィス内では派手すぎず、取引先で礼儀正しく見える安心の形。

サッシュベルトを合わせれば、着まわしコーデもバリエーションが広がるし、

そのままちょっとおしゃれなカフェやバーに行っても、十分おしゃれに見えるお助けアイテムです。

【day 2】 お友達と遊んだり、デートの日に　×　ライトグレー

お休みの日は、ちょっと息抜きにデニムを履いて気楽に過ごしたい。

でも、街中に出るなら手抜きはしたくない・・・

そんな時に大活躍してくれるcircuのアイテム。

細身のレザーリボンが控えめに可愛さを演出してくれるので、デートの日にもおすすめ。

程よく柔らかい淡い色合いの中にほんのりと光る金糸が、レザーとの相性もバッチリ。カジュアルな1日にもぴったりなんです。

【day 3】 雨の日 × ブラック

せっかくのお休みの日なのに、雨が降っていると気分も下がりますよね。

でも、circuなら大丈夫！

ポリエステル素材で織られた西陣織だから、雨に濡れても縮みません。

先端と踵の部分はレザーなので、簡単には濡れません。

寒くて風が強い日や、季節の変わり目は少しボーイッシュな上着も選びがち。

でもほんのちょっと可愛さをプラスしたいときは、黒のサッシュベルトがおすすめです。

どんな服装にも合わせやすい、一つあると困らないアイテムです。

【day 4】 パーティー・フォーマル × black

特別な日に限って、移動が多くてたくさん歩かなければいけない・・・

そんなことはありませんか？

結婚式の日は、事前に美容室でヘアセットをして、友達と待ち合わせをしてちょっとお茶をしてから披露宴へ・・・その後は二次会からの三次会・・・！？

もう、足が痛くて耐えられない！なんてこともしばしば。



circuのバレエシューズなら、そんな心配はご無用。

これ一足で1日十分にカバーできちゃうし、サブとして持ち歩く用にもぴったり。

結婚式の披露宴や二次会、参観日や観劇に行く際など、

いつもより特別な日に、安心して履ける”頑張らなくていい”一足です。

そして、サッシュベルトはワンピース・パーティードレスに合わせるだけで

着まわしコーデを実現させてくれる節約アイテムにもなります。

この前と同じワンピースで披露宴に行くのは気が引けるけど、出費は控えたい…

そんな誰もがもつ同じ悩みを解決できるのがこの節約サッシュベルト。

金糸が入っているので、お祝いの席には特にぴったりですよ。

今までも、同じような商品の開発は様々なところで試みはあったはず。

ですが、帯地の西陣織には製品に加工するには越えなければいけない壁がいくつかありました。

2014年から研究や検討を始めたサカイは、柔軟な織元の協力を得て、様々な努力を続けた結果・・・

「僕らでしか作れない西陣織生地！」にようやく辿り着くことが出来ました。

ここまで使いやすいフレキシブルな西陣織を使用できることは、circuの最大限の強みです。

①バレエシューズ（パンプス)

②サッシュベルト

西陣織とレザーの組み合わせが特徴であるこのサッシュベルトは、リバーシブルなので、オフィス・カジュアル・フォーマルなど様々な場面でお使いいただけます。

ウエスト周りに巻いて結ぶだけのシンプルな構造なので、簡単に装着できます！

①②それぞれのサイズやカラーバリエーションは以下の表をご参考ください。

※バレエシューズにはブラックとチョコブラックがございますのでお間違いのないようにお気をつけください。

③ミニショルダーバッグ

現在、2月下旬にリターンに追加予定でミニショルダーバッグの準備を進めております。

柄物のバッグを持つことに抵抗がある方も多い、という意見を参考にし、

外側は本革レザーを使用し、カバンを開けると西陣織の生地がさりげなく見える控えめなデザインにしました。

今回は「一人でも多くの方にcircuを知ってもらい、西陣織を楽しんでほしい」という想いから、本プロジェクト限定で、先着50名様に25％OFFでバレエシューズをお届けをできるリターンをご用意いたしました！

25%割引は限定50名様限定ですが、その後も【春割り20%OFF】や、【Makuake限定価格15%OFF】などもご用意しております！

サッシュベルトも同様に割引がございます。

ご注文の際は、必ずカラーと、サイズ(靴のみ)をご確認くださいね。

ギフト用の簡易的なラッピングも無料で行いますので、ご要望の方は備考欄にご記入ください！

アイテムの他にも、より西陣織のことやcircuのことを知ってもらうための機織り体験ツアーや対話できるミニイベントをご用意いたしました。

西陣織について知りたい！織機を見てみたい！という方など、

お会いできることを楽しみにしていますので、ぜひお申し込みください。

一人でも多くの方にcircuのアイテムを直接お手に取って見て試していただきたい！という思いから、プロジェクト期間中に京都・大阪・東京の３拠点で試着見学会を開催いたします。

基本的に、サカイとマツダ、もしくはどちらかが会場におり直接お話いただけます。コーディネートやギフトのご相談などもぜひお任せください。

【試着見学会 in 京都】

⑴ 2月10日(土) 11:30-18:00 @Senbon Lab.

⑵ 2月17日(日) 11:30-18:00 @Senbon Lab.

⑶ 2月23日(土) 11:30-18:00 @Senbon Lab.

　　　　(Design Week Kyotoイベント開催中につき、混雑が予想されます)

⑷ 3月9日(土) 11:30-18:00 @Senbon Lab.

その他の日程は現在準備中につき、詳細は更新情報をお待ちください。

(Senbon Lab.の住所はこちらです。　https://goo.gl/maps/ipBBq252y4U2 )

また、上記のご都合が合わない場合、個別でSenbon Lab.にてご試着のご予約もしていただくことが可能です。facebookページ、またはSNSのDMよりお問い合わせください。

【試着見学会 in 大阪】

2月中旬・3月に１度ずつ開催予定です。詳細は更新情報をお待ちください。

【試着見学会 in 東京】

2月中旬・3月に１度ずつ開催予定です。詳細は更新情報をお待ちください。

Q. 発送時期はいつですか？

　ーA. ご選択いただくリターンにより異なります。以下をご参考にお選びください。

　　　「ホワイトデーまでにお届け25%OFFコース(限定50足)」→3月14日までにお届け。

　　　「春割り20%OFFコース(限定100足)」→3月中にお届け。

　　　「Makuake割15%OFFコース」→6月頃のお届け

Q. 注文後のサイズ変更はできますか？

　ーA. 大変申し訳ございませんが、ご注文後のサイズ変更はご対応いたし兼ねます。但し、選択ミスなどの場合に限り、発注状況によってはご対応が可能な場合もございます。お困りの際は、まず一度ご相談くださいませ。

サカイタカヒロ：

ここまで読んで頂きまして、ありがとうございました。

西陣織を日常に使って頂き、皆様の生活に特別感が生まれる。

若い方が西陣織に興味を持ってもらう。知ってもらう。

職人には、使われる喜びやお金として還元されたり、職人になりたい！という人が現れる。そういう循環が生まれれば、とても嬉しいことだと思います。

生地の素晴らしさは手にとってより感じて頂けるものだと思いますので、ぜひ、日常に取り入れてくださいね。

マツダサキ：

質の高さや素材としての魅力はもちろん、人々が時代を超えて受け継いできたものの中に感じる温かさを感じることも西陣織の魅力です。

職人が減り続ける現状の中で、私たちの時代で途絶えさせたくない、もっと後の世代を生きる人達にも西陣織のある日常を残していきたい、と願っています。

今回無事に目標に達成することができれば、新しくオリジナル柄を作ることにも挑戦できます。そうすれば、図案家さんや紋紙屋さんなどの職人さんにもお仕事を依頼することができるようになります。

そうして、circuの商品を通じて何度も何度も循環を生み出せるようになりたいと思っています。

皆さまの日常を、西陣織でほんの少しでも彩ることができますように。

皆様の温かいご支援よろしくお願いいたします。

circu 　サカイタカヒロ　マツダサキ

Thanks to
Model Shizuka Ishida
https://instagram.com/ncnc_shizu/

Photographer Ryo Ogawa
https://instagram.com/ryography_713/

Photographer Moa Aoki
https://instagram.com/moremoa_/