このプロジェクトの背景

コーヒーの「ファーストウェーブ（第1の波）」をご存知でしょうか？19世紀後半から1960年代ごろまで続いたコーヒーの大量生産・大量消費した時期です。

それからセカンドウェーブがきて、現在続いている現象があります。1990年代に始まった「サードウェーブコーヒー」です。ファーストウェーブとは反対に、高品質なコーヒーを求める消費者に応えるために生まれたと言われています。

また、消費者のみならず生産者に対しての配慮も考えられており、コーヒー豆の生産から消費まで全てを考慮しているコーヒーで、特徴としては「シングルオリジン（単一産地・農園）」であることです。

ですが機械での大量生産によって、市販のコーヒーは今もなお、味が均一化されていると感じます。これは現代の技術向上により、味の差別化を図れなくなったことは否めません。

そこで僕は、産地の個性とシングルオリジンに着目し、コーヒーをもっと手軽に美味しく提供したいという想いで、今回のドリップバッグ作りプロジェクトまでに至ります。

ドリップバッグを作る「3つ」のこだわり。

僕は、現在も大量生産されるドリップバッグの悩みと、その解決策を提案しました。

①「単一農園」「スペシャルティコーヒー」のこだわり。

僕が生産地や生産国ではなく、単一農園にフォーカスしたわけは、「人」です。たとえば野菜や果物を購入するとき、生産者の名前や顔が記されている方が信頼があって、その人の”想い”が想像できると思います。

そのくらい農園には信頼があって、美味しさ以外に体験が楽しめるはずです。それに加えてスペシャルティコーヒーには、生産者と品質に見合った価格で取引が行われているため、農家に渡る対価も十分保証されているのです。

それらを踏まえ、消費者が感じる美味しさだけではなく、生産者も報われるようなウィンウィンな関係性を僕は目指しており、持続可能な展開にしていきたいです。

②「新鮮さ」のこだわり。

新鮮さにはこだわりがあります。それは、コーヒー豆も生鮮食品だからです。香りや風味は比較的短期間で失われます。焙煎後の新鮮な状態のコーヒー豆をパックすることによって、強い風味が保たれ、その美味しさが長い保存に耐えることができます。

またコーヒー豆は、焙煎後直後に大量のガスを吐き出します。そのガスは焙煎のスモーキーな香りが含まれ、それを一緒にパックしてしまうと、風味に悪影響が出ます。

焙煎後に放出されるガスが一段落するのに、焙煎後72時間かかると言われています。このタイミングが新鮮な香りを閉じ込めるチャンスなのです。僕は、焙煎後3日〜5日目の間のコーヒーを、ドリップバッグにしてお届けすることをここで約束します。

③カップオンタイプ：大容量14g

市販のドリップバッグは、フックタイプがほとんどです。粉量は7〜8gと少なく、抽出後は中途半端な量で少ないと感じてしまいます。また、少ない量を感じさせないように小さなカップで抽出すると、ドリップバッグが液体に浸ってしまい、うまく抽出ができません。

そのような悩みを踏まえて、僕は以下のカップオンタイプのドリップバッグ作りに努めます。

粉量は、14gと大容量に作ります。そしてカップオンタイプの1番の利点は、コーヒーの量です。フックタイプのコーヒーは出来上がり約140ml（粉量7〜8g）に対して、カップオンタイプは230ml（粉量14g）です。

しっかりコーヒーカップ一杯に収まり、美味しさとともに満足感のある量を楽しめます。

この夏ピッタリのコーヒーも美味しくお手軽に。

また、大容量に伴いドリップバッグでアイスコーヒーも作ることができます。抽出する前に氷をカップに入れ、出来上がりが140mlを想定します。抽出後は、熱々のコーヒーを急冷することで、この夏ピッタリのアイスコーヒーがお手軽に楽しめます。

（アイスコーヒーは、氷の大きさを考慮してマグカップをおすすめします）

美味しい抽出方法（ホットコーヒー版）

楽しみ方・利用シーン

いつでも、どこでも手軽で美味しいコーヒー時間を。

毎朝の一杯に

友達とのおしゃべりのお供に

作業や仕事のお供に

キャンプの時にも

柑橘系の焼き菓子やスイーツのペアリングに

そのままギフトにも

協力してくれる方

https://www.makuake.com/project/coffeesakura/

今回のプロジェクトを挑戦するにあたって、心から感謝したい方がいます。

愛知県瀬戸市にあるコーヒー専門店「coffee SAKURA」の大西文明さんです。

大西さんは、今年の2月にMakuakeのクラウドファンディングに挑戦しており、僕も支援したほど素敵なプロジェクトでした。

そんなご縁もあり、今回のプロジェクトについてご相談すると、一から僕の話を聞いて協力してくれました。

お力になってくれた大西さんのためにも、最後まで一所懸命やり切りたいです。

Q&A

Q.プロジェクトは必ず実行されるのですか？
A.このプロジェクトは、［All or Nothing方式］のため、目標金額が達成できなかった場合は実行できません。

Q.このプロジェクトは、食品衛生責任者に問題はないのでしょうか？
A.コーヒーという飲料自体には、それらの資格は不必要です。しかし2021年6月1日から、コーヒー開業にも食品衛生責任者の資格が必要になりました。 僕はまだその資格は持っていませんが、プロジェクト実施前の6月17日に、食品衛生責任者の講習会を受講しますので問題ありません。

Q.コーヒー豆はどこの豆を仕入れるのですか？
A.ドリップバッグの開封瞬間から華やかな香りを楽しんでほしいため、アフリカ・エチオピアのコーヒー生豆を探しています。「単一農園」「スペシャルティコーヒー」にフォーカスした豆で、信頼できる業者のみからお取り寄せします。

Q.賞味期限はどのくらいですか？
A.ドリップバッグ自体の賞味期限は約3ヶ月持ちます。しかし、パッケージには賞味期限ではなく”焙煎日”を記載します。新鮮な状態で楽しんでもらいたいからです。

Q.どこで焙煎するのですか？
A.こちらは、コーヒー専門店 "coffee SAKURA"さんの大型ロースターでシェアリングさせていただきます。私も初めて実践するので、講習を受けてからの焙煎になります。

等々、上記以外に何か不安な点や、少しでも疑問に思ったことがありましたら、Makuakeの【実行者へ問合せ】か、各SNSのダイレクトメッセージにてお気軽にお問い合わせください。お待ちしています。

スケジュール

プロジェクト目標金額を達成した場合、以下のスケジュールで進めていきます。

［All or Nothing方式］

・2021年6月18日 応援期間開始（30日間）
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・2021年7月18日 応援期間終了

・2021年7月下旬 【ただただ支援】リターン配送開始

・2021年9月下旬 振込先口座入金予定、焙煎開始

・2021年9月末 【ドリップバッグ】【サンプルロースト】リターンの配送開始

・2021年10中旬 9月末から10月中旬までにすべての応援サポーターの方へリターン発送を完了予定

※万が一配送に遅れが生じる可能性が判明した場合、直ちにご報告させていただきます。予めご了承いただけますよう、ご理解のほどよろしくお願いします 。

資金の使い道・目標

今回のプロジェクトで応援いただく資金は、パッケージの充実や商品の完成度をもっと高めるために活用させていただきます。そして将来は自立し、いつの日か自分がコーヒーのお店を開けるよう頑張りたいと思います。

実行者紹介

はじめまして。このたびは、当プロジェクトページをご覧いただきありがとうございます。 コーヒー大好き大学生の中田瑞稀です。

僕には夢があります。それは、いつの日か自分のお店を持って大好きなコーヒーを提供したいことです。まだまだもっと頑張らないといけません。これが僕のスタート地点だと思って、着実に夢に向かって一歩ずつ進んで行こうと思います。

まずはこのような機会をくださったMakuake様に感謝の気持ちでいっぱいです。そして応援いただける皆様、興味を持っていただいた皆様、支えてくれている家族、僕のこれからの人生において精一杯自分らしく生きることで、感謝に返させていただこうと思います。

頑張りますので応援よろしくお願い致します！