形状維持・快適収納／撥水・軽量で性別を選ばない本革ビジネスバックパック【日本製】

お客さまの声をカタチに

私たちCOMODOではこれまでにもオリジナルリュックを複数手がけてきました。どれもご好評をいただいてまいりましたが、「こういうのがあったら！」とご要望をいただくこともございました。

これまでにお客さまからいただいたお声の一つ一つが本企画のスタートのきっかけとなりました。

スクエア型のリュックをお探しのお客さまから最も多かったリクエストは「形状を保ったまま背負いたい」「COMODOの既存商品よりも少し大きめのサイズ感のリュックが欲しい」といったお声です。
それらにお応えすべく、商品企画を進めてまいりました。

▍上品なスクエア型の実現と形状維持

ユニセックスでお持ちいただけるシンプルかつ上品なデザインと形状維持を目指し、チームでの検討と試行錯誤を行いました。

スクエアをより綺麗にみせるための細かいサイズ調整
1stサンプルでは角張ったシルエットで実際のサイズよりも大きく見えてしまったため、上部の幅を1cm程度削り丸みを足すことによって、上品な印象のスクエアを実現しました。

左：1stサンプル、右：完成品

スクエア型のバックパックへのご要望として多かった形状維持

今回のソフトスクエアバックパックでは、パイピングを用いて形状維持と甘すぎないクールな印象を実現しました。

パイピングは玉縁（たまぶち）とも言われ、耐久性の向上にも一役買う技法です。

▍ユニセックスなサイズ感

クールで上品な印象を持つ今回のソフトスクエアバックパックですが、男性女性ともにお持ちいただけるサイズ感に仕上げています。

「ちょうど良い」の模索に時間をかけ、15インチのPCが入る大きさを基準として調整を重ねました。

▍デザイン性を維持した使い勝手の追求

シンプルかつ上品なデザインを目指す一方で、すぐに取り出したいものはどこに収納するのか？

使い勝手の面から必要とされたのは、外装ポケットです。最後の最後までチームで位置や形状について検討を重ねました。

▏すぐに取り出したいものはアクセスしやすい場所に

デザイン性を損なわない位置に、アクセスしやすいポケットをご用意いたしました。

・スマホを想定したサイズ
スマホや定期券などすぐに取り出したいものを収納していただけます。（開口部:17cm、深さ:10cm）
すぐに取り出したいものの最大サイズをスマホと想定し、ポケットのサイズを設計しています。

・髪の毛や洋服が絡まない配慮を
実は、このポケットのファスナーは、裏向きに付けられています！
髪の毛を挟んでしまうことや、洋服にダメージを与えてしまうことを防ぐために、髪に近い部分や洋服に接する可能性のある部分によく用いられる手法です。

毎日心地よくお使いいただくために、細かいところへの工夫も大切なことだと考えています。

▍ビジネスシーンを想定した機能性と軽量化

出張時や荷物が多いときを想定した機能や、重さなど毎日快適にお使いいただくための工夫を重ねていることもソフトスクエアバックパックの特徴です。

▏出張時などにも活躍。キャリーオン機能

出張や荷物が多い際に、キャリーケースをお使いになることも想定。その際にも便利なよう、背面にはキャリーケースに固定できるベルトを付けています。

▏重さ990g。徹底した軽量化

今回のスクエアバックパックと同等サイズのバッグでは1.2kgを超えるものも少なくない中、職人の技術と工夫によって990gまで重量を抑えています。
ぜひお手元でご体感いただけたらと思います。

▏快適に背負っていただくための工夫

体へのご負担を最小限にするため、体に接する部分であるショルダーベルトの裏面や背面にはクッション性のあるメッシュ素材を採用しています。
また、メッシュ素材は通気性にも優れているため夏や雨の降る湿気の多い時期でも快適にご使用いただけます。

また、ショルダーベルトは男性女性ともに快適に背負えるよう、最適な太さと厚みに調整いたしました。

長さ調節部分については、長さ調節をした際に余ったベルトが垂れ下がらないよう工夫を凝らしたつくりを採用し、重い荷物を入れた際に勝手にショルダーベルトの長さが伸びてしまうという課題も解決にも繋げました。

▍質感と機能面にこだわったマテリアル選定

ソフトスクエアバックパックの素材は二種類の本革となります。

メイン素材には柔らかい手触りのシボがある牛革。
強度が必要な部分には、ワントーン落とした同系色のヌメ革を採用いたしました。

シンプルながらもデザイン性をプラス
同系色の質感の異なる革を組み合わせることで、シンプルながらもデザイン性をプラスした印象に仕上げています。

形状維持や劣化を抑えるために

サイドの下部から底面にかけてはヌメ革を採用。形状維持や劣化を抑えることにも繋がっています。

▏急な天候悪化にも安心な撥水性

今回選定した二種類の本革には、いずれも撥水加工が施されたレザーを採用しています。

撥水性がある素材を使うことで、本革ではありますが水分や油分を弾きますので、お手入れの手間も少なく、雨の季節にも安心してお持ちいただけます。

ざっくりとモノが入れられて背負えることがバックパックの良さ。
一方で、ビジネスシーンなどでは、丁寧に持ち運びたいモノも。

その両方を兼ね備え、バックパックの良さを最大限活かす内装といたしました。

▍役割を分ける！二層構造を採用

ソフトスクエアバックパックは、マチの狭い「フラット収納」（フロント側）とマチの広い背中側の「メイン収納」の二層構造とし、入れるモノや使い勝手を考えた内装に仕上げています。

折り曲げたくない書類や細かいモノは「フラット収納」に。

広めのマチがある「メイン収納」には、ざっくりとした収納場所とPCなど大きめのモノを収納するポケットを配置しています。

▍”使いやすさ”にこだわった内装設計

▏モノの探しやすさに配慮した内装色

内装色というと「黒」を連想される方も多いかもしれませんが、明るい色味のほうがモノが探しやすいという利点がございます。
ソフトスクエアバックパックでは内装素材に、モノが探しやすい明るい色味のナイロン素材を選定しています。

▏内装ポケットは使いやすいところに

ソフトスクエアバックパックでは、内装ポケットの位置をバック収納部の上部に制限し、モノの取り出しやすさを考慮した設計をしています。

ポケットの数を豊富に用意することも検討しましたが、あくまでも”使いやすさ”にこだわり、アクセスしづらい収納部下部のポケットの採用は見送りました。

フロント側「フラット収納」

書類などの折り曲げたくないモノの収納や、ペンなどの細かいものの収納を想定した設計になっています。

→　A4書類などを折り曲げずに入れられる縦A4収納フラットポケット
→　モバイルバッテリー、名刺ケースなどが入る小物フラットポケット
→　筆記具の収納を想定したペン収納ポケット
→　フラット収納のマチ幅はポーチなどが入れられるサイズです

背中側「メイン収納」

マチ幅も十分な”ざっくりスペース”と、緩衝材入りのPCポケットや各用途を想定したポケットを備え、大きめのモノを収納できる設計になっています。

→　お弁当箱も入るマチ幅がある”ざっくり収納”（マチ幅：10.5cm）
→　内側に吸水速乾素材を採用したドリンク／傘ホルダー
→　15インチPCがそのまま入る緩衝材入りPCポケット（収納例は13インチPCです）
→　PCポケットの前には、A5サイズのノートが横に入るA5横フラットポケット（収納例は11インチタブレットです）
→　お財布などが入れられるファスナーポケット

▏収納力も魅力！1泊程度の出張にも対応可能

見た目のサイズはスマートな印象ですが、1泊程度の出張に必要な物量も十分に収納可能なサイズになっています。

私たちCOMODOの工房は東京にございます。

有名パリコレブランドをはじめ数々のブランドからご信頼をいただいている技術と経験が詰まった自慢の工房で、自らが提案する商品をオリジナルブランドとして企画製造しています。

また、販売までを自分たちで行うことで、お客さまのお声をダイレクトに商品企画につなげています。

▍ 職人の技術で変わるディテール

鞄づくりに必要な技術は多岐にわたります。

ソフトスクエアバックパックも職人の技術を随所に感じていただける鞄に仕上がっています。

▏縫製／コバの処理　

縫製やコバ処理は、耐久性と見た目の美しさに大きく影響します。職人の手作業で一つ一つ丁寧に仕上げています。

▏素材選定の目利き

完成イメージに対してどのような素材を使うのか。
その選定の良し悪しで、耐久性、色味、性能面などに大きく影響をします。

私たちはこれまでの経験から、すべての条件を満たすことができる素材選定を時間をかけて行なっています。

▏素材の加工（革漉き）　

天然の革は、場所によって厚みが違います。それを考慮して最適な厚みかつ均一になるように革を漉いていく（すいていく）ことは簡単ではありません。

薄くなりすぎると耐久性や革の質感が落ちてしまうなどの影響が出てきます。
どの革をどれくらい漉けば作りたいものができるのか、職人の長年の経験値が支える高い技術が必要です。

▍ たくさんの方に応援いただいています

Makuakeでの挑戦をとおして、おかげさまでたくさんのお客さまに応援をいただいています。この場を借りて心よりお礼申し上げます。

今後も「使ってみたい！」と思っていただける商品づくりに励んでいきたいと思います。
有名ブランドからも認められた技術力を、たくさんの皆さまにお手元でご体感いただけたら嬉しいです。

着用モデル身長：162cm

着用モデル身長：159cm

着用モデル身長：177cm

着用モデル身長：159cm

着用モデル身長：177cm

着用モデル身長：162cm

着用モデル身長：177cm

▍ ソフトスクエアバックパック商品仕様

| 2色展開：black（ブラック）、ice-gray（アイスグレー）

| 2種類の撥水加工を施した本革を使用

| サイドには素押しのロゴ

| 背中とショルダーベルトの裏にはメッシュ素材を採用

| デザイン性を損なわないファスナー部分

| 持ちやすい形状の持ち手

| モノが見つけやすい明るい色味の内装色

▏サイズ
・縦：40cm（持ち手含みcm）
・横：上部27cm／下部28cm
・マチ幅：全体13cm（フロント2.5cm、背中側10.5cm）
・ファスナー高さ：23.5cm
・ショルダーベルト：最短61.5cm、最長79cm
・キャリーオンベルト内寸幅：23cm
・上部外ポケット : 開口部17cm 深さ10cm

▏フロント内装
・縦A4収納フラットポケット：高さ30cm、開口部26.5cm
・小物フラットポケット（左右ともに）：高さ11.5cm、開口部10.5cm
・ペン収納ポケット：高さ11.5cm、開口部5cm

▏背中側内装
・緩衝材入りPCポケット：高さ30cm、開口部26cm
・A5横フラットポケット：高さ15.5cm、開口部26cm
・ファスナーポケット：高さ13cm、開口部25cm
・ドリンク／傘ホルダー（内側は吸収速乾素材）：高さ 12cm 内寸25cm

▏重さ　990グラム
▏素材　外装：撥水レザー（牛革）、内装：ナイロン（一部吸収速乾素材）
▏色　　black、ice-gray