山川みかん大黒園の3種類を食べ比べ。甘いだけじゃない、味の濃さが自慢のみかんです

みかんと一言で言っても、実は種類も味も違うんです！みかんを好きな方なら生産地ごとに味が違うことを知っているかもしれません。でも、もっと細かく味の違いがあることを知っていますか？

みかん専門農家に生まれた私が衝撃を受けた、生産地、天候、品種、生産者、こだわり方で、こんなにも味が違うんだ！！

ということを1人でも多くの方に知ってほしい。生産者が日々天候に左右されながらも、より美味しいものを皆様にお届けするため、努力を惜しまず作る大黒園のみかんで、その違いを確かめてください。

産地紹介

大黒園は、福岡県南部の自然豊かなみやま市山川町の山肌にあります。

見渡せば、有明海・遠くは長崎雲仙の山々が見える広大な敷地で、たくさんの太陽と風を浴びて、大黒園のみかんは育っています。

大黒園のみかんは3種類。 極早生みかん→コクみかん→早生みかんの順で収穫します。

大黒園のみかんは9月終わりの『極早生 （ごくわせ）』から始まり、10月中旬より『コクみかん』、11月中旬より『早生 （わせ）』との流れで収穫していきます。

（下の写真は11月撮影したものです。「コクみかん」の部分は収穫が終わり緑一色に戻っていますが、「早生みかん」栽培部分はまだみかんが実っているのがわかります。）

収穫はひとつひとつ手作業で、丁寧さ、根気、時間を費やす大変な作業です。「美味しいみかんを食べてもらいたい」という生産者の想いがあり、なるべく樹上で完熟させ収穫しています。種類別で食べ頃のみかんをみなさまにお届けします。

種類別のみかんを食べ比べできるのは、生産者から直接お届けできるから。それでも食べ比べできるのは短い期間なのです。収穫時期が移り変わる時期、2種類の食べ比べができます。直売所でしかできなかった食べ比べを、この機会に是非お試しください。

みかん一筋で60年 こだわりを重ねて

昭和37年、当時18歳だった父が、祖父のみかん畑を『大黒園』として開園。母と二人三脚で頑張ってきました。

みかん一筋で頑張ってきた父の想いを引き継ぎ、現在は２代目が、

山の開墾～作業効率の良い園地作り～収穫に至るまで、全てのことにこだわり、

試行錯誤をしながら、より多くの人へ美味しいみかんをお届けできるよう

日々励んでいます。

大黒園のこだわり

・美味しいみかんをお届け

9月下旬から12月下旬まで極早生みかん〜コクみかん〜早生みかんを収穫します。

気候により成長が変化するので見た目と味を常にチェックし、納得出来るみかんになるまで収穫を待ちます。

・効率化を目的とした広大な園地

大黒園の農園は、作業車が自由に走り回れるように樹列間隔を4m確保しています。

作業路を設置することで、日頃の栽培管理や、収穫作業を効率的に行うことができ、高品質なみかんをたくさん収穫できます。

後継者不足、人手不足の農業（今）だからこそ、作業効率にもこだわっています。

緩い勾配にして排水が良くなるように整地しています。

傾斜によってどの角度でも太陽の光が当たり、甘くて美味しいみかんが栽培されます。

・農薬使用量の削減

大黒園では、スピードスプレーヤーを使用しています。

ノズルから噴射する霧状の農薬を後部にある大きなファンを使って遠くまで散布することができ、作業時間の短縮になります。葉の表面だけでなく裏面にも散布できるので、農薬量も削減できます。

・こだわりの並木植え

1m間隔で苗木を植えることで、土の中で根が絡み合い、養分や水分を奪い合うので糖度が0,7〜1度変わってきます。

傾斜部分に木を植えることで、排水を良くし、平面の通路で作業がしやすい園地です。

・たくさん実をつける

蕾や花が落ちないようにスピードスプレーヤーで肥料を何度も葉面散布して、１本の木にたくさんの実がつきます。

果実が多くついている枝は、弓なり状態に垂れ下がることで、木に負担がかかり、糖度と酸味のバランスが良いみかんになります。

・土壌 肥料

園地を開懇する際に、深い地層に眠っていた無菌状態の新しい土壌を表面に出して利用しています。

魚などを使った植物質系肥料を利用し、自然にやさしい栽培方法で育てています。

・『目』で見る選果

収穫したみかんは自社選果場に運ばれ、ベテランの確かな目で色や形などの品質をチェックします。

選果時は色や形、傷などチェックするため選果機を使用します。衝撃などを少なくするため、みかんが転がる距離を短くし、できるだけ鮮度や風味が変わらないようにしています。

仕様

みかん

生産地や、作り手によって味が違ってくるみかん。

直売所で、『みかんは、当たり外れがある。。。』との、声を聞くことがあります。市場に出ているみかんは、様々な生産者のみかんが合わさって一つの箱に詰められています。

しかし大黒園で販売するみかんは、他の生産者のみかんと一切混ざらず、１人の生産者が作ったみかんのみをお届けします。

スーパーなどで見かけるみかんは、2S〜2Lぐらいが主流だと思います。中でもS,M,Lサイズが一番多いと思います。

野菜や果物は、適度な負荷を与えることで美味しくなりますが、大黒園みかんは、基本的に摘果作業を行なっていません。

大黒園では、多くの実をつけ、その重みで枝がしなります。これが木にとっては1つの負荷になるのです。

実をつけさせる=小ぶりなみかんができる。なので、3Sサイズが多く実ります。大きなサイズのみかんと比べて、味が凝縮され、濃厚で、パクパクと何個でも食べてしまうことができる程食べやすいです。

なかなか市場には出回らない極小サイズですが、大黒園では極小3Sサイズ〜2Lサイズまでのミックスでお届けします。大きさによる味の違いもお楽しみください。

ジュース

濃縮還元や加糖ではない、果汁100%のストレートジュースは、味が濃く、みかんをそのまま食べているような味わいです。

こちらの大黒園のみかんジュースも、１人の生産者のみかんだけを絞っています。

何も加えない、みかんそのままなので、その年の天候によって糖度や酸味が変わってきます。

自然のままの本物のみかんジュースです。

■原材料名 温州みかん（福岡県産）
※特定原材料7品目は含まれません。

■極早生の酸味とカシスがちょうどいい■

材料（200mlグラスの場合）

クレーム・ド・カシス...20ml みかんジュース極早生...100ml 氷...適量

＊冷凍みかんを氷の代わりにすると、より美味しいです。

■味が濃さが自慢だから、割材として■

・いつもの焼酎にジュースを加えて

・ざく切りレモンをみかんに変えて

・夏はアイス、冬はホットで

■みかん全盛期。早めに準備しましょう■

冷凍みかんの作り方。

・みかんを洗う。（塩で洗うとより効果的）・皮ごと冷凍庫へ。

・凍ったみかんを水にさっとつけ、再び冷凍庫で凍らせる（水の膜でみかんが乾燥するのを防ぎます）

＊皮を剥いて丸ごとや1房での冷凍もおすすめ。

スケジュール

8月29日 プロジェクト募集開始

10月10日 プロジェクト募集終了

10月初旬 極早生みかん収穫開始

10月中旬 コクみかん収穫開始 1回目食べ比べ順次発送

11月中旬 早生みかん収穫開始 2回目食べ比べ順次発送

リターンについて

山川みかん大黒園の『全種類食べ比べセット2回お届け』

◎15,000円：みかん(2.5kg+2.5kg)食べ比べセット+みかんジュースセットを２回お届け

＊10月中旬〜下旬 極早生みかんとコクみかん と ジュース飲み比べ3本セット

＊11月中旬〜下旬 コクみかんと早生みかん と ジュース飲み比べ3本セット

酸味はあるが暑い時に喉を潤せる極早生みかんと、甘さと酸味のバランスが絶妙なコクみかん、酸味が少なく糖度が高い一般的に好まれる早生みかん。これら3種類のうち、２種類ずつを食べ比べすることができます。

ジュースは、極早生・コクみかん・早生３種類の飲み比べができるセットとなっています。

品種ごとに絞った100%ストレートジュースで、みかんそのままを食べているかのような味の濃さに驚かれることでしょう。

山川みかん大黒園の『のどごし爽やか食べ比べセット』

◎10,000円：みかん(2.5kg+2.5kg)＋みかんジュースセットを１回お届け

＊10月中旬〜下旬 極早生みかんとコクみかん と ジュース飲み比べ3本セット

酸味はあるけど暑い時に喉を潤せる極早生みかんと、甘さと酸味のバランスが絶妙なコクみかん。２種類を食べ比べできます。

山川みかん大黒園の『みかん最盛期！おすすめ！食べ比べセット』

◎10,000円：みかん(2.5kg+2.5kg)＋みかんジュースセットを１回お届け

＊11月中旬〜下旬 コクみかんと早生みかん と ジュース飲み比べ3本セット

甘さと酸味のバランスが絶妙なコクみかん、酸味が少なく糖度が高い一般的に好まれる早生みかん。２種類を食べ比べできます。

資金の使い道

私にはやりたいことがあります。

生産者の顔が見える直売所を作る

大黒園の直売所の目指すところは、大黒園を一人でも多くの方に知ってもらい、みかんを食べていただくことです。

そんな直売所は、毎年手作りで作っております。昨年は、駐車場を拡大し、より多くのお客様にご利用いただけるような店舗を作りました。期間の販売は無事過ごせましたが、春の強風で飛んでしまいました！！

今年の直売所のイメージは策案中ですが、お預かりした資金は、直売所を作る資材購入の一部として使わせていただきます。

みかんでできることを探し、商品化する

一生懸命作られたみかんの廃棄をゼロにすること。

みかんの皮まで全て使い、みかんでできることは何か探し、新しい商品の開発に使わせていただきます。

地域の高齢者、お客様が気軽に集まれる場所を作る

直売所を作って私が嬉しいことの一つは、母がいつも笑顔でイキイキしていることです。母は、これまで必死に働いてきました。母のように外で交流したい、元気な高齢者が自分達の作った農産物を自分達で販売できる場所を作りたいです。

多くの方が、より快適に、そして故郷へ帰ってきたかのような暖かい場所を作りたいと思っています。その場所を作る資金として使わせていただきます。

皆様の暖かい応援をお待ちしております。

実行者 ご挨拶

初めまして、合同会社コクヨウ/大黒園合同会社の、堤 宏子（つつみ あつこ）です。

1995年：文化服装学院卒業 アパレル技術科で服飾について学ぶ

2016年：長年勤めていたプリント会社を引き継ぎ、『合同会社コクヨウ』として設立。設立時に、工場を「みやま市山川町」に移設。

2021年：農地所有的各法人である大黒園合同会社を立ち上げる。

みやま市山川町は、私の生まれた場所です。みかん農家の、次女として生まれ、みかんに囲まれて育ちました。みかんを売り始めたきっかけは、母の「規格外のみかんを、会社の前で売ってみたい」の一言でした。母が満足するならと、事務机1つを用意し、日除けを作り、販売し始め、毎年、少しづつ売り場を広げていきました。

昨年は、会社横の田んぼを借り、売り場を移動し、より多くのお客様に来ていただけるよう駐車場を拡大しました。そして、兄が作っているみかんを、我々が選果し、営業、販売をしていくこととなりました。

みかん農家で育ってきたからわかる、『みかんの魅力』、『農業の大変さ』、そして『楽しさ』をより多くの方へ発信することが私の使命だと思っています。

その一歩として、2021年、農地所有適格法人である大黒園合同会社を立ち上げ、農業初心者として頑張っています。

会社を立ち上げたこと、みかんを売り始めたこと、そしてこのプロジェクトに挑戦していること、ここに至るまでには、たくさんの苦労も有りましたが、それ以上に本当にたくさんの方の励ましや協力がありました。本当に感謝しております。

18歳でみかん山を継ぎ、新たに開墾してきた仕事一筋な父。その山を、兄がさらに開墾し、たくさんの実をつけたみかん山を見届け、父は10年前に亡くなりました。

父は、私たち兄妹に

『長男 拓哉（開拓し）、長女 真咲美（花開き）、次女 宏子（広める）』

と名付けました。

父が我々兄妹に込めた思いを胸に、私たちは、大黒園のみかんを、次の世代へ繋げ、より多くの方々へお届けしたいと思っています。

その過程として、プロジェクトを成功させ、これまで私たちに関わってくださった全ての方々への恩返しとして、そして、これから出逢うご縁のために、さらに頑張っていきたいと思っています。