プロジェクト概要

昨今、宇宙や惑星の話題が多く見受けられます。地球が太陽系惑星の一つであり、ロケット開発も飛躍的に発展し、惑星が身近になってきました。また、食器も世界的に人工的なモノから「Nature 自然」、そして、「Earthy アーシー」へ変化してきています。伝作窯もその新しい流れに独自の技術で挑戦しました。

伝作窯独自の製法で「自然」を表現

伝作窯は有田焼でも独特の製法技術を有しており、この度、凹凸のある惑星の表面加工に成功しました。「自然」を徹底的に追求して、シンプル化し、料理を引き立たせる平皿「Planet Plate（惑星平皿）」の誕生です。略して「惑星」と呼んでいます。

NHKニュースでも取り上げられ、9月15日に「ＮＨＫニュースおかえり佐賀」（18：10～18：50）で放送された本商品のメイン映像です。反響も大きく、大きな話題になっています。

自然の中に料理が映える

Planet Plate「惑星」は、磁器に陶器の土を合わせて焼成し、その上に光によって変化する偏光雲母を刷毛塗りしています。また、その上から液体セラミックを施しますので、汚つきづらくつきづらく衛生的です。

クレーター（凹み）には 醤油やソースを！

料理には ソース（Sauce）を付けるのが一般的です。クレーター（凹み）に醤油（Soy Sauce）、ステーキソース（Steak Sauce）、オリーブオイル（Olive oil）、ジャム（Jam）などを入れるととても素敵になります。

市場調査から商品が出来るまで

前述したように、今、世界中でアーシーデザインが流行っています。それは人々が「自然に優しく」と考えているからです。ＳＤＧｓの普及も影響しているでしょう。伝作窯は、その世界的な考えを独自の伝統技術で表現しようと考えました。以下、その開発過程ですが、全て手仕事です。

Planet Plate「惑星」の色は４種類

黒（Mercury 水星）

太陽系で最小の惑星で、グラファイト（黒鉛）に覆われているために黒ずんだ色をしています。Planet Plate の黒色を水星（Mercury）としました。

銀（Ceres ケレス）

ケレスは、火星と木星の間の小惑星帯で最大の準惑星で、氷と岩石で構成されていると言われ、銀色をしている。Planet Plate の銀色をケレス（Ceres）としました。

青（Neptune 海王星）

海王星は太陽系惑星の中で一番外側を公転し、太陽系のガス惑星とも呼ばれ、豊かで深い紺碧の色をしている。Planet Plate の青色を海王星（Naptune）としました。

赤（Mars 火星）

火星は、太陽系の太陽に近い方から4番目の惑星で、太陽系内では水星より大きく2番目に小さい惑星である。火星表面の大部分は、酸化鉄を含んでいる土や岩に覆われているために赤っぽく見えます。Planet Plate の赤色を火星（Mars）としました。

表面は、伝作窯が特異とする偏光雲母を手作業の刷毛塗りをします。その結果、惑星の地表のようにガサガサ感ができ、より自然に近くなります。その上に液体セラミックを施工しますので、汚れや匂いは付着しづらくなります。

使いやすさを追求しました

盛り皿はカッコよさを追求するあまりに使い勝手の悪くなる時もあります。しかし、Planet Plate「惑星」は一般家庭でも使えるように、両サイドに凹みを入れて持ち上げやすいようにしました。

利用シーン

Planet Plate は、刺身のような日本食だけでなく、洋食でも中華でも、あらにヒュージョン料理にもマッチします。日本だけでなく、世界の高級レストランで使用されているアーシープレートを伝作窯の独自技術でさらに発展させたのが Planet Plate「惑星」です。おうちごはんが高級レストランに変身します。新感覚の惑星平皿を宜しくお願い申し上げます。以下の写真は、家庭料理の事例です。

仕 様

Planet Plate「惑星」は、長角皿と丸皿の２つの形状があります。どちらもクレアーター（凹み）がついています。

また、前述のように、色は４色あり、どの惑星に興味があるのか、で色を決めるのも面白いと思います。

スケジュール

プロジェクト実施の計画は下記の予定で、遅くても年内にお届けする予定が、出来次第順次お送りします。

10月4日（火）マクアケにて公開

11月14日（月）マクアケでの公開終了

12月27日（火）配送終了予定

リターンについて

リターンは、Planet Plate「惑星」の２個セットと１個セットがあり、形状と色をお好みに応じて選ぶことができます。２個セットの場合、長角皿ｘ２枚でもいいし、長角皿ｘ１枚と角皿１枚でも構いません。

価格は、消費税と送料を含んだ価格ですので、従来品と質感が全く違う高級平皿としてはお安くなっています。

資金の使い道

応援購入頂いた資金は、本商品のバージョンアップ、広報、新規開発に使用させる予定です。どうぞ、宜しくお願いします。

実行者紹介

不可能を実現した、異端の有田焼

伝作窯は窯元としての伝統的な有田焼の技術を駆使し、伝統を守りながらも、新しい美しさを持つ「陶磁器」をこの世に送り出しました。

磁器と陶器を1つに合わせるには、絵付けの工程を含めると、何度も焼成を繰り返す必要があります。手間隙はかかりますが、だからこそすべての陶磁器を一点一点手づくりで仕上げ、心を込めています。

有田焼に吹き込まれた、新しい命

伝統としての有田焼。ルールに固執しないチャレンジ精神。そして何よりも、手間隙を惜しまないことで生まれる真心。大事にしまっておくのではなく、日用品としてお使い頂く商品を提供しています。

巧のろくろ技術と偏光雲母

今回のプロジェクトに欠かせない原型製作技術は熟練の職人しか出来ない成形です。また、偏光雲母の刷毛塗りもノウハウが必要です。その組み合わせで今回のプロジェクトは成り立ちます。