「消防刺子」と革の製品でご好評いただいております「デポリーバ」が、今回はイタリアンレザーの「プエブロ」と組み合わせた長財布を製作いたします。

デザイン

イタリア高級牛レザー「プエブロ」を使い、消防刺子がワンポイントになっています。

小銭入れのファスナーを無くし、外側ファスナーをＬ字型にすることにより、お金の出し入れがしやすく、厚みも薄くしました。

内側のカードポケットは左右4つずつあり、それぞれにカードが2～3枚入りますので、収納力もたっぷり。また、通常の財布では見られない小銭入れやポケットもプエブロの革を使用し作られているので、破れにくく高級牛革をお楽しみいただきながら、永くお使いいただけます。

シンプルなデザインで、大人世代から若い方まで、また男女問わずお使いいただけます。

容量は、お札50枚位、コイン50枚位、カード類24枚位、その他、通帳、カギなども入り、収納力たっぷりです。

消防刺子とは

江戸時代より火消しが着用し、水をかぶり火の中へ飛び込んで消火活動していた消防半てんの生地のことです。

二重刺子といい、二重三重に重ね合わせることにより耐久性があり、水にも強く、かつ軽量なのが特徴で、使い込んでいくうちに独特の風合いが出てきます。

この貴重な生地ですが、現在日本では織れる職人がほとんどいない状態です。

プエブロレザーとは

＜ナポリ＞

＜ペトローリオ＞

＜コッチネーラ＞

イタリアのトスカーナ州にあるタンナーで鞣された革で、生後２年以上の雌牛の天然皮革を使用し、植物性タンニンを用いて鞣され、たっぷりと天然オイルを入れています。

表面をあえて毛羽立たせた後、真鍮ブラシで毛羽立ちを寝かしつけるよう磨き上げています。

最初の肌触りはざらざらとしていますが、お使いいただくうちに天然オイルが馴染み、約3ヶ月程度で表面はツルツルになり、使い込むほどに光沢が増していきます。

また、天然オイルの成分が劣化や乾燥から守り、経年変化をお楽しみいただきながら、永くお使いいただけます。

基本的にオイルケアといった特別なお手入れの必要がなく、汚れや細かい傷への対処として、定期的に手で撫でていただいたり、乾拭きをしていただくだけです。

ただし、水濡れには弱いため、濡れた手で触ったり水滴などにはご注意いただき、色移りのしやすい白い衣類などには十分ご注意ください。

各色約2年使用経年変化例

＜ナポリ＞

＜ペトローリオ＞

＜コッチネーラ＞

職人の手作り

高度な技術と熟練の技を兼ね備えた職人が、ひとつひとつ手作りで作り上げています。

美しいミシン目や革の鞣しやコバ磨きなどメイドインジャパンの技をお楽しみください。

もちろん職人による修理も承っております！

ブランド

伝統工芸を後世に残していくため2013年に立ち上げたブランドです

現代風にアレンジしたデザインが特徴で、made in JAPANならではの細部までこだわりぬいた品質のバッグ、帽子、小物類を展開。

自社で、デザイン、製造、販売まで手掛けることにより、高品質、低価格を実現しています。

ロゴは日本の象徴とも言える富士山をモチーフにしています。

仕様

消防刺子（綿）
プエブロレザー（牛革）

タテ9.5㎝×ヨコ20㎝×マチ2㎝

重さ195ｇ

スケジュール

2021年12月3日 募集開始

2022年１月10日 募集締め切り

2022年１月中旬 生産開始

2022年１月後半 発送開始

リターン

＜ご希望のカラーの長財布＞（販売予定価格35200円）

・Makuake限定【超得早割50％OFF】17600円 限定10個

・Makuake限定【超早割30％OFF】24640円 限定50個

・Makuake限定【早割20％OFF】 28160円 限定50個

資金の使い道

ご支援いただいた資金で、時代のニーズを取り込んだ新たな製品の製作やお届けをし、多くの方々に江戸時代から受け継いできた伝統織物である【消防刺子】を知っていただき、継承する活動をしていきたいと思います。

実行者

㈱depインダストリーです。

「消防刺子」をはじめとした日本の伝統織物を絶やすことなく後世にまで継承していくことを目的に、2012年に職人の手作りによる自社生産と自社直販にこだわった自社ブランド『デポリーバ』を立ち上げました。

近年では、消防半てんの需要も大幅に減り、このままでは貴重な伝統が途絶えてしまうとの思いで、現代風にアレンジをした形の作品を作っています。

若い世代をはじめ、より多くの世代の方にまず知っていただく事、大人世代にはお洒落さや懐かしさを味わっていただくために、上質な革とのコラボレーションをしています。

物が溢れ、安価に何でも手にできる時代に、良いものを永く愛着を持って大切にする、そして日本の伝統文化を体感してもらいたい、日本人が忘れかけている心を再認識していただければ、また、減り続けている職人を志す若者が増えてくれれば、と願っております。