Design Fairとは

今年度も一年間の学びの集大成として、「Design Fair 2020-2021」を開催します。

私たちの学校には「Design&Technology」という授業があります。2016年中高等部創設時の科目の1つであった「Robotics」から発展し、ロボティクス（ロボット工学）に限らず、グラフィックデザイン、ファッションデザイン、ストップモーションアニメーション、電子工作、裁縫、木工、プログラミング、家の3D設計といったあらゆるデザイン、モノ作りの分野を「Design&Technology」の授業で扱います。生徒達は自由に自分の興味、関心から探究心を働かせて作品を制作していきます。この自由さが生徒達に自らの才能、興味を探究する力を与えてくれます。

今年度も一年間の学びの集大成として、「Design Fair 2020-2021」を開催します。

日程：2021年3月6日（土）

場所：関西国際学園 中高等部

2020年4月に新設の中高等部校舎で開催予定です！新校舎の様子も是非ご覧いただければと思います。

SDGs（持続可能な開発目標）と探究学習

今年度のデザインフェアのテーマはSDGs（持続可能な開発目標）です。生徒達はSDGsの理念に基づいた作品を製作していきます。SDGsは、「すべての人にとってより良く、より持続可能な未来を実現するための青写真」となるように設計された、17の相互に関連した国連加盟193か国によって掲げられた目標です。

夏休みから、生徒達は自分が取り組みたいSDGについて考え、制作する作品について計画を練り始めました。学校のための持続可能な園庭、低圧の水洗トイレ、リサイクル素材を使った子供用のおもちゃ、リサイクル素材を使ったアート、携帯電話用の除菌剤、様々な健康状態に対応したレシピの作成など、SDGsと世界を支えるための素晴らしいアイデアが生徒達から出てきました。

9月からは、“We need to make changes to become more sustainable.”という探究テーマ（“Statement of inquiry”）の下に、授業が始まりました。Design & Technologyの授業と学習は下記のデザインサイクルに沿って行われます。

関西国際学園中高等部

関西国際学園は保幼小中高一貫の日英バイリンガルスクールであり、高等部はIB（国際バカロレア）の高等プログラムDP校として、幼稚園部（神戸）と初等部は初等プログラムPYP校として認定を受けています。「日英バイリンガルの探究学習を通して、創造力と責任感を持って国際社会に貢献するリーダーの育成」を教育理念とし、英語教育とともに日本人としてのアイデンティティの確立の両立を図る教育に力を注いでいます。中高等部は2016年4月に開校し、幼稚園部（神戸）、初・中・高等部はCIS（Council of International School）のメンバーシップ校です。

クラウドファンディング

1年を通しての生徒の成長をご覧いただくために、今年度もデザインフェアを開催します。生徒達の学びと成長を支え、デザインフェアに向けて準備していくために、様々な素材、材料、教材、製品、工具が必要です。クラウドファンディングでの皆様のご協力をどうぞよろしくお願い致します。

過去3回のプロジェクトも皆様からの温かいご支援をいただきまして無事デザインフェア（2017, 2018年度はロボティクスフェア）を実施することができました。ありがとうございます！

最後に

毎年の皆様のご協力とご支援によって、Design & Techonologyのカリキュラム、Creative Labの設備が発展し、生徒たちの創造性と情熱がさらに育まれています。今年度の「デザインフェア」へのご協力をどうぞよろしくお願い致します。