フィレンツェに400年続くマンマの味を広く伝えてきたフィレンツェの申し子ドン・ジョバンニのレストランがこの度の営業規制によりお店を続けるのが困難になっております。全てをあきらめようかと思っていた最中、ドン・ジョバンニを愛するお客様方に"がんばってください!!”と励ましのお言葉を多々頂き、前に向かって歩き出すことにしました。今年77歳になりますが今回の危機を乗り越え更に多くの方にお料理を通して愛と笑顔を届けたいと思っています。

今回テイクアウトにてフワッフワなラザニア、やさしいスープ、お肉がほろほろジューシーなソーセージ等をお店で食べる価格の50%～80%の価格のリターンでご用意致します。

どうか皆さまドン・ジョバンニの存続にご協力願えないでしょうか？

どうぞよろしくお願い致します。

ジョバンニの軌跡

1943年、フィレンツェに終戦を知らされたその日、ジョバンニはわずか1kg でこの世に生まれました。

マンマ(母)ブルーノは夫とフィレンツエの中心で毎日200人位の労働者をもてなす食堂を営んでいました。ジョバンニは7歳からマンマに家庭料理を学びました。この家庭料理こそフィレンツェに400年続くレシピです。その後精肉店で伝統的なお肉の取り扱いの技を習得しました。

30歳位からフィレンツェを離れロマーニャ州の海岸で本格的な料理人として活動を始めます。サン・マリノ共和国の国賓レストランで料理長を経て日本の企業にスカウトされ後に"広尾のイル・ブッテロ料理長として多くのファンを魅了しました。2013年念願の日本における自分のレストランをオープンしフィレンツェに400年続くマンマの味を再現し多くのお客様に愛されてきました。

レストラン ドン・ジョバンニ

渋谷のすぐお隣、池尻大橋駅から5分ほど歩いた場所にある"ドン・ジョバンニ"は今年で7周年を迎えました。

このお店が提供するイタリア料理はフィレンツェ400年の伝統レシピを

受け継ぐ、日本全国的にもイタリアでも珍しいイタリア料理レストランです。

この400年の伝統レシピは現代で親しまれているイタリア料理の発祥を支え

現代まで紡ぐという奇跡を成し遂げた貴重な美術品級な調理技法だといえます。

一言で表すとルネッサンス時代(1600年代）から

マンマが守り伝えた心温まるイタリアの家庭料理です。

イタリア料理の歴史を400年紡ぎ続けたこのお料理はまさに"生ける芸術品" 。

このお料理を監修するシェフはイタリア、トスカーナ料理のドンといえる

”チェンニ ジョバンニ”

今から20年前本場のイタリア料理を日本に広めたのがジョバンニ。その腕は誰もが認める唯一無為の存在なのです。

数多くのファンを魅了し、前サッカー日本代表監督ザッケローニはイタリアのお店からの常連様としてドン・ジョバンニにもよく足を運んで頂きました。

こだわりのお肉料理について

ジョバンニの料理人の始まりはお肉屋さんでした。

家から近いフィレンツェ中央市場に9歳から遊びに行くようになり、お肉とふれあい15歳で本格的な修行を始めました。牛を始めあらゆる食肉を絞めるところから始めた過酷な修行によって熟成期間、細かな部位の鮮度によっての一番適した使い方を熟知したのです。

フィレンツェはイタリアの中でもお肉の聖地。

ルネッサンス時代(1600年代）にメディチ家の繁栄によって現代まで400年続くお料理がたくさん生まれました。お肉の取り扱いや代表料理の多さからもイタリアの中でも"フィレンツェのお肉屋さん"は一目おかれる存在です。

ビステッカフィオレンティーナ（ティーボーンステーキ）、ランプレドット（牛モツの煮込み）もこの頃発祥したお料理です。

そんなわけでジョバンニはお肉のかたまりを見ただけで雄雌、何歳、熟成期間何週間とわかってしまいます。

こうしてビステッカ（ティーボーンステーキ）を焼くこと1万回以上。

お肉の焼ける色や香りで一番の食べごろを見分けることができる肉の魔術師と呼ばれます。

サンマリノ共和国の国賓レストラン、

広尾の老舗イル・ブッテロの料理長を勤め、

カリスマ的な存在だったジョバンニですが、

69歳の時、池尻大橋に22席のお店”ドン・ジョバンニ”をオープンしました。

「家族で営んだフィレンツェの食堂のような笑顔と幸せを運ぶレストランにしたい」

そんな夢のつまったお店です。

※シェフ、ジョバンニは高齢のため、その日の体調によりお店にいない場合がございます。ですが、ドンジョバンニから引き継いだ味を忠実に守る弟子達がお料理を担当いたしますので、ご安心ください。

※2018年にレシピ本を発行する意向を発表しました際にも皆さまのご協力を頂きました。おかげさまで協力者を紹介頂き、方向性を決めることはできましたが、体調が悪くイタリアでの療養が続いたこともありまだまだ時間がかかりそうです。進展がありましたらまた皆さまにご報告いたします。

フワッフワッでお肉ごろごろのトスカーナ風ラグーのラザニアもマンマのレシピ。

400年続くマンマ伝承のランプレドットのスープはフィレンツェでは消えゆく家庭料理。

フィレンツェの伝統のフィノッキオーナ（熟成1カ月の口どけ柔らかなサラミ）はジョバンニオリジナルのお肉の調合でフィレンツェより美味しいとジョバンニ自ら絶賛。

お店で焼き上げるトスカーナパンは外はカリット中はもっちり。

お店ではコペルト代金で食べ放題です！

シェフ紹介

【チェンニ・ジョバンニ】

1943年フィレンツェに生まれ23歳でフィレンツェでお肉屋さんを営む。

27歳でエミリア・ロマーニャ州でレストラン、ホテルを営む。

1980年代ファットリアドゥエ・ティッリには元サッカー日本代表ザッケローニ監督が常連さんとしてお店を訪れる。

1989年サンマリノ共和国リストランテ リッギ(ミシュラン2ツ星）で料理長を務める中、日本の企業のスカウトを受け来日。

1994年広尾”イル・ブッテロ”総料理長として本場トスカーナ料理を広める。

2007年 株式会社プリオコーポレーションにてヴィラ・ディ・マリアージュのお料理のコンサルタント

2011年広尾"ラ・ビスボッチャ”コンサルタント。

2013年 池尻大橋にオーナーシェフとして"ドン・ジョバンニ"をオープン。

2015年イタリアホスピタリティ国際認証マーク＝Ospitalità Italiana, ristoranti italiani nel mondoの略。認定を受ける。「イタリア本国と同様の、質の高いサービスと料理を提供している」と認めたイタリアンレストランに送る認証マークです。

メニュー例

自家製ソーセージとキノコのタリアテッレ ￥1,800(税別）

伝統調理法にこだわったタリアータ（Tボーン脇牛ロース肉の炭火焼き）￥4,800～

牛肉のキャンティワイン煮込みトスカーナインプルネータ風￥2,500(税別）

牛ロース肉のサルティンボッカモッツァレラチーズのせ￥3,600(税別）

フワッフワッニョッキ ニンニクのきいたプチトマトソース ￥1,800(税別)

実行者紹介

共同オーナー（プライベートでのパートナー）：中島康代

1970年生れ。愛知県知多郡出身。

1993年 学習院女子短期大学卒業。

1993年-1998年 旧株式会社東海銀行 資金証券企画部勤務。

1999年 イタリアに憧れ広尾"イル・ブッテロ"にて勤務。

2008年-2015年 サヴィーノデルベーネ（本社フィレンツェ東京支社）勤務。

パートナーであるジョバンニとともにイタリア、ロマーニャ州での生活を経験し、ジョバンニのレシピがイタリアにおいても、すでに忘れ去られてしまうほど古い貴重なレシピであることに気づかされる。2013年ジョバンニと共同オーナーとして"ドン・ジョバンニ”をオープン。

ジョバンニよりメッセージ

69歳でこのドン・ジョバンニをオープンしました。

この歳で日本にお店をオープンできたのも、日本の伝統文化、お料理等日本が私を魅了しパワーを頂けているからです。

日本にいろんな素敵な経験を頂き私も皆さんに恩返しできたらという気持ちです。

私の故郷のトスカーナのように家族や親しい仲間とわいわい幸せな時間を私のファミリーが伝えた400年続く愛のこもったお料理で幸せになって頂きたいです。

店舗詳細

Add.東京都世田谷区池尻3-21-33セリーヌ池尻大橋1F

Phone 03-6453-2697

5/6までの営業時間 水木金土日 12:00-15:00& 17:30-20:00

土日 15:00-17:00 カフェタイム

定休日 月曜 火曜 祝日の場合、確認願います。

Facebook ドン・ジョバンニ

Mail cucinaio@dongiovanni.org