これまでどんぐりのクッキーやお茶など、様々などんぐりの食品化に取り組んできた私、平賀国雄（どんぐり源さん）が、みなさんの応援によってさらにどんぐりの食品化を広めていくプロジェクトです。

お陰様で一昨年に障害者支援Ａ型事業所(まちふく)に私のどんぐり開発のノウハウの全てを傾注し実効性を挙げて参りました。

それを単に障害者支援Ａ型事業所(まちふく)のみでなく、神奈川県海老名地区に製粉の拠点を作り多くのどんぐりパウダーの需要に応えようとしております。

今年は多くの協力団体（主に障害施設）から１０トンのどんぐりが送られてきます。

現在行っているどんぐり味噌の講習会が好評な為、さらなる食品開発としてどんぐり蕎麦、パン等に活用できるよう指導者養成にも取り掛かり出しましたが、現在のどんぐり粉砕機では難しいのが現状です。様々な取組に対応できる新しいどんぐり粉砕機の導入の為、今回のプロジェクトを行うに至りました。

私、平賀国雄は１９２９年横浜で生まれました。平賀源内のDNAと同じものが有るのか開発が飯より好きで、中年以降は環境関係に力点を置き、竹の食品化、ケナフの栽培と実用化を神奈川大学との共同でやって参りましたが、その後、縄文時代の主食的位置に有ったどんぐりと胡桃の食品化を志していました。現在殆ど活用されていないどんぐりを是非世に広めたいと思い、開発し出して約１０年、始めは世間の嘲笑を受けながらどんぐりのパウダー化に取り組んできました。

その後、相模女子大の野田教授や、まちふくの代表田中氏の理解有る協力により事業としての形になり、現在は障害者支援事業として自治体も応援してくれるようになって来ました。有難い事です。まちふくとは・・・

株式会社まちふくは従業員約３０名の障害者支援A型事業所として横浜市旭区中希望が丘294-29にあります。平賀のどんぐり技術全てを提供し、代表田中が経営担当という事で一昨年創設しました。現在は二階部分でどんぐり割り等の作業、一階部分ではどんぐり料理の専門店として運営しており、福祉関係者から新しい可能性として着目されています。

上の写真は導入したいハンマー・クラッシャーと言う機械です。現在手持ちの実験機では今年度全国の支援で約１０トン規模のどんぐりをパウダー化することが難しい状態です。この新しい機械（ハンマー・クラッシャー）が導入できれば、粒子（粒の大きさ）を予め設定でき、粉砕後選別する手間も省け、極小微粒子から設定したサイズの粒子まで要求通りのどんぐりパウダーが出来ます。生産性も非常に高く、作業効率も上がります。（実験済み）

新しい粉砕機の導入により、製粉工程を独立させ、どんぐりの未来を確立して行きたいと思います。

このプロジェクトの支援金額によっては、粉砕機だけでなく、作業場のまちふくの間借り状態も改善したいと考えております。

このように資金導入を個人的に委託出来ない事は有りませんが偶然クラウドファンディングのシステムを知り、これこそ新しい方式の資金導入であると思いました。

個々人の借り貸しは友情を壊しかねないリスクがありますが、この方式なら合理的に解決して行けると思った次第です。

成果に結び付き食料自給率の向上、障害者・高齢者の労働機会の創出、また市民の健康増進に役立つ事を個々人のレベルの借入で無く達成できればどれほど有難い事かと思っております。

今、食生活始め、ある種のルネッサンスが求められていて手持ち資金の有効活用ルネッサンスともいえるのではないでしょうか？

みなさまのご支援を是非お待ちしております。