舌の上で５秒ころがして。

とろりとした濃縮感に、フレッシュな香り、強い甘み…。

「シャインマスカットそのものを飲む体験」を届けるジュースです。

過疎高齢化が進み、耕作放棄地が増え続けるブドウの産地安心院（あじむ）の未来を考えた時、「自分たちがやるしかない」と若手農家が集まって作ったドリームファーマーズJAPAN。荒れ果てた耕作放棄地を再生させて作ったブドウ畑。

2021年、４年目にして「最高の出来」と言えるシャインマスカットを、農家である自分たち自身で加工してジュースにしました。

規格外ではなく、あえて商品として売れるシャインマスカットを使った、砂糖も添加物も足さない100％のストレートジュース。

このジュースの美味しさは、ブドウそのものの美味しさです。
このジュースを通して、ドリームファーマーズJAPANのブドウを感じていただきたいと思っています。

シャインマスカットそのもの、という味わいなので、このジュースは美味しくないブドウで作ったら、美味しくはなりません。

だからこそ、規格外ではなく、商品になる旬の美味しいシャインマスカットを、ストレートジュースにしました。

700mlのジュースを作るのに、贅沢にも、シャインマスカット1キロを使っています。

だから900本しかありません。

飲むと言うより食べて欲しい。

舌の上で5秒くらいころがしたくなる。そんな思いを込めたジュースです。

シャインマスカットのジュース作りは、皮を剥くところからはじまります。
軽く茹でてから、通常トマトに使われる皮を剥く機械を使って皮を剥いていきます。

茹でる時の温度と時間が命です。加熱が足りないと、皮が剥けないだけでなく、皮の周りの甘味が詰まった部分までもが剥がれてしまう。

逆に、加熱しすぎると、シャインマスカットの香りと風味が抜けてしまう。

そこで、ちょうど良い塩梅で加熱し、「ギリギリのライン」を責めて剥き、果肉を丸ごとジュースにしています。

毎年のように九州を大雨が襲っています。2021年も天気は「最悪」で、あちこちのブドウ農家から「割れた」という声が上がっていました。ブドウは繊細な果物で、濡れると割れてしまうのです。

しかし、去年入ったスタッフ２人が本当に丁寧に剪定、管理を行ってくれました。

ブドウと向き合い、日々対話をする。メッセージを受け取って、ブドウにとって心地いい環境を整えていく。

それを地道に行うことで、４年目にして美味しいブドウができたと思います。

2021年度のブドウのシーズンスタートは7月10日。

ドリームファーマーズJAPANが手がけたシャインマスカットは、催事で売り切れが続出したほか、海を渡り、香港で販売した際は「美味しい！」というお声もいただいたほど、多くの反響がありました。

海外でも反響があった自慢のシャインマスカットをぜひ味わってください。

まず、瓶を開けた時の香りを味わってください。

こだわりの加熱で生かしたフレッシュな香りが、ふわりと漂います。

まずは一口、そのままで味わってみてください。

濃縮還元ではなく、ストレートジュース。

飲んだ方からは「濃い！」という驚きの声をいただきます。
深い甘みと、シャインマスカットならではの風味、舌で転がしたいとろみ。

その次に、ロックで味わって。

シャインマスカット独特の青い風味が、氷と合わさるとより爽やかで魅力的なものとなります。

みなさん、こんにちは。ドリームファーマーズJAPANの宮田 宗武と、安部 元昭です。ドリームファーマーズJAPANは、僕らが中心となって、専業農家を継ぐ若手農家がチームとなって作った会社です。

僕らは大分県宇佐市で生まれ育ちました。その中でもドリームファーマーズJAPANがある安心院は、西日本有数のブドウの産地として知られています。

ブドウの町にも高齢化・過疎化の波がやってきました。かつて400軒以上あったブドウ農家は、今では100軒ほど。「自分たちが50代になる頃にはどうなっているんだろう」と想像した時、「やるしかない」と覚悟して、同年代の農家とドリームファーマーズJAPANを立ち上げました。

取り組んだのは、ドライフルーツなどの加工品の製造と販売、そして耕作放棄地の再生です。

荒れ果てたブドウ畑を再生させるのは大変でした。振り返ると、あれは個人でできることではありませんでした。

ハウスの中に生えた木を抜くところからはじめて…。市役所、農協をはじめ、安心院の多くの人の助けを借りることができ、みんなで再生させました。

そしてできたのが、ドリームファーマーズJAPANの1.3ヘクタールのブドウ畑です。

現在は、新たな耕作放棄地の再生も計画しています。
新しいスタッフを雇い、ブドウ作りを一から教え、栽培者の育成も進めています。

ここで僕らの活動の舞台となっている安心院を紹介をしましょう。

安心院は、四方を山に囲まれた、朝霧に覆われる盆地の町です。昭和40年代から国のパイロット事業でブドウ栽培が盛んになりました。

寒暖差の大きい環境が果樹栽培に適していて、ブドウの甘さを引き出してくれます。

ブドウの産地として有名な盆地はいくつもありますよね。そんな中でも安心院は、山際の谷になっている箇所、つまり日当たりのいい場所にだけブドウ畑が作られている。豊富な太陽な光が、安心院のブドウの美味しさの源になっています。

ドリームファーマーズJAPANでは、ぶどう狩り体験、加工品の生産とカフェの運営など、食べてくれる人と「つながる場」を作ってきました。

昨年度からはYouTubeもスタートし、基本的に毎日アップ。「１年で1000人のチャンネル登録」を目指して始めましたが、なんと２ヶ月で達成。今では、チャンネル登録者数は1.2万人を越え、６万PV超えの動画も複数あり、農家ユーチューバーと言われることもあります。

農作業、会社運営の傍で、動画をアップし続けるのは、自分たちを知ってもらう機会を作っていくべきだと考えるからです。

今、農業には問題が山積み。それなのに、農業関係の情報発信が圧倒的に足りていない。だから、自分たちは、とにかく「ここにいるよ！」って言っていこう。

僕らががんばって、荒地を再生させ、ブドウの生産量を増やしても、それだけでは変えられる未来に限度があります。

安心院を、僕らのブドウを、知ってもらわないと。

ブドウが育つ様子を見守り、できるのを楽しみにしてくれる人、応援してくれる人を一人でも増やしたい。

ドリームファーマーズJAPANの情報発信の理由はそこにあります。

加工品の生産販売も、そんな情報発信の一貫、コミュニケーションの手段として行っているのです。

このシャインマスカットのジュースは、ドリームファーマーズJAPANが作った安心院のブドウを、知ってもらうために企画しました。

だから、そのまま食べても美味しい旬のシャインマスカットを、ストレートジュースにしました。

考えてみてください。

ほぼ予約完売してしまうブドウ、人気のシャインマスカットをジュースにする金銭的なメリットは、どこにあるでしょう？

このジュース、ものすごく手間がかかっているし、原価も高い。ジュース自体で儲けるつもりがありません。

シャインマスカットジュースだけでなく、ドリームファーマーズJAPANの加工品は、ドライフルーツにしろ、コンポートにしろ、利益というよりも、知ってもらうためのきっかけなのです。

加工品ならば、遠くに届けられます。しかも、オールシーズン販売できます。
青果だけを売っていたら出会わなかった人、場所とつながることができます。

実際「九州でブドウ、つくってたんだ！」と言われることもありました。

全国的に見ると、安心院のブドウの知名度はまだまだなのです。僕らを知らない人にこそ加工品を食べてもらい「なにこれ？美味しい」と驚いてもらう。そして、安心院のブドウに、僕らに、興味を持ってもらいたいと思っています。

これは、ジュースというより「僕らが作ったブドウを飲む」体験。

荒れ果てた畑を再生させて、一つ一つ、苗を植える。

このシャインマスカットジュース作りは、そこから始まっています。

ジュースの先には、僕らがいます。

このMakuakeのプロジェクトは、ジュースで、僕らとつながってみませんか？という提案です。

こんな田舎で、得体の知れない農家ががんばっている。ここにいるんだ！と叫んでる。そんな僕らと、このジュースを通して、関係性を作りませんか？と。

安心院で農家だからこそできる、イノベーションを起こしていきたい。

僕らを、応援してくれる人が、１人でも増えることを願って、このシャインマスカットジュースを届けます。

ジュースやドライフルーツのリターン品は、プロジェクト期間終了後の4月末から順次発送し、5月末日までにはお届け完了予定です。
シャインマスカットの青果は9月中旬頃からの発送を予定しております。

https://www.youtube.com/channel/UC4Nb_SZ3Ci0vU1p13WOg2bQ

皆様、この度は私たちのプロジェクトを最後までご覧いただきありがとうございます。ドリームファーマーズJAPANの安部です。

私はブドウ農家の３代目として今まで２０年間ブドウ作りと向き合って来ました。その中で、ブドウ産地安心院の未来を考えるようになりました。

今まで産地を多くの時間と労力をかけて作り上げてきていただいた先輩農家の方々には感謝しかありません。私も、この産地の現状を理解しつつ何か出来ないかという想いで仲間と共にドリームファーマーズJAPANを立ち上げました。

今回のプロジェクトのシャインマスカットジュースができるまでには、たくさんの方々の協力と時間がかかっています。単なる加工品を作るのではなく、素材となるブドウ作りは、丁寧にブドウに向き合い完熟を見極めて収穫。そのブドウができる畑は有機質堆肥を使い、土づくりにもこだわっています。私たち農家だからできるこだわりを詰め込んだ商品です。

今回のプロジェクトでは、ご支援していただいた皆様に安心院のこと、ブドウのこと、そして私たちのことを知るきっかけになればと思っています。

また、YouTubeでも私たちの想いや安心院のこと、ブドウのことなどを情報発信していきます。他にもたくさんの加工品があることを知っていただきたいですし、実際にブドウ畑に実ったたくさんのブドウたちを見に、安心院に来ていただきたいです。

これからも農家らしく、魅力をお伝えできる取り組みを行っていきたいと思いますので、私たちの挑戦をご支援いただけると嬉しいです。

ドリームファーマーズJAPAN 安部 元昭

ヒトは出会いによって成長します。
モノは出会い方によって価値が変わります。
コトは出会った後の自身の気付きになります。
バショは訪れて初めて五感で共感し小さなコミュニティーを産出します。
マクアケを通じて関係性を築けたらな。
私たちドリームファーマーズJAPANを
行きつけの農家に選んでもらって。
次は、「安心院」で逢いましょう！

ドリームファーマーズJAPAN 宮田 宗武