私たちが行っている活動

みなさんは【セラピードッグ】をご存知でしょうか？

セラピードッグとは「触れ合いを通じて心のケアに貢献」し、初対面の人同士でも潤滑油となり自然と話の話題になってくれる犬のことを指しています。

私たちが育てているセラピードッグは、生まれた時から犬に慣れたいろんな人にさわられることで、人からさわられることが喜びになり、こいぬの時期にいろんな人と遊ぶことで、人が大好きな犬に成長します。また、兄妹犬や母犬と長く一緒に居ることで犬好きに育ち、犬の社会を知ることで他の犬とも仲良くできるようになります。

そのセラピードッグが活躍するドッグセラピー活動は、犬のぬくもりをふれ合いや交流を通して、気力を高め、心と体を癒し、社会的・情緒的な恩恵を与え、楽しい時間を共有する活動で人間の心のケアに貢献できます。人にはできないことができるのがセラピードッグたちです。

私たちは、老人介護施設でセラピードッグとの触れ合いを楽しんでいただく【ドッグセラピー活動】

【セラピードッグがいる子ども食堂】を継続的に行っていました。

もっと多くの方にセラピードッグと触れ合ってもらいたい

セラピードッグと触れ合ってもらうことで、高齢者や子どもたちの喜んでもらっている姿を思い出し、私たちはこの活動をもっと広く、施設内だけでなく多くの方にセラピードッグに触れ合ってもらえる環境を作りたいと思い、このプロジェクトを立ち上げました。

セラピードッグと気軽に触れ合える
ドッグパークを創る

【犬を飼いたくても飼えない方】【ペットロスの方】

【これから犬を飼おうと思っている方】【福利厚生の一環として】

こんな願望を抱いている皆様のために上木月ドッグパークを開くことにしました。

※施設住所：福岡県鞍手郡鞍手町上木月889

セラピー犬を必要としている方々に、これからも笑顔を届けていくために、活動を続けていきたい。この活動を継続し、未来へとつなげていけるように応援よろしくお願いいたします

【上木月ドッグパーク】で社会課題解決

① 気軽に犬のことを相談できる場所を創る

コロナウィルス感染拡大以降、在宅時間が増えたこと等によりペットブームです。そのブームの裏では、安易に犬を飼い、『どこでも排泄をする。吠える。なつかない。こんなはずではなかった。等』と犬の責任にして犬を捨てる方が増えています。犬が悪いのではなく、犬の習性を分かったうえで、自身のライフスタイルに合った犬種を飼い、また、犬のことを知り“しつけ”がしっかりできれば犬は最高のパートナーになります。

そこで、ドッグパークにプロの訓練士を配置し、犬との関わり方の相談（犬種別の性格や抜け毛や病気・お手入れ・訓練の必要性など）にのることにより、愛犬との関係がよくなり、犬との生活がお互い豊かになるとともに捨てられる犬が減ると考えています。

②愛犬家同士が交流し合えるコミュニティを作る

九州には、愛犬と一緒にでかける場所が「ドッグカフェ」「ドッグラン」しかなく、近隣にはドッグランもドッグカフェも少なく、また、犬に関するイベントはほぼありません。

そこで、理事たちが所有するヤシの木がある南国の様な4,600㎡の土地を開放しドッグパークをつくることで愛犬と参加できるイベント

犬種別のオフ会、愛犬とアメリカ式バーベキューdeホームパーティ等を行います。

イベントを行うことで愛犬と出かける場が増え、犬という共通の趣味の友だちが増えることで、愛犬家のコミュニティセンターのような施設を目指せたらと思います

③ はじめて犬を飼う人は飼い方が分からないに応える

犬を実際に飼ってみるとそのしつけの難しさに悩まれる飼い主の方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか？そんなお悩み答えられるようにドッグパークを活用いただきたいと考えています。

犬を飼ったばかりの方や犬のしつけをしたい方に、ドッグパークでしつけ教室やお手入れ教室を行います。

④ 障がい者の就労できる場を提供する

障がい者は古くから特定の作業職種に限定されていることが多く、田舎に行くほど職業選択の自由が限られています。

昨年4月に鞍手町に『犬とふれあえるカフェ（障がい者就労継続支援A型）』開店を機に、動物好きの障がいがある方が、セラピー犬のお世話、訓練、お手入れ、接客、広報（SNSやHP更新）の業務が増え、地域の障がい者の就労の幅が広がりました。

さらに、ドッグパークができることで、『犬とふれ合えるカフェ』で１年間犬のお世話や知識を覚えた障がい者が犬の説明をすることで、コミュニケーション能力があがり、調理の仕事も増えれば障がい者の職業選択の幅が広がります。

実行者紹介

こんにちは、私は福岡県北九州市小倉北区で2000年からブリーディング（※１）をはじめ、2006年6坪の小さなペットショップを開業。2013年NPO法人を立ち上げ、2014年 障がいがあっても動物と働くことができる障がい者就労支援事業を立ち上げた特定非営利活動法人ドッグセラピージャパンの野田久仁子と申します。今回計画している、ドッグパーク プロジェクトの代表者です。

（※１）ブリーディングとは：犬種の向上と改良を目的とした計画的に行う繁殖方法のことです。 一般的には親犬となる犬同士の血統を確認し、適正や遺伝形質の有無、毛色などを確認したうえで交配されます。 ただ単に子孫を増やすという意味ではなく、ブリーディングには責任が伴うのです。

障がい者が、セラピードッグと触れ合う中で、犬を介して話すことでコミュニケーション能力などが育まれ、散歩をすることで体力がつき、お世話をすることで責任感や気づきの造成にも繋がっていけると感じています。

笑顔あふれるドッグセラピー活動を、これからもずっと続けるために

私たちは、高齢者と犬の触れ合いのサポート役を障がい者が行う、珍しいドッグセラピー活動を行っています。このドッグセラピー活動では、お年寄りがセラピードッグを見るだけで素敵な笑顔を見せてくれます。その笑顔に施設のスタッフの皆さんも私たちも驚いています。

また、認知症がすすんでいつもは反応しない方が、セラピードッグを見ると反応したり、手が固まっている方が、セラピードッグにさわろうと一生懸命手を動かそうとする等、医療では成し得ない「犬の力」というものを実感しています。

この福祉事業を次世代につなげていくために、毎年、西南女学院大学の生徒（福祉科１５０名、人文学部１５０名）に、障がい者就労支援、高齢者福祉のこと、犬と高齢者がふれあうことで認知症患者の心理・身体・社会性が向上したこと。また、小学生の時から20年ひきこもりだった発達障がいの方が、犬に会うために外に出て、毎日、就労場所まで来られるようになり、仕事ができるようになった事例等を伝えるために２コマ授業を行っています。

人にはできないことができるセラピードッグを育成し、たくさんの人とセラピードッグとふれ合える環境を整えるために、共に笑顔を伝える仲間になってください。

この活動を継続し未来へとつなげていけるように、応援よろしくお願いします

リターンについて

応援していただきました愛犬家の方、法人、オフ会、パーティー主催者向けに、

・法人向け、福利厚生の権利

・貸切パーティーコース

・犬種別オフ会コース

・プレオープニングパーティー

・オープニングパーティーコース

ボランティアやスポンサーになっていただき、上木月ドッグパークの成長を共に見守っていただけるような様々なリターンを用意しております。