お米は、日本人の主食。

そのお米が美味く炊き上げられたら、それだけで幸せな気持ちになれますよね。

最近では、炊飯器も高性能なものもありますが、あえて土鍋を。

それも一点一点、職人の完全手作りで。

カタチになるまで時間こそかかりましたが、ホンモノのいいものができました。

自信を持ってお届けします。ご覧ください。

Écrat（エクラ）の土鍋よって炊き上がるごはんは、お米に含まれるデンプンが分解されて甘みのある、格別な味わいに仕上がります。

味、香り、そして食感ーー

お米のこと、使う人のことを一から考え直したからこそ為せる味になりました。

ー 美味しくご飯を炊く言い伝え ー

どこか懐かしく、心地の良いフレーズ。聞き覚えのある方もいらっしゃるのではないでしょうか？

※1

はじめちょろちょろ

「はじめは弱火で」という意味です。

中ぱっぱ

「中頃は火の粉が飛び散るくらいの火力で」という意味で、一気に強火にして沸騰させるという意味です。

赤子泣いてもふた取るな

火を止めて蒸らします。どんなことがあってもふたはとったらダメですよという意味です。

Écrat（エクラ）の土鍋は厚さ約2cm。

分厚ければ分厚い程、当然ながら温まりにくいです。

少しネガティブとも受け取れますが、

実はその温まりにくさが美味しいご飯を炊く時のポイントでもあります。

Écrat（エクラ）の土鍋は火にあたる部分が肉厚に作られているため、強火でもじんわりと熱が伝わり、自然とはじめちょろちょろの環境が生まれます。

ふたの穴から蒸気が出てきたらなかぱっぱの状態。

お米は酵素の働きによりデンプンが糖（甘み）に分解されているので、甘く感じます。

そして、酵素の働きが活発になるのが40-60℃の温度帯と言われており、その温度帯を長く通過するようにエクラの土鍋は計算しました。

土鍋を焼く際、原料の土に入っている有機物が燃えて無くなる際に無数の小さな空洞ができます。土鍋の素材である土自体も蓄熱性が高いのですが、この空洞が空気を含み、さらに土鍋の蓄熱性を高めてくれます。

強火で炊き上げた後、あとは10分ほど赤子泣いてもふた取るな。

※本製品は分厚い構造にしているため、蓋を開けても温度が下がりにくいです。もし中が気になる際にはチラッとだけ、ご確認ください。

火を止めたあとも温度はゆっくりじわじわとと下がるので、蒸らしながら追い焚きされ、艶のあるふっくらとしたご飯が出来上がります。

（炊いた後１〜２時間は温かさが持続します）

じっくりと完成を待ちます。

Écrat（エクラ） が届けたいのは、日常的でありながらも洗練されたデザイン性と、上質な土の質感を持つ陶器。

それらが醸し出す自然の豊かさは、無意識のうちに触覚と視覚を通して心に響きます。

そこに料理と、なごやかな会話が加わる事で、五感のハーモニーが生まれ、食卓が充足感あふれる彩りで満たされる。そんなふうに、Écrat（エクラ）は考えています。

本製品の開発にあたり、美濃/岐阜県の山地を巡っている中、作家の牧田さんのご飯鍋に衝撃の出会いをしました。

とにかくかっこいい。かっこいいだけではなく、機能性がすごい。

是非とお願いしたところ、エクラのブランドコンセプトに共感して頂く事ができ、エクラのために、特別にオリジナルデザインでご飯鍋を作っていただける事になりました。

作家さんご自身、ごはんには強いこだわりを持つ、大のご飯好き。今までのご飯鍋でも確かにご飯は美味しく炊けるけど、牧田さんのご飯鍋は、より簡単に、もっとおいしいご飯が炊ける、贅沢な構造になっています。高い技術力がなければなし得ない、作家さんご自身の手による、完全なる手作りの鍋です。

①フォルム

羽釜（はがま）という、昔の鉄鍋のイメージを現代的におしゃれに表現しました。どこか懐かしさすら感じさせ、いつまで経っても愛着を持っていただけるように考えてデザインしました。

②二重蓋構造

お米を炊いているときに吹きこぼれしにくい設計にしました。内蓋なしでは吹きこぼれやすく、お手入れやお掃除も大変ですがそんな心配も不要です。

③外蓋の取手

男性から女性まで、誰もが持ちやすい設計を考えました。少し高さを出したことで余熱の熱さも和らぎます。また、ミトンや布巾を使用してもしっかりと掴めるような形状になっています。

④内蓋の取手

決して量産では作れない、米俵モチーフに仕上げました。円柱状になっていてグリップ性も兼ね備えています。また、外蓋と同様にしゃもじを置くこともできます。

余ったご飯は、内蓋をしてそのまま冷蔵庫へ。内蓋がフラットだから、冷蔵庫内でもかさばりません。再温めも、内蓋のまま電子レンジに入れてOK。保存容器に移す必要もありません。

⑤サイズ

今回は2合炊きと3合炊き用をご用意しました。

3合炊きには蒸し鍋パーツのご用意もしました。

もちろん、この蒸し鍋本体と、蒸し皿も、作家さんによる完全な手作りです。

陶製すのこを外せば普通の土鍋として使えますので、食卓で囲む鍋料理にも使えますし、煮物などにもお使いいただけます。

保温性や蓄熱性についても、ご飯鍋と同様の性能を持ちますから、火加減も簡単なうえ、火を使う量自体も控えめで済みます。

なんと言ってもこの重厚感ある、洗練された見た目の鍋を囲むことで、心豊かになる食卓を味わっていただきたいです。

通常であれば、ご飯鍋の他に、普通の土鍋を所有することは、収納場所もかさばりますが、今回は、三合のご飯鍋をお選びいただくマクアケサポーター様限定で、三合のご飯鍋と外蓋を共通使用できる、蒸し鍋の本体と蒸し皿のみを、三合鍋とセットのリターン品としてご用意しました。

外蓋が一つで済みますので、収納がその分、コンパクトになります。

作家さんとÉcratのこだわりが詰まった土鍋セットを、是非ご堪能ください。

さらに！

特別なお米でも炊いてみたい方へ！

Écratと同じ岐阜県産で、Écratがセレクトしたこだわりのお米セットもご用意しましたので是非ご検討ください。

※おおよそ20分〜25分で炊き上がります。

※おこげをつくる場合は最後に強火で数十秒（お好みで）

※途中で蓋を開けて沸騰を確認しても大丈夫です。

取扱注意事項

■空焚きはしないでください。

空焚きは火災や本製品の破損の原因になります。

■IHでは使用しないでください。

IHは非対応の商品です。

■火をつけたままその場を離れない

離れるときは必ず火を止めてください。火災の原因となります。

■炊飯以外で使用しない。

天ぷらなどの油調理には使用しないでください。

■強い衝撃を与えないようにしてください。

強い衝撃は破損の原因になります。テーブルに置く時は鍋敷きをするなど取り扱いに注意してください。

■熱い土鍋を急冷しないでください。

高温（素手で持てない程度）の熱い土鍋に、水をかけたり、浸水しないでください。破損する恐れがあります。

■鍋の外側の底面が湿ったり濡れた状態で火にかけないでください。

温度差でヒビが入ったり、経年劣化が早まる恐れがあります。お米を洗う際は、ザルなどを使用し、鍋の底を濡らさないようにしてください。

今回Écratでは、自信の土鍋のご飯なべをいっそう引き立て、美味しく炊けたお米がよりいっそう美味しく頂けるように、手に感じるめしわんの手触り・触感、ご飯鍋とめしわんの見た目の質感・視覚にもうったえかけ、五感でご飯を愉しんでもらいたいと考え、めしわんのセットもご用意しました。

作家、川内さんのめしわんのごつっとした質感ながら、洗練されているシンプルさ、手に馴染む形を、ご堪能ください。

２合鍋：2.46kg、W23cm、本体内寸φ16cm、H18ｃｍ

３合鍋：3.16kg、W26cm、本体内寸φ17.8cm、H21ｃｍ

蒸し鍋：2.8kg、W25cm、本体内寸φ19cm、H18ｃｍ

めしわん：0.3kg、W12cm、本体内寸φ5cm、H7ｃｍ

※一点一点手作りのため、若干の個体差がございます。予めご了承ください。

日本の陶器の名産地・岐阜県・美濃の地から発信するブランド、Écrat エクラ。

伝統的な日本の窯の高い技術・品質に、洗練された新しいお洒落さ・機能性を加え、それを使うことによる、きらめくような心の充足感をお届けしたいという信念を込めて、「きらめき」と「宝石箱」という意味の言葉を掛け合わせた造語、Écrat (エクラ)という名のブランドを創りました。

前回のプロジェクトに続き、今回も機能美を追求した自慢の逸品が完成しました。

是非皆様に御支援いただき、お洒落で上質な上に、自然に便利に使える食器を、今後とも創り続けていきたいと願っています。

https://www.makuake.com/project/ecrat

●ご飯鍋の作家さん

牧田亮（まきたまこと）

東京生まれ

陶器造りに魅せられ、

岐阜県の産地にて修行ののち、土岐に築窯。

完全な手作りにこだわり、

遊び心のある造形とそのリアルさ、

そのウィットとリンクする機能性・使い勝手、

という点にもこだわって作陶している。

●めしわんの作家さん

川内奎人(かわちけいと)

佐賀県有田町出身

京都造形芸術大学(現京都芸術大学)卒業。

有田、大乗窯の長男として産まれる。

型打ち、ろくろを用いて土ものの器を主に製作。

有田といえば、磁器である有田焼が有名な中、土ものの作陶にこだわっています。

今回のめしわんも完全な手作りで、土の質感に大きなこだわりがあります。