第一弾の先行発売で合計900本以上、達成率1300％超えの支援を得たeight knotシリーズ第二弾！

幻の8号酵母で醸すeight knotはシリーズ初の醸造でIWC(インターナショナル ワイン チャレンジ)2021「SAKE部門」純米酒の部にてメダルを獲得、2020年醸造の一般販売分は予定数に達したため一部終売が出るなど注目のシリーズとなっております！

今回はIWC2021で受賞したeight knotと、昨年よりさらに個性の際立つ仕上がりのeight knotの飲み比べセットの先行販売となります。

プロジェクト概要

山口県岩国市で昭和２６年より造り酒屋を営んでおります、村重酒造株式会社と申します。

当蔵は、日本３名橋の１つ『錦帯橋』の上流約５キロにさかのぼった山間に位置し、寒冷清涼、豊富な水源を活用して酒造りに勤しんでおります。

岩国インターやJR新岩国駅からも近く、当蔵のシンボルである直径５メートルの大杉玉『玲瓏』が蔵の目印となっております。

昨年に直売所をリニューアルし、日本酒だけでなく地元岩国の特産品なども多数取り揃え、有料試飲や酒蔵見学も行っております。

そんな弊社ですが、早くも第３弾目のプロジェクトをスタートすることとなりました！

おかげさまで、第１弾目と第２弾目のプロジェクトでは目標金額を大きく上回るご支援をいただき、無事にプロジェクトを成功することができました！

ご支援いただきました皆様に心より感謝申し上げます。

さて、今回のプロジェクトは第１弾目のプロジェクトでデビューを果たしました 『eight knot エイトノット』の2020年醸造&2021年醸造の飲み比べセットとなっております！

2020年醸造のeight knotは、−5℃の氷温でゆっくりと熟成させており、新酒時に比べ角が取れ旨味が深まりコクのある酒質へと変化を遂げました。

そして、今回の2021年醸造の新作eight knotは強烈なキャラクター性を持ち合わせた村重酒造の歴史上類を見ない日本酒に仕上がっております！

2020年醸造のeight knotをご購入いただいた方も、初めて手にされる方もきっとお楽しみいただける内容となっております！

1年熟成を経た2020年醸造のeight knotと、2021年醸造の新作eight knotにどうぞご期待ください！！！

8号酵母とeight knotについて

『eight knot エイトノット』とは、昭和52年に頒布中止となった幻の「きょうかい8号酵母」で醸造した日本酒です。

8号酵母は知名度が低く、使用する蔵もごく僅かしかない大変稀有な酵母ですが、当蔵ではこの酵母の個性的な魅力に惚れ込み、平成19年に全国に先駆けレギュラー商品として醸造を開始いたしました。

弊社で長年造り続けてきた「きょうかい8号酵母」の日本酒ですが、どちらかというとマイナーな要素が強く、一般ウケがしにくい傾向にあり、知る人ぞ知る日本酒として位置付けられておりました。

そんな「きょうかい8号酵母」を弊社のアドバンテージとするべく、今までの酒質を根本から見直し、全く新しい日本酒へと生まれ変わったのが『eight knot エイトノット』です。

「きょうかい8号酵母」の特徴ですが、どことなくストロベリー系やトロピカルフルーツ系の香りを有し、熟成を経るとショコラ系の芳香も放ちます。酸味も特徴的で醸し方にもよりますが比較的高めとなる傾向にあり、他の酵母では類を見ない個性を持っている大変魅力的な酵母であると感じております。

そして、eight knotのコンセプトである『毎年進化する日本酒』。

8号酵母で醸すということを基軸に、8号酵母の特性を引き出すためには一体何が最善なのかを探求し、毎年違ったアプローチで挑み続ける我々にとって、ある意味で永遠のプロトタイプでもあるのがこの『eight knot』なのです。

人によって趣味嗜好が異なるのは当然ですので、年度によっては進化ではなく退化と言われる方もおられるかも知れません。ですが、私としては最終的に目的を成せるのであればそれは退化ではなく進化である考えております。

そのため、今後も毎年様々な個性を持ったeight knotが誕生することとなりますが、このチャレンジがお客様にとって、「次のeight knotが楽しみ！」「今度のテーマはなんだろう？」といった感じで毎年の進化をお楽しみいただければ幸いです。

インターナショナルワインチャレンジ2021でメダルを同時受賞！

この度、2020年醸造eight knotがインターナショナルワインチャレンジ2021『SAKE部門 純米酒の部』においてメダルを受賞いたしました！

eight knot 白練 ブロンズメダルを受賞！

https://www.internationalwinechallenge.com/canopy/beverage_details?sid=14385

eight knot 藤黄 シルバーメダルを受賞！

https://www.internationalwinechallenge.com/canopy/beverage_details?sid=14386

2020年醸造のeight knotにつきましては、それぞれラベル右上に受賞したメダルのシールが貼られております。

ネーミングの由来

この「きょうかい8号酵母」で醸したお酒を通じて、 「造り手・売り手・飲み手」が解けることのない絆で結ばれていくことを願い、 『eight knot （8の字結び）』と命名いたしました。

eight knotシリーズには２つのサブネームがあります。

「白練 しろねり」下記写真・右手

「藤黄 とうおう」下記写真・左手

それぞれの個性を日本伝統色を用いて表現しています。

プロジェクト詳細

今回の新プロジェクトは、2020年に醸造し1年間−5℃の氷温で熟成させたeight knotと、2021年に醸造した新作eight knotを飲み比べしていただく企画となっております。

2020年醸造のeight knotのテーマは、同一の原料米・精米歩合・酵母・麹造り・仕込み配合で、白練は速醸酛・藤黄は生酛という酒母の製法のみを変え、8号酵母が持つ本来の性質を確認することが目的で醸造を行いました。

2021年の新作eight knotは、前回ご購入いただいた皆様のご意見もフィードバックして酒質設計をいたしました。 検討した末、今回のeight knot2021年のテーマはずばり『麹』です。そのため、麹以外のスペックはすべて統一して醸造を行いました。

ちなみに今回の酒母は両タイプとも生酛造りで統一いたしました。※手酛の写真

なぜ『麹』なのかと申しますと、味のボリューム感や酸味を演出する上で極めて大切なものだからです。酒造りの教本にもありますが、昔から『1麹・２酛・３造り』という言葉があるくらい麹がとても重要な役割を担っております。

今回のeight knot2021年では、白練・藤黄ともに前回より麹歩合を約10％ほど引き上げて高い酸味と重厚感を持たせております。 また、汲水歩合を低くすることにより、より濃醇な酒質へと仕上げました。

麹歩合だけでなく麹菌の種類もそれぞれ再選定し、白練と藤黄両方のキャラクターを際立たせました。

白練には『白麹』を使用し、クエン酸主体の酸味を持たせ前回より甘味・酸味を強化したジューシーな酒質に仕上げております。

藤黄には『黄麹』を使用し、アミノ酸生成に特化した麹菌を使用することで旨味を引き出し、より重厚感のある酒質に仕上げております。

2020年醸造のeight knotは酒母の違いによる2つの個性を。 2021年醸造は麹の違いによる2つの個性をお楽しみいただける造りとなっております。

是非この機会に、前回のeight knotとは全く違う新作eightknotを体験していただき、8号酵母が持つポテンシャルを実感してください！

仕様

『eight knot エイトノット』は微発泡性がある商品です。

※発泡性は個体差があります。

※スパークリング清酒ではありません。

※開栓時はキャップが飛んで怪我をしないようくれぐれもお気を付けください。

※瓶は振らずに冷蔵庫でよく冷やし落ち着かせてから開栓してください。

スケジュール

９月２８日プロジェクト開始

１2月２６日プロジェクト終了

２０２１年１月7日よりリターン発送開始予定

２０２１年１月３１日までに発送完了予定

リターンについて

①eight knot 2020&2021 飲み比べセット 火入れ 各１本ずつ 計４本

②eight knot 2020&2021 飲み比べセット 火入れ 各２本ずつ 計８本

③eight knot 2020&2021 飲み比べセット 火入れ 各３本ずつ 計１２本

④eight knot 2021 火入れ 各１本ずつ 計２本

⑤eight knot 2021 火入れ 各２本ずつ 計４本

⑥eight knot 2021 火入れ 各３本ずつ 計６本

資金の使い道

蔵の設備費に充てさせていただきます。

実行者紹介

村重酒造株式会社 杜氏（醸造責任者） 金子圭一朗

この度は弊社プロジェクトをご覧いただき、誠にありがとうございます。

村重酒造株式会社で杜氏を務める金子と申します。

前々回『eight knot 2020』と前回『サッカロマイセスエド』の両プロジェクトでは、目標金額を大きく上回る資金をご支援頂きました。この場をお借りし、あらためまして心より御礼を申し上げます。

さて、今回スタートした新プロジェクト『幻の8号酵母で醸す　eight knot 2020&2021 先行販売！！』ですが、実は2020年醸造の時点で2021年新作のeight knotの酒質設計が自分の中で決まっていました。

2021年醸造は本文の説明にもあるように、2020年醸造のeight knotをご購入いただいたお客様からの貴重なご意見も参考にさせていただいております。

驚いたことに、私の2021年醸造で目指す酒質とお客様から頂いたご意見の大半が合致していたこともあり、比較的早い段階で設計図を描けました。

私の中で2021年醸造の酒質は前回よりも濃醇かつ多酸なものに仕上げたいという思いがありましたので、方法論として今回のテーマである『麹』に辿り着いたというところです。

もうひとつは、あくまでも私の肌感覚なのですが、日本酒は酵母が注目されている印象が非常に強かったので、麹をメインテーマにした日本酒を造りたかったという思いもありました。まあ、我々も8号酵母を大々的に謳っているのですが（笑）

麹の詳しい説明はあえて割愛しましたが、麹は造っていて本当に面白く、そして本当に難しいとても大変な工程のひとつです。 今回のプロジェクトではそんな麹のことも少しでも注目していただければと思っております。

長くなりましたが、2021年新作eight knotのテーマ『麹』の違いにより生まれる両キャラクターの味わいを是非ご堪能ください！