世界中のワイン愛好家が愛してやまないイタリアの長期熟成赤ワイン「アマローネ」

今回のプロジェクトでは、オーガニックで「アマローネ」を4世代に亘り作り続けている生産者“ファゾリジーノ”より、「アマローネ」を含む８種類の極上ワインをご紹介させていただきます。

いづれも年間生産本数限定の稀少ワインばかりです。どうぞ最後までお楽しみください！

リターン品の配送が完了するまで、INOMONはfasoliginoの日本における独占販売権を有する正規代理店です。詳細に関しては、ページ下部のリスク＆チャレンジをご確認ください。

数少ない生産者によって造られていて稀少性が高く、かつては王侯貴族のみが口にできるワインでした。稀少性が高いのは生産者が少ない事と、その製造方法にあります。

アマローネを製造する際には陰干ししたブドウを使います。陰干しによって水分を蒸発させるので、ワイン造りに使われるブドウ果汁の量が極端に少なくなります。そのため、生産できるワインの量が少なくなりやすいのです。
水分が蒸発して濃縮したブドウから生まれるワインは、非常に濃厚です。

「アマローネ=苦み」という名の通り、妖艶な香りに加え、ビロードのような質感とボリューム、そしてチョコレートを思わせる苦みが渾然一体となった、特別な味わいが特徴です。
凝縮された旨味と独特な苦味を持つアマローネは、ジビエ料理やキノコ料理との相性が良いのが特徴です。

偶然の産物 アマローネの歴史

イタリアにはワインの品質を4段階に格付けしたものがあるのですが、アマローネはそのうちの最高位D.O.C.G.に認定されています。長らくその1つ下のD.O.C.認定のワインでしたが2010年になってようやくD.O.C.G.に昇格されました。

今や世界中のワイン愛好家を虜にする有名ワインですが、アマローネの歴史は意外にも浅く、たったの80年程です。
ヴァルポリチェッラでは2000年以上前から、アマローネと同じように、陰干ししたブドウで造る「リチョット」という甘口ワインが作られていました。アマローネが世間に知られるようになったのは1936年のこと。 DOCGに昇格したのも2010年と割りと最近で、他のイタリア高級ワイン「バローロ」、「バルバレスコ」、「ブルネッロ」（どれも1980年に昇格）に比べると随分遅れてDOCGに昇格しました。

このエリアではアマローネだけでなく、甘口のDOCGリチョットや、陰干しブドウを使用しないデイリータイプの「DOCヴァルポリチェッラ」、アマローネの搾りかすをヴァルポリチェッラワインに入れて再発酵させた「DOCヴァルポリチェッラ・リパッソ」など、様々なタイプのワインが造られています。

前述の通り、アマローネの歴史は浅く、ヴァルポリチェッラ村では伝統的にリチョット（甘口ワイン）を造っていました。

ある時、ヴァルポリチェッラ生産組合の醸造責任者が、いつも通りリチョットを作っていましたが、うっかり樽を置き忘れ、本来ならば甘みを残すためにアルコールを途中で止めなくてはならないところを、完全に発酵が終わり、辛口ワインになってしまいました。 この失敗作こそが後の「アマローネ」なのです。 アマローネはイタリア語で「苦い」という意味で、甘口のリチョットと区別するために「アマローネ」と名付けられました。 昔は、甘口が主流だったためリチョットの辛口という事で売れませんでしたが、市場が、しっかりとした赤ワインを求めるようになるとアマローネは徐々に人気を博し、バローロなどの高級ワインと肩を並べるまでになったのです。

時間もお金もかかる贅沢ワイン

収穫されたブドウは、約100～120日程乾燥されます。長い乾燥により、ブドウは30～40％まで水分が取り除かれ、糖、タンニン、酸、ミネラルなどが凝縮し複雑なアロマを形成します。

ブドウを陰干しするアマローネの醸造方法は、醸造に使える果汁が3分の1以上減ってしまう訳ですから、1本のアマローネを造るためには一般的なワインの数倍も原材料費がかかっているという事になります。

また樽詰めされた後、熟成期間は2年、リゼルヴァは4年を要し、アルコール度数は14％以上と他のDOCGワインに比べるとかなり高い規定となっています。
アマローネは時間もお金もかかる、なんとも贅沢なワインといえます。

イタリア北部の赤ワインの王様「バローロ」と「アマローネ」。イタリアワイン２大巨頭の味わいをぜひ比べてみてください。

【DOCG】とは？

D.O.C.G.とは、デノミナツィオーネ・ディ・オリジネ・コントロッラータ・エ・ガランティータ（Denominazione di Origine Controllata e Garantita）の略で、イタリアワインの格付けにおいて最上位の等級のことです。

イタリアでもフランス同様に4段階のワインの格付けがあり、ピラミッド型のようになっており、最上位に認定されているワインが少なく、下の等級になるにつれて認定されているワインが多くなっています。

その格付けで最上位に位置する高品質なワインがD.O.C.G.ワインです。

D.O.C.G.に認定されているのは2019年8月時点でD.O.C.G.は76銘柄となっています。

最上位から順に

１．D.O.C.G.（デノミナツィオーネ・ディ・オリジネ・コントロッラータ・エ・ガランティータ / Denominazione di Origine Controllata e Garantita）
２．D.O.C.（デノミナツィオーネ・ディ・オリジネ・コントロッラータ / Denominazione di Origine Controllata）
３．I.G.T.（ヴィーノ・ダ・ターヴォラ・インディカツィオーネ・ジェオグラフィカ・ティピカ / Vino a Indicazione Geografica Protetta）
４．VdT（ヴィーノ・ダ・ターヴォラ / Vino da Tavola）

ビオ（オーガニック）ワイン認証とは？

実行者紹介

イノモンとお客様、そして生産者は、より安全で美味しいワインや製品を生産し続けるための大切なパートナーと考えています。そんな生産者たちと、ワインを飲む世界中の多くの人を繋ぐのがイノモンです。

私たちは世界中にワインの情熱を運びます。

フラビオ・モンティセロは、イタリアでワイナリーを視察し厳選・開拓しています。出張で日本に多く滞在していくうちに日本にほれ込んだ、イタリアのコンピュータ・エンジニアです。

井上賀友（イノウエ・ヨシトモ）は、日本人アーティストです。

地理的に遠い２つの国ですが、健康的な食べ物の楽しみ方や食文化のあり方は非常に近いものがあります。

イノモンは、オーガニック製品を厳選し、最終的に消費者の皆様の健康に貢献します。そして、ご購入頂いたお金は、次の年のより健康でおいしいブドウを作るために生産者に還元され、より良い環境へと進めて参ります。

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お陰様で、MAKUAKE第七弾です！ご支援いただきました皆様、誠に有難うございます！

最後までお読みいただきありがとうございます。

さて、いかがでしたでしょうか？

私たちはこの「Makuake」というアタラシイものや体験の応援購入サイトを通じて、日本にお住まいに皆様に、生産者が何年もかけて守り続けた土地で、愛情を込めて作られた、ビオワインについて少しでも知って頂きたいと願っております。

また、これらのビオワインで、皆様の人生のひと時がより一層楽しいものになれば、大変嬉しく思います。

プロジェクトに関する情報
・プロジェクトの属性：輸入商品
・代理店によるサポート：・・・・・代理店による、日本語カスタマー対応
・プロジェクト実行者（国） ：・・・・日本
・製品者（国） ：・・・・イタリア
・製造者（国） ：・・・・イタリア