Fire Cage Frustum とは

新開発したアンダーフレーム構造（国内特許出願済）により、使いやすいディスク型の焚き火台をコンパクトに収納する事が出来ますので、サイクリングやツーリング、トレッキングにオススメです。

本体は鉄板の曲げ加工や溶接、ねじ止めなどは使用せず、構造のシンプルさを追及し、見た目や使い勝手の面でも妥協せず造りこみました。

さまざまな設置方法が選べるため「ソロでも多人数でも」「傾斜地や不整地でも」「調理でも炎の鑑賞でも」色々なシーンで活用出来ます。

利用シーン

Fire Cage Frustumはチェーンで空中に吊り下げる構造となり、先端のフックとチェーンを利用する事でさまざまな設置方法が選べます。

その為、野外環境や持って行く道具に合わせて焚き火スタイルを変化させて楽しむ事が出来ます。

収納時はB4サイズになり持ち運びが簡単で、組立時は直径40㎝のディスク型焚き火台となり、30㎝程度の薪なら切らずにそのまま使う事が出来ます。

1. 地面にペグを打ち込み使用する

傾斜地でもチェーンの長さやペグの打ち込み具合を調整し水平に設置することが出来ます。また、ペグで地面に固定されている為、多少の風や衝撃が加わっても倒れることが有りません。

真ん中の三角五徳にケトルやスキレットを載せて調理することはもちろん、食後には薪をティピー型に組むことで、炎をより美しく鑑賞することが出来ます。

2. トライポッドの脚部に吊り下げて使用する

付属のフックをトライポッドの脚部に接続することが出来ます。ダッチオーブンや飯盒をトライポッドから吊り下げて使用出来ますので、本格的な調理にも使用できます。

3. ポールに吊り下げて使用する

チェーンを上部で1つにまとめ、ポールのフックを利用して空中に吊り下げ、かがり火のように使用する事が出来ます。

4. 三角五徳をスタンドとして使用する

ペグの打てない場所では、付属の三角五徳をスタンドにして設置することが出来ます。オプションの大型五徳を使えばさらに安定して設置することが出来ます。

5. 大型五徳とグリルプレートで調理する

大型五徳を使用すれば、大きな網を置きバーベキューをしたり、複数の調理器具を同時に加熱することが出来ます。

グリルプレートは3枚を別々の鉄板として使用することも、1枚の大きな鉄板に合体させて使用することもできます。

組み立て方法

ペグを使用した基本的な組み立て方を紹介します。

【手順１】3つのフレームを組み合わせます。

【手順２】プレートを1枚ずつ載せていきます。

【手順３】五徳フレームを組み立て、本体フレームに載せます。

【手順４】ペグを設置します。

【手順５】チェーンをペグに通し、フレームに引っ掛けます。

【手順６】完成！！

Q＆A

Q. 収納時はどのくらいのサイズになりますか？

B4ファイルケースに入るサイズとなっています。

Q. ペグは付属しますか？

ペグは付属しません。
ペグを用いて設置する際にはすでにお持ちのものをお使い頂くか別途ご準備ください。

Q. どんな場所まで設置できますか？

ペグが刺さり安定すれば基本的にはどのような場所でも設置出来ます。
ペグが刺さらない場所ではトライポッドやポールに接続して設置したり、付属する三角五徳をスタンドにして設置することも出来ます。

Q. 焚き火台シートは必要ですか？

芝生など燃えやすい環境ではご使用いただくのが望ましいと思われます。
焚き火台シートは付属しませんので必要な場合にはすでにお持ちのものをお使い頂くか別途ご準備ください。

仕様

【商品名】
Fire Cage Frustum（ファイア ケージ フラスタム）

【スタンダードセット 部品】
① 本体フレーム（3本）
② 火床板（3枚）
③ 五徳フレーム標準サイズ（3本）
④ 取付フック＆チェーン（3セット）

【オプション 追加部品】
⑤ 大型五徳フレーム（3本）
⑥ グリルプレート（3枚）

【素材】
本体フレーム・五徳フレーム標準サイズ・取付フック・大型五徳フレーム：ステンレス(SUS304) 厚さ3.0㎜
火床板：ステンレス(SUS304) 厚さ 0.3㎜
グリルプレート：鉄 厚さ 3.2㎜

【本体重量】
700g（下記部品①〜③合計重量）

【火床直径】
40cm

【高さ】
15cm

スケジュール

2021年7月6日 プロジェクト開始
2021年8月22日 プロジェクト終了
2021年9月中旬より 順次発送開始

リターンについて

資金の使い道

リターン制作費用。及び新製品商品化の開発費とさせて頂きます。

開発ストーリー

今までいくつもの焚き火台を使用しましたが、薪の組み方が自由な円形の焚き火台が最も使いやすいと感じていました。
しかしどうしても既製品の円形の焚き火台では収納サイズが大きくなってしまい、パッキング容量に制限があるトレッキングやツーリング、サイクリングでは持っていくことが出来ませんでした。

コンパクトに収納出来る円形の焚き火台が欲しい…そう思ったのが本製品を作るきっかけとなりました。

段ボールやコピー用紙で工作しイメージを膨らませ、ある程度形が見えてきたら設計図に起こし3Dプリンタで印刷、実際に組み合わせみてブラッシュアップし再度印刷、と何度も試作を続けました。

悪条件が当たり前の野外で使用できる焚き火台である事と、製品本体の見栄えや燃え上がる炎の形にもこだわりました。

そんな機能性・デザインを追求した設計となっております。

さまざまな場所に設置ができ、コンパクトに収納可能な円形の焚き火台「Fire Cage Frustum」をぜひお試しください。

実行者紹介

皆さまはじめまして、Tachigoke Labと申します。

幼少期からモノを作ることや分解することが大好きで、キャンプ道具やオートバイの部品を趣味で自作しておりました。

3Dプリンタ・CNCフライス盤など、これまでの知識と経験を活かし設計致しました。

今までにないデザインと機能性を兼ね備えた焚き火台で、少しマニアックな作りとなりましたが、皆さまのキャンプがより楽しく過ごせるよう尽力致します。