■「秦野たばこ祭」とは？

　昭和23年から市民の手で誇りを持って開催されてきた「秦野たばこ祭」。今年で72回目を迎えます。
　豊かな自然に恵まれた秦野は、江戸時代から葉たばこの産地として知られ、優れた栽培技術で「秦野葉」は、薩摩（鹿児島）・水府（茨城）と並んで日本三大銘葉に数えられました。
　秦野発展の礎を築いた、たばこ耕作は昭和59年に幕を閉じましたが、先人たちが注いだ情熱は、この祭りとともに市民の心の中に受け継がれています。耕作の慰労会から出発したたばこ祭りは、秦野市最大のお祭りです。

その中でもメインイベントのひとつであるフロートパレードは５０年以上の歴史があります。

秦野たばこ音頭動画です。

たばこ祭はフロート車から花火・阿波踊り・ジャンボ火起こしなどさまざまなイベントがあります。今回はその中のフロート車をもっと盛り上げていきたい企画です。

■フロート車への想い

このパレードは幼いころから大好きで、毎年お祭りが楽しみでした。普段の町並みがその時だけディズニーランドのような世界になり、ワクワクが止まらなくなります。当時のフロート車は商店街や企業などしか参加しておらず、関わりのない自分は参加する事すら出来ませんでした。それでも大好きな気持ちは変わらず、いつか自分でフロート車を制作してパレードをしたいと思い続けていました。

そして１９９９年に自らチームを立ち上げて毎年参加するようになりました。

しばらく参加し続けましたがですが、２００７年を最後に他のチームの参加者の高齢化や資金不足など多くの理由で廃止されてしまいました。

廃止後生き甲斐をなくしてしまい、秦野市が大嫌いになりました。しかしこのままではいけないと私一人で秦野市中をかけまわり、６年後の２０１３年に復活をさせる事ができました。

■チャレンジしたい事

復活したのは良かったのですが、昔のように２０以上の参加団体や助成金も減り、近年は最高でも参加は４団体。助成金もギリギリ切り詰めて制作できる程度となってしまいました。。。

現在市役所から２５万の助成金をいただいておりますが、ほとんどがトラックのレンタルや機材関係で使わなければならないので、材料費や電飾などに予算を中々まわす事が出来なくなりました。毎年残りの残金を心配しながらハラハラ制作しています。経費を節約する事で得る事ができた技術もありましたが、やはり過去のフロート車と比べるとどれも見劣りしてしまいます。想いだけあっても結局は資金もないと想いを形にする事は出来ないのだと、大きな壁にぶつかりました。。

そこで今回目標として、廃止前は１団体６５万をいただく事ができましたので、今の助成金＋４０万＋Makuake手数料などを差し引いた金額５０万円を集め、昔のような華やかなフロート車が制作出来ればいいなと思い、今回募集をさせていただきました。

■「第72回秦野たばこ祭」について

今年は、２０１９年9月２８日(土)〜２９日(日)に開催されます。

最寄り駅は小田急線「秦野駅」下車

パレードは２９日の１７時よりイオンをスタートします。パレードコースはYouTube「がっきーちゃんねる」【秦野たばこ祭】フロート車 パレードルートを走る。で、公開中です！https://youtu.be/t5v81NHkgQ8

■実行者の紹介

幼いころからフロート車が大好きという想いを持ったまま大人になりました。今でもフロート車を中心に生きていて、仕事も支障がでれば転職するくらいの気持ちで毎年お祭りに参加しています。

８月中頃になると頭の中はパレードの事ばかりになってしまいます。幼かった頃に憧れたフロート車に携わる事ができて今は幸せです。

フロート車をきっかけに出会いもあり、フロート車で協会のフロート車を作り、結婚式もしました。

最初は、一人で始めたプロジェクトも多くの方の協力を得る事ができ、最近ではある映画会社からフロート車を作れる人を探していると、ネットで検索したら私の名前ばかり出てくると言う事で直接連絡をいただけるくらい、フロート車＝私　と言う所迄来たのではないかと思っております。

インタビューしていただいた記事になりますので、ぜひご覧ください。http://www.city.hadano.kanagawa.jp/www/contents/1001000003417/simple/270901.pdf

これからもフロート車の知名度を上げ、いつかは秦野市のエレクロリカルパレードと言われるくらいのパレードにしていきたいと思っています。

幼いころから憧れ続けたフロート車。

初めて見た時の記憶はまだ忘れません。いつもの日常に遠くから楽しい音楽が聞こえてきます。音の流れる方へ向かうと、いつもの街角かた赤いパトランプが点灯してました。そしてそのあとのカラフルで賑やかなパレードが次々とやってきました。それ光景が目に焼き付いたまま大人になり、今ではそのパレードの中心人物となる事ができました。

一度は廃止されたこのパレード。６年後に復活した時にパレード中に街の人々から「やっとお祭りが帰ってきた」と言われたのを今でも忘れません。（パレードが廃止されていた期間は一部の会場でしかお祭りをやっていなかったので、会場迄行けない方にとってはこのパレードこそお祭りでした）

一度は廃止されてしまったパレードですが、そんな秦野市を代表するイベントを廃止させない為にもこれからも自分の人生を掛けて（フロートの為に仕事を辞めてます）続けていきたいと思っています。

今はまずは自分も楽しみ会場も楽しませるという目標ですが、今後は後継者も見つけていき、１００年以上の歴史を作っていきたいと思っていますのでよろしくお願いいたします。

【リスク＆チャレンジ】
・雨天で中止の場合でもお名前の掲示は行います。2019年9月28日～2019年9月29日の開催期間フロート車にお名前を掲載いたします。
・パネル印刷の関係で9/20(金)18:00で名前掲載のリターンは終了となります。それ以降の支援ができなくなりますのでご了承ください。

・YouTubeとフロート車にお名前掲載
・YouTubeとフロート車にお名前掲載と桧グッズ
・YouTubeとフロート車にお名前掲載とLINEスタンプイラスト