徳島県にて花店を営むフラワーショップ慶です。50年前の創業時からアーティフィシャルフラワーを作ってきました。

アーティフィシャルフラワーとは、生花のようにリアルな瑞々しさを表現した造花の一種です。「アート」という言葉が入っている通り生花にはない表現をするのも魅力の一つです。

また、耐久性に優れていて、水や日光もいらなくとても長く楽しむことができます。

私たちが長年取り組んできた「藍染花」はリアルな造形に藍のシックで深みのある美しさを加えたオリジナル作品です。

花に注目していただくために、あえて一輪挿しにし専用の花器とセットにしました。

サイズは２種（大・小）、花種は各サイズ４種類からお選びいただけます。
※藍染めの花器付き

【大】芍薬・椿・ダリア・アルバ
【小】ポピー・フランネルフラワー・百日草・矢車草

1枚1輪を丁寧につくる

アーティフィシャルフラワー（アートフラワー）は1枚の布から作り、０から花を表現し生み出します。さらにそれをアレンジメントし、独特の世界感を演出することができます。

アートフラワーは木綿、絹、ビロード、オーガンジーなど天然繊維を中心に様々な布を使います。実際の花の質感に近い布を選びます。とても細やかな作業で1日に数本しかできません。

例として葉1枚とった作り方をご説明します。
大まかな形状や葉脈をつけるのはオリジナルの型を使います。そこから手ごてをあてるなどの微調整をしてやっと1枚の葉ができます。長年続けてきた結果、葉型は50種ほどあります。

▼葉型のプレス機で1枚ずつ作ります

▼葉が自然な雰囲気になるように手作業で１つずつ仕上げます

商品スペック

小サイズ：幅120mm、奥行き120mm、高さ400mm
大サイズ：幅140mm、奥行き140mm、高さ500mm
※サイズは花の種類により異なります

花素材：灰汁発酵建藍染布（サテン、薄絹、シルク、オーガンジーシール、メルトン）
器素材：桐（阿波藍で染め）

フラワーショップ慶について

フラワーショップ慶は徳島県で1972年に開始し創業50周年になります。本プロジェクトの元となる藍染のアーティフィシャルフラワー「藍染花」は 1975年から47年間創作しています。代表の米川慶子の祖母が1950年代にヨーロッパにいき、日本に帰ってきてアートフラワーを始め、孫であった慶子も家の中で教えてもらっていました。

アーティフィシャルフラワーも日本に広まり、大阪樟蔭女子大学で本格的に習い、そこの先生に「徳島で広めてほしい」と言われ徳島で初めてフラワーデザインスクールを開始したのがフラワーショップ慶の始まりです。

▼「思えば人生の中で、お花のことばかり考えています。」と話す代表の米川慶子

１枚の布から作っていく、０から花を表現する魅力を感じていただければと思って活動しています。

最後に

アーティフィシャルフラワーは一般的な樹脂で作られる造花と美しさが違います。様々な生地やワイヤーで作られたアーティフィシャルフラワーは自分の手で表情を変えることもできます。また藍染も紺色はエアロカラーと言われ空間に馴染む色です。ぜひこの「藍染花」を家の中に取り入れてみて下さい。落ち着きながらも華やかな空間になると思います。ぜひ応援のほどよろしくお願い申し上げます。