おいしく切ることで、あなたの料理はもっとおいしくなります。

あなたのまわりに、笑顔がもっと広がります。

※おいしい切れ味は、第三者機関でも証明済み

ダイヤモンドに次ぐ硬さをもつ超硬合金がよく切れることはわかっていました。しかし、包丁として量産する技術は確立されていませんでした。KISEKI:は、日本で初めて量産化に成功した超硬合金包丁です。（2022年11月1日時点）刀身の素材からデザインまで、まったく新しい包丁を創り出すために、新しい仲間と新しい作り方で、2年間かけて開発されました。

「刻んだ玉ねぎを炒めても、角がきれいに残っている」

「大根が煮崩れしない」

「りんごの切り口が変色しにくい」

「千切りのキャベツがおいしくなった」

おいしく切れる事実に驚いた料理人の皆さんが、KISEKI:の三徳包丁を愛用してくれています。

超硬合金製の刃先は切れ味に優れ、1.2mmの薄さに仕上げられた刀身が、力を入れることなく食材に切れ込んでいきます。組織や繊維を極力傷めないため、切り口は滑らかで舌触りがよく、閉じ込められた水分や旨みが料理をおいしくしてくれるのです。

第三者機関の検査でも、人参は甘く、ローストビーフやマグロは旨味が強く、玉ねぎは苦味が抑えられるという結果が出ています。※数値に0.2以上の差がある場合、95%以上の人が認識できます。AISSY株式会社 味覚センサー「レオ」による分析 ※調理方法や使用する食材、調理環境によって数値は変動します

高級ステンレス包丁よりもよく切れる刃先と摩擦が少ない独自の形状に仕上がった薄い刀身が、食材の組織を極力壊すことなく滑らかに切れ込んでいくため、切り口が美しく、歯応え、舌ざわりが違います。

成分の配合から追求したオリジナルの超硬合金。1本1本の品質のバラつきを限りなくゼロに近づける1000分の1ミリの精度。人を幸せにする調理道具にふさわしいデザイン。2年の歳月と100を超える試作の末に、KISEKI:は誕生したのです。

ニッケルとタングステンカーバイドの比率を見直して、KISEKI:のために造られた超硬合金「KS111」は、わずか１.2mmという薄さに研ぎ上げられ、錆びにくく、驚きの切れ味が長く続きます。

木柄には地元岐阜県産のミズナラ・ヤマザクラ・ブナを採用。自社工場で、手作業では不可能な3D加工をしたあと、手触り・色を生かし変色・老朽化を遅らせるウレタン塗装を施しました。耐水性・耐摩耗性にも優れています。

加工が難しい超硬合金製の刀身と手に馴染む木柄の接合に従来の金属製の口輪や鋲は使えないため、高級サバイバルナイフに用いられるガラス繊維入り樹脂製の口輪を開発。特許２件・意匠１件（出願済）の高度で独創的な技術が注がれています。手触りと持ち味を高めるため、表面にはシボ加工を施しました。

KISEKI:を愛用してくださっている料理人が、そっと教えてくれました。「この包丁を使うと、食べてくれる人のために、ひと手間かけたくなるんです」と。包丁は、「よく切れる」で歩みを止めてはいけないのですね。作る人の気持ちを材料に伝えられる道具であるために、使いやすく、長く愛される包丁を目指して、これからも改良を重ねていきます。

KISEKI:は、「新しい刃物のあり方」を考えるブランドです。

三徳包丁からはじまる「おいしく切れる」道具たちと、その先にある豊かな文化を提案していきます。

メイドイン関の誇りを胸に、世界中にまったく新しい刃物の体験とおいしい記憶、

自然の恵みへの感謝を届けます。

例えばオーナー様が大切な方にKISEKI:製品をお譲りいただいても、包丁に命がある限り、わたしたちのサポートはつづきます。お使いいただく方の愛情に、KISEKI:はこたえつづけます。

ご自身で包丁を研ぐ方も、研がない方も、プロの手で研ぎ直してほしいときが来たら、購入時のパッケージに包んで、生まれ故郷の関の工場へ「里帰り」させてください。あなたを驚かせた最初の「おいしい切れ味」にして、お返しいたします。※刀身の形を修正する必要がある「大きな刃こぼれ」や「欠け」がある場合は、標準修理料金（2,200 円税込／1丁）に修正の程度に応じた追加料金を加算させていただきます。

関を流れる長良川のほとりで、126年に渡ってあらゆる刃物をつくってきた福田刃物工業株式会社。どんな刃物でも作る自信があった福田のエンジニアたちにも、作ったことがないものがありました。それが、包丁だったのです。

「よく切れる」「切れ味がつづく」

相反するふたつの理想を叶える包丁を、我々の手で作りたい。周りを見渡すと、技術もやる気もある仲間たちが揃っていることに気づきました。挑戦するなら、いまだ。工場の片隅で、「包丁で、おいしさの革命をおこす」プロジェクトが静かにはじまりました。

超硬合金の硬さは比類のない切れ味をもたらす一方で、加工がとても難しく、職人による伝統的な製法では包丁に仕上げることができません。福田は、これまでも超硬合金と向き合ってきましたが、工業用刃物の会社には包丁にする発想がなかったのです。

新しい挑戦こそが、仕事のエンジン。

刃渡り５mを越す「大きい刃物」を得意とする福田刃物工業のエンジニアたちの、わずか十数センチの包丁づくりの挑戦がはじまりました。

日本刀同様に種類の異なる金属をろう付する際に生じる「歪取（ひずみとり）」はいまだに人の手でしか行えない工程ですが、その技術を継承するエンジニアたちがいることも福田刃物工業の財産です。年間1万件に及ぶ全てオーダーメイドとなる依頼には、必ず一つひとつに課題があり、克服するための創意工夫を重ね、人を育ててきました。超硬合金包丁づくりと向き合えるのは、126年間あらゆる刃物づくりを経験した自分たちしかいない。エンジニアたちは、そう信じて疑わなかったのです。

ニッケルとタングステンカーバイドの比率を見直して、KISEKI:のために造られた厚さ2mmの超硬合金「KS111」を、熱で変形変質させないようにワイヤーカット（ワイヤー放電加工）で10時間かけて刀身の形に切り出しています。高圧のプレスで包丁の形に打ち抜くと割れてしまい、レーザーによる切り抜きでは求める精度が出せないからです。

切り出された包丁の形をした超硬合金は、まだ刃物ではありません。職人が長い修行の過程で失敗作の山を生むように、エンジニアが高価な超硬合金のゴミを大量に生み出した末に得た門外不出のデータ。そのデータを使って一枚ずつ研磨機で両面約30分かけて正確に研ぐことで「おいしく切れる」刃つけが施されて刃物になるのです。ユーザーに届けるすべての包丁が、同じ品質であること。それが、福田刃物工業のエンジニアたちの誇りです。

エンジニアたちが関の片隅ではじめた挑戦に、関・岐阜の仲間たちが力を貸してくれました。おいしさと真剣に向き合う料理人の皆さんが、その輪に入ってくれました。あなたの声が加われば、包丁はもっとおいしくなります。

KISEKI:の挑戦を、応援してください。

Credit

Distributor：福田刃物工業株式会社

Product Design：本田敬 ［Design Studio CRAC］

Creative Direction, Copywriting：都築徹 ［TRUE］

Art Direction, Design：横山尚季、近藤沙江 ［DESIGN PERSON］

超硬合金[KS111]開発・生産：日本特殊合金株式会社

木材調達：株式会社飛騨の森でクマは踊る

おいしく切れる包丁の周りには、笑顔が絶えません。お店の開店、ご結婚、一人暮らしの準備など、大切なひとの門出に、「人生を切り開く」KISEKI:を贈りませんか。

包丁は、大切にしてくれるあなたの気持ちにこたえてくれます。超硬合金包丁KISEKI:専用のダイヤモンド砥石で、ときどき研いであげてください。研いでいるうちに、心も整ってくるから不思議です。

Q1: KISEKI:を簡易シャープナーで研ぐことはできますか？

KISEKI:はセラミック包丁用シャープナーでも研ぐことができますが、超硬合金という非常に硬い素材を使用しているため、本来の切れ味は再現できません。研ぎ直しサービス「里帰り」（2023年３月サービス開始予定）をご利用いただくか、ダイヤモンド砥石（KISEKI:専用砥石2023年３月発売予定）で研ぐことをお勧めいたします。

Q2:食洗機で洗えますか？

1本1本削り出されたミズナラ・ヤマザクラ・ブナの木柄が、「食洗機は避けてほしい」と言っています。

Q3:製品の保証はありますか？

1日でも長く使いつづけていただけるよう、すべての製品に「KISEKI:のサポート」（1年間製品保証+一生修理保証）をお付けしています。

1年間製品保証：購入から1年間に製品不良・弊社側の責任により故障を生じた場合、無償修理・交換します。（製品調査が必要となります。ご了承ください。）

一生修理保証：修理ができなくなるまで、オーナー様が変わっても、何度でもお直しします。（有償）

Q4:素材の特徴を教えてください。

刀身：超硬合金製。ダイヤモンドに次ぐ硬さがあり、ステンレスよりも硬く、セラミックよりも欠けにくいのが特徴です。

柄：岐阜県産の天然木を使用。ウレタン樹脂の塗装をすることで、耐久性・耐水性を強化しています。

口輪：高級サバイバルナイフに用いられるガラス繊維入り樹脂を採用。お手入れのしやすさと上質な風合いが特徴です。

Q5:使用上の注意はありますか？

折れ・刃こぼれ・刃欠けを防ぐため、

冷凍食品、氷、骨付きの肉・魚、カニ、カボチャ、乾燥した餅等の硬い食材には使用しないようにしてください。

シンクや床に落下させて刃に強い衝撃を与えないようご注意ください。

叩き切る・刃をこじるような使い方はしないでください。

木製・プラスチック製等の柔らかいまな板をお勧めします。

Q6:購入後の修理や問い合わせ先を教えてください。

商品付属の取扱説明書記載の問い合わせ先、またはブランドホームページよりお問い合わせください。購入前のご相談、お手入れの仕方、修理についてなど、KISEKI:に関わるすべてをサポートいたします。

KISEKI:サポートデスク

お電話：090-1602-9884（月～金 10:00～12:00、13:00～17:00）

ブランドホームページ

https://kiseki-products.jp/