↑出典：香美市ＨＰ

プロジェクト概要

高知県香美（かみ）市に、ふさなり生産組合という『香る稲＝ふさなり』を生産する組合があります。この「ふさなり」は、植物学者が標本として遺したものを育てたもので学術的にも貴重な香り米です。

古くは、日本書紀（日本最古の歴史書）にまで登場する（三重県熊野地域）「花の窟神社」。この神社周辺で育てられていたのが「ふさなり」という名の香り米です。
その昔、高知の四万十（しまんと）の百姓がお伊勢・熊野詣での折に奉納返しとして「ふさなり」を四万十に持ち帰り、山奥で大切に育てていたそうです。
日本の植物学の父といわれる「牧野富太郎」の１番弟子とされる竹田功が、地元四万十の農業学校で教鞭をとる傍ら、地元の植物を調査している時に、この香り米「ふさなり」が奇跡的に生き残っているのを発見し、学術用の標本として保存していたそうです。その学術用標本を種籾に使って生産を開始し復活させたのが、この「ふさなり」プロジェクトです。
半世紀の空白期間を経て復活した、香り米「ふさなり」に歴史のロマンを感じて味わってみませんか？

プロジェクト詳細

プロジェクトの魅力や特徴は何といっても「奈良時代の米の原種であり、香り米でもある水稲」を令和の現在、ご家庭で楽しめる事です。
古くは神事に使われ、香りを奉納していた「神様の米＝神饌米（しんせんまい）」の香りと味を蘇らせた復活プロジェクトです。

利用シーン / 利用方法

販売する米は、通常の白米として精米されています。そのため、米は通常の米同様に洗米した後に家庭にある炊飯器や土鍋を使って炊飯します。

通常の食用として楽しむのもよし。めでたい席で頂くのもよし。部屋中に甘いポップコーンのような香りが広がります。

仕様

品種：うるち米１００％

精米後出荷いたします。
玄米での出荷はしておりません。
種籾の提供や販売もしておりません。

スケジュール

２０２０年産ふさなりは、「豊作」との連絡が入っています。
１０月中は刈り取りと、刈り取った米の乾燥となります。
出荷はマクアケプロジェクト終了後、順次出荷と致します。

リターンについて

■■■米を消費してサポート■■■
１．精米した「ふさなり」【新米２ｋｇ】２ｋｇx１袋 お試し用
２．精米した「ふさなり」【新米２ｋｇ】２ｋｇx２袋 ご家族・パーティー用
３．精米した「ふさなり」【新米３０ｋｇ】３０ｋｇx１袋

■■■米を30㎏消費してサポートし、更に大きくサポート■■■
４．年間のサポート 、【新米３０ｋｇ】 ３０ｋｇｘ１袋
年間スポンサーとして希望の名前でHPに掲載

■■■サポーター認定を受け、サポーター自身もプロモーション活動に参加■■■
５．サポーター認定書の発行
認定書を発行されたサポーターは、ご自身の営業店舗ならびにイベント、自社ホームーページなどでサポーターであることを告知できます。また、ふさなりを使った食材（おにぎり・定食等）提供する際に、その食材に「ふさなり」を使用している事をＰＲできます。その際には、ふさなり生産組合のホームページ内にある記述や写真を引用することが可能です。

５種のリターンとなります。

資金の使い道

ふさなりを販売した代金ならびに年間スポンサーは、ふさなり生産組合の来年の活動資金として大切に使用させていただきます。

実行者紹介

ふさなり生産組合
高知県香美市谷相に住む、地元農家の有志です。