プロジェクト実行者
プロフィールストーリー
高齢者に対する「オレオレ詐欺」、「押売り・押買い」、さらに最近では「アポ電」が社会問題化しており「アポ電」は殺人事件にまで発展しています。 これら特殊詐欺被害を減らすため、特殊詐欺を自動検知するCloud(サーバー)型「特殊詐欺検知サービス」を提供する準備を進めています。 本サービスの特徴は、独自の「会話自動判定AI 」により特殊詐欺の新しい手口にも柔軟に追従できることにあります。 本サービス開始に先立ち、まずは現場での実証実験を行うことで、より現場に密着したお役立ちが出来るサービスとなるよう、本クラウドファンディングで検証を行うと同時に、「特殊詐欺検知サービス」の中核である「会話自動判定AI 」の学習(ディープラーニング)を並行して実施いたしたく考えています。
はじめに
Future Trek の吉村と申します。 当社では医療福祉機器開発・自動車関連機器開発・電力関連機器開発を主な柱として研究開発を行っています。 高齢者向けの「⾒守りシステム」を開発中、オレオレ詐欺・押売り・押買いといった特殊詐欺の被害を防ぎたい。 というニーズの⼤きさに驚き、この沢山の声にお応えすることが当社の使命であると考えました。 九州工業大学との協力により、特殊詐欺実行の際に交わされる会話内容を、独自の「会話自動判定AI 」で自動判定する研究を進め、AI の精度向上に日々取り組んでいるところです。
熱い思い
内閣府の「高齢社会白書」によれば、2017年10月1日時点で日本の総人口に占める
65歳以上人口の割合(高齢化率)は27.7%であり、今なお高齢化が急速に進んでいます。
これに伴い一人暮らしをする高齢者の人口も増加しているため、孤独死などが社会問題となってきています。
このような高齢者は認知症などが進行していたり、日中自宅で過ごす時間が長いため振り込め詐欺や悪質商法のターゲットになりやすい状況にあります。
政府広報オンラインの情報によると、2017年の特殊詐欺の認知件数は18,212件(前年比+4,058件、+28.7%)で、被害額は394.7億円。 1件当たりの被害額は平均229.0万円。 被害件数は毎年増加しており、高水準で推移しています。特に高齢者(65歳以上)の被害件数は13,196件(前年比+2,134件、+19.3%)で、その割合は全体の72.5%と非常に高くなっています。 認知件数とは、警察において把握している被害の件数であるため、被害にも気づいていない、誰にも相談できない、などで、届け出をしていない被害者も含めると、この数字は氷山の一角と考えられています。
このような背景から、自ら助けを求めることのできない高齢者のために、会話音声の内容から、危険な状況に遭遇していないかを自動的に判別し、家族など周囲に警告を与える「特殊詐欺検知サービス」が必要とされています。
福祉の展示会に「特殊詐欺検知サービス」を参考出展したときのことです。 駆け寄って頂いたみなさんの言葉を、今も忘れてはいません。 「おばあちゃんが被害にあった。悔しくて仕方がない!おばあちゃんが可哀そうで見ていられない!」といったお孫さんの声。 「今まで社会に貢献してきて、今はゆっくり生活している高齢者を狙うなんて卑劣すぎる」といった福祉関係のお仕事の方のお怒りの声。 みなさんから決まって最後にかけられた言葉が、「このサービスいつから開始するの?早く世に出して!」でした。
急ぎ「会話自動判定AI 」の自動判定の精度向上を図り、本研究を実用化することで、悲しい思いをする⾼齢者や悔しい思いをするご家族を無くし、反社会勢力に利用されている若者や普通の主婦なども同時に救いたいと、強く望んでいます。
システムの概要
家庭用電話機に取り付けた「音声センサー」と玄関のコンセントに設置した「音声センサー」が、電話や玄関先での会話を集音しスマートホンを経由してCloud(サーバー)へ転送。 Cloud(サーバー)では、会話内容を独自の「会話自動判定AI 」が自動分析。 会話の内容が危ういと判定すると、あらかじめ登録された家族へ連絡を入れます。
独自の「会話自動判定AI 」がポイント
近年では、電話の通話音声から被害者の過信状態を検出し、オレオレ詐欺を検知する技術も開発されていますが、音声認識を活用した特殊詐欺検知の研究は、いまだ進んでいない現状があります。 音声認識による特殊詐欺検知を実用化できれば、電話によるオレオレ詐欺やアポ電などの詐欺行為に限らず、玄関先での押売りや押買いの検知なども可能となり、より広範囲の詐欺の検知に役立つと考えられます。
このような背景から、「特殊詐欺検知サービス」では、オレオレ詐欺やアポ電や悪質訪問販売・買取で発する特有の会話を検知する、キーワードスポッティング型の音声認識を応用した独自の「会話自動判定AI 」エンジンを中核とした構成としています。
Cloud(サーバー)に搭載した、独自の「会話自動判定AI 」エンジンは、入力された音声会話の文節を品詞分解し、解析することで特殊詐欺であるかを自動判別します。 独自の解析アルゴリズム(秘情報)により、刻々と変化し形を変えていく特殊詐欺にも、柔軟に追従することができます。
スケジュール
クラウドファンディング終了後、約4か月で音声センサーを製造し、2019年10月までに送付を完了。 2019年10月から2020年2月までの約4か月、Cloud(サーバー)と連携した実証実験サービスを実施する予定です。 ※スケジュールは前後することがあります。
実証実験にご参加頂くための準備
2019年10月中旬~2020年2月上旬まで実施予定の実証実験にご参加頂くには、事前の準備が必要となります。3,000円コース/5,000円コースへご支援頂いたみなさまへは、2019年9月中旬~10月上旬に音声モニターを送付させて頂きます。この際、詳しい手順書を同梱させて頂きます。
(1)音声モニター電話機用の設置
(2)音声モニター玄関用の設置
(3)Androidスマートホンに特殊詐欺検知アプリをインストール
音声モニター電話機用や音声モニター玄関用の近く(同じ住居内)で使用します。
注意事項 (ご支援の前に必ずご確認願います)
(1)実証実験にご参加頂くと、自宅家庭用電話や玄関先での実際の会話を、Cloud(サーバー)に送り分析を行わせて頂くことになります。 会話は本検証以外の用途には使用しないとともに、検証終了後は責任をもって消去させて頂きます。
(2)実証実験にご参加頂くと、自動検知時の連絡先メールアドレスをご登録頂くことになります。 メールアドレスは本検証以外の用途には使用しないとともに、検証終了後は責任をもって消去させて頂きます。
(3)実証実験にご参加いただくには、スマートホン(Android Ver11、Ver12)が必要となります。 iOSには対応しておりません。 実証実験においてCloud(サーバー)との通信にかかる費用は、ご支援者さまのご負担となります。 携帯電話会社のパケット利用無制限契約かWi-Fi環境でのご利用をお勧めします。
(4)ご支援者さまへご提供する、音声センサー(電話機用)と音声センサー(玄関用)は、筐体が変更される可能性があります。
(5)状況の変化により、スケジュールは前後することがあります。 ご了承のほどお願いいたします。
(6)実証実験の期間内に、AI学習(ディープラーニング)で自動判定精度の向上を図っていきます。 このため実証実験開始当初は、判定精度が伴わないことが予想されます。 また、計画している実証実験の期間終了後、目標とした「会話自動判定AI」の効果が得られないこともありえます。 実験結果をご報告する中で正確にお伝えさせて頂きます。
九州⼯業⼤学と協力して進めている、独自の「会話自動判定AI 」を最終完成に導くには、多くの⽣きた会話によるさらなる学習が必要です。 クラウドファンディングのお⼒をお借りして、そしてみなさまのお⼒をお借りして、実証実験を重ねAI学習を重ねることで「会話自動判定AI」を成長させ、⽅⾔にも対応できるAIに仕上げたい。 という強い思いから、クラウドファンディングに辿りつきました。
音声センサー、スマートホンアプリ、Cloud(サーバー)の構築、および「会話自動判定AI 」エンジンの学習の費用に、充てさせていただきます。 赤枠で囲んだ部分が対象です。
Future Trek 株式会社は、電気、ソフトウエア、要素研究開発、サーバーサービス、それぞれの道を深く経験したプロが集合したベンチャー企業です。 日々研究に邁進している九州工業大学の皆さんと力を合わせ、本プロジェクトを成功に導いてまいります。
サポーターからの応援コメント
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このプロジェクトはAll in型です。目標金額の達成に関わらず、プロジェクト終了日の2019年04月25日までに支払いを完了した時点で、応援購入が成立します。
円(税込)
1,000実証実験の経過・結果をご報告
特殊詐欺(オレオレ詐欺や押売りや押買いなど)の被害から社会的弱者を守るため、独自の「会話自動判定AI 」で特殊詐欺の自動判定をおこなう実証実験を、2019年10月中旬~2020年2月上旬まで実施します。この実験経過・結果をご報告させて頂きます。
ご報告は、実験開始時、節目での進捗連絡と実証実験終了後の結果ご報告を予定しています。ご報告はMakuakeのメッセージ機能にて実施します。
・2019年5月中旬 :音声センサー製造、
スマホアプリ構築、Cloud構築 開始連絡
・2019年9月中旬 :音声センサー送付開始連絡
・2019年10月中旬:実証実験開始連絡
・2020年2月上旬 :実証実験終了連絡
・2020年3月中旬 :実証実験結果ご報告
※本文の<注意事項>を確認のうえ、ご支援お願いします。
※音声モニターは送付いたしませんので、ご注意ください。
のサポーター
2020年03月末までにお届け予定
円(税込)
3,000実証実験にご参加(音声モニター1個進呈)
特殊詐欺(オレオレ詐欺や押売りや押買いなど)の被害から社会的弱者を守るため、独自の「会話自動判定AI 」で特殊詐欺の自動判定をおこなう実証実験を、2019年10月中旬~2020年2月上旬まで実施します。この実験結果をご報告させて頂きます。
ご報告は、節目での進捗連絡と実証実験終了後の結果ご報告を予定しています。ご報告はMakuakeのメッセージ機能にて実施します。
・2019年5月中旬 :音声センサー製造、
スマホアプリ構築、Cloud構築 開始連絡
・2019年9月中旬 :音声センサー送付開始連絡
・2019年10月中旬:実証実験開始連絡
・2020年2月上旬 :実証実験終了連絡
・2020年3月中旬 :実証実験結果ご報告
さらに、実証実験で使用する製品(音声モニター電話機用、もしくは音声モニター玄関用)何れかを進呈(選択は、弊社にて行います)し、実証実験の期間中、特殊詐欺検知サービスを受けることができます。実証実験終了後、ご利用頂いた製品(音声モニター)の返却は不要です。
※本文の<注意事項>を確認のうえ、ご支援お願いします。
のサポーター
2019年10月末までにお届け予定
円(税込)
5,000実証実験にご参加(音声モニター2個進呈)
特殊詐欺(オレオレ詐欺や押売りや押買いなど)の被害から社会的弱者を守るため、独自の「会話自動判定AI 」で特殊詐欺の自動判定をおこなう実証実験を、2019年10月中旬~2020年2月上旬まで実施します。この実験結果をご報告させて頂きます。
ご報告は、節目での進捗連絡と実証実験終了後の結果ご報告を予定しています。ご報告はMakuakeのメッセージ機能にて実施します。
・2019年5月中旬 :音声センサー製造、
スマホアプリ構築、Cloud構築 開始連絡
・2019年9月中旬 :音声センサー送付開始連絡
・2019年10月中旬:実証実験開始連絡
・2020年2月上旬 :実証実験終了連絡
・2020年3月中旬 :実証実験結果ご報告
さらに、実証実験で使用する製品(音声モニター電話機用と音声モニター玄関用)をそれぞれ1個進呈し、実証実験の期間中、特殊詐欺検知サービスを受けることができます。実証実験終了後、ご利用頂いた製品(音声モニター)の返却は不要です。
※本文の<注意事項>を確認のうえ、ご支援お願いします。
のサポーター
2019年10月末までにお届け予定
「Makuake(マクアケ)」は、実行者の想いを応援購入によって実現するアタラシイものやサービスのプラットフォームです。このページは、 社会貢献カテゴリの 「特殊詐欺を自動検知する「特殊詐欺検知サービス」の実証実験を行います!」プロジェクト詳細ページです。